AirStream
(Freeware)
おすすめ度★★★
OS10.4Tiger対応
AirMac(に限らないだろうけど)の無線LANの受かりの状況を表示するアプリ。
自宅でAirMac+AirMacExpressでネットワークを作っている。
これは便利なのだが、どの個体にどれくらいの品質でつながっているか気になることもある。
気にしてもしょうがないのだが。
これを入れてみてわかったことは結構ノイズのレベルが高くて時々接続品質が規定よりも下回ることもあるということだ。近所に数軒無線LANを入れている家があるようだが、そのうちのどこかが同じような帯域を使っているようだ。
パスワードがかかっていないところもあるのでそこに入って調べてみたい気もするが、それは違法行為なのでやってはいけない。
そういうことがわかるので接続品質を知りたいという時に使ってみるのもいいかも知れない。
<追記>
この作者さんは最近作品を大幅に整理してしまったようで、当サイトで取り上げていたアプリのいくつかがもう作者サイトでは入手できない。開発も完全に終了ということらしい。残念だが作者さんもこのアプリの存在意義を感じなくなったということなのかもしれない。
AirStreamは接続先のAirMacのMACアドレス(機器に固有のアドレス)
ネットワーク名接続のレベルなどを表示するアプリ
モニター画面だけでなくAirMac設定アシスタントなどもメニューから呼び出せる
接続が不安定になった時に好みの警告音などで知らせる機能もある
またステータスはドックアイコンにも表示できる
Salute
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
これはスクリーンセーバを立ち上げる時にホットコーナーの替わりにコマンド+control+deleteキーを使うようにするという単機能のアプリ。
それだけだが、案外便利かも知れない。
Macの前をちょっと離れる時の物理的なセキュリティとして、スクリーンセーバから抜ける時にパスワードを要求される設定にしている人は多いと思う。
これなんかありものの機能で簡単にスクリーンロックを実現しているわけだ。
私の場合ホットコーナーを設定してマウスポインタが画面右下端にきたらスクリーンセーバが起動するようにしている。
これでデスクを離れる時に一発でスクリーンロックがかけられて便利なのだが、ちょっと問題がある。
右隅下のコーナーが一番誤操作が少ないと思うからここにホットコーナーを設定した。
しかしそれでもつい右下にマウスポインタが行ってしまう時がある。
ポインタを見失っている時とかだ。
そうするとすぐにスクリーンセーバに落ちて、そこから抜けるのにいちいちパスワードを要求されるという結構間抜けなシチュエーションが結構ある。
そこでホットコーナーの使用をやめてこのアプリを起動すれば良い。
コマンド+control+deleteキーを叩くとキャプチャーのようなタブが出るが、気にしないでenterキーを叩けば良い。
それでスクリーンセーバが立ち上がる。
ホットコーナーよりもワンキー操作が増えるが、とにかく良いのが誤操作が無くなるということだ。
何しろ
コマンド+control+deleteキー
なんていうバルカンピンチのようなキー操作は他の操作と間違えるはずが無い。
このアプリ自体が非常に小さいのでメモリー領域も食わないし、常駐させてもCPUへの負担もゼロに近い。だからログイン項目に入れても良いくらいだと思うが終了したい時には、このバルカンピンチのようなホットキーで現れるタブからterminalかアクティビティモニタを開けば良い。
ここからSaluteのプロセスを終了する。
terminalの場合はコマンドは
kill Salute
だけでいけるはずだ。
Saluteはホットキーでスクリンセーバを一発起動する常駐アプリ
セーバの設定でスクリーンロックをかけている人には重宝する
Doze
(Freeware)
おすすめ度★★★
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
これを起動している間は、システムがスリープに入らないというアプリ。
スリープに入りかけると何かの自動機能が動いて、スリープを解除するという仕組みになっているらしい。
いちいちシステム環境設定ペインを開いてスリープしない設定に変更しなくてもこれを起動すればスリープしないし、このDozeを終了すればまた元通りスリープするようになるということだ。
それでこれが何の役に立つかというとやはり何か大きなファイルのダウンロードとか、途中で止めたくない作業をしている時だろう。
今はブロードバンドの時代だからメガ単位のファイルなら数十秒で落ちてしまうが、ギガ単位になるとそうもいかない。
そういう時に寝てる間に勝手に落としておいてくれれば良いのだが、朝起きたらスリープに入っていて夕べの作業がリジュームで立ち上がるのを見ると舌打ちしてしまう。
そういうことを防ぐにはお手軽で良いと思う。
Dozeはシステム環境設定ペインを開くこと無くスリープをしないようにできる
起動中はスリープを阻止するし、終了すれば簡単にもとのスリープする設定に戻る
そのインディケータはこのドックアイコンということになる
ShadowKiller
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
かつてパロアルト研究所がウインドウとアイコンを発明した時には、その描画の方法はほとんどセルアニメと一緒でアウトラインの輪郭線を描画することでウインドウやアイコンを表現していた。
そのインターフェイスを取り入れたMacやさらにMacフォロアーのWindowsも基本的にはパロアルトと同じ描画方法だった。
しかしMacOSのどれかのバージョンから輪郭線の濃淡で陰を表現して、フェイスを立体的に表現することが始まった。
最初は単に太い描画線と細いものを使い分ける程度のグラフィックだったが、OSXから実際に陰をグラフィックのプロセスで描くようになり、そのためについにパロアルト以来の輪郭線は廃止されることになりグラフィックはますますリアルになった。
リアルなのは結構だがその描画のためにどれほどハードのリソースを消費するのかというのがOSX導入当時には結構不安だった。OS9と比べるとOSXのグラフィックは明らかに重たそうだったからだ。
しかし結論からいうとこのグラフィックそのものはそんなに大きな負担になっていない。
特にTiger以降ではこの陰の描画はシステムとは違うパートに分担しているので、この描画が多くなったにもかかわらずグラフィックのシステムにかける負担は逆に小さくなっている。
それ自体は良いのだが、やはりGPUやグラフィクのキャッシュ、メモリが貧弱な旧式機の場合は、こういうシャドウの描画が負担になることは考えられる。
このアプリはそういう旧型機でもOSXをサクサク動かす目的で、この陰の描画を禁止するというアプリだ。
使い方は実に簡単で一回起動すると、陰は出なくなる。もう一度起動するともとに戻るという調子だ。
それで実際陰を描画しないことで、どれほどシステムがきびきび動くようになったかというとiBookG4+OS10.4.6という環境では全く体感できない。
これはもっと旧式機でテストしないと効果が解らないようだ。
しかし陰が無くなったデスクトップというのもちょっと新鮮だ。
既述のとおりウインドウはアウトラインが廃止されているので、いくつもウインドウが重なっている時にはちょっと見づらくなるかも知れない。しかし見た目は確かに軽そうな雰囲気にはなる。
readmeにはメニューバーの陰も消えると書いてあったが、なぜか私の環境ではメニューバーの陰は消えなかった。
それでも面白いんじゃないだろうか。
これだけでも随分雰囲気が変わるので、スキンチェンジマニアにはお勧めだ。
ShadowKillerはこの通りウインドウの陰の描画を消すアプリ
消してみるとOSXのウインドウってアウトラインが無いんだということを再発見する
こういうGrowlの警告ウインドウも・・・
陰を消すとこの通り
実際に動作が軽くなっているかは体感できなかったが、見た目は確かに軽そうだ
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