viエディタの使い方

  1. 起動

    vi [ファイル名 ...]

    指定されたファイルが無い場合は新規作成モードとなる。ファイル名にはワイルドカード('*', '?'など)も使用可能。

  2. モード

    編集モード タイプした文字がそのまま反映される。ただし最近の vi は、編集モードの中で(矢印キーによる)カーソル移動くらいはできるようになった(^_^);。Escでコマンドモードへ戻る。
    コマンドモード 以下に示す各種コマンドが使える。起動直後はこのモード。

  3. コマンドモードにおける各種コマンド

    ※各コマンドの前に数字を打つと、その回数分だけ同じ動作を繰り返す。(繰り返しが意味を持たない場合は無視される‥‥と思う(^_^);)

    終了キー :qセーブせずに終了
    :q!変更した行もセーブせずに終了
    :wセーブするが終了しない。
    :wqセーブして終了
    編集モードへ移るためのキー i現在のカーソル位置から挿入。
    R現在のカーソル位置から置換。
    A現在行の末尾に追加。
    O現在行の前に行挿入。
    o現在行の次に行挿入。
    カーソル移動キー h(←)
    j(↓)
    k(↑)
    l(→)
    0行頭へ
    $行末へ
    [Enter]次の行の先頭へ
    w次の単語へ
    b前の単語へ
    ctrl + f次画面へ
    ctrl + b前画面へ
    1G文頭へ
    G文末へ
    nnGnn行目へ
    変更キー
    x1文字削除
    dd1行削除(カット)
    cw(Change Word)1語変更
    c$カーソル位置から行末まで変更
    dw(Delete Word)1語削除
    d$カーソル位置から行末まで削除
    検索 /正規表現前方検索
    ?正規表現後方検索
    n次の候補
    N前の候補
    置き換え :1,$s/正規表現/置き換え文字列/g 文書内の全ての「正規表現」を「置き換え文字列」に置換
    カット/コピー&ペースト yy1行コピー
    dd1行カット
    pペースト(張り付け)
    その他 .(ドット)直前の変更操作の繰り返し
    u直前の変更操作の取り消し(何回でも戻れる)
    :r xxxファイル xxx の内容を次の行に挿入
    :r! xxxOSの xxx コマンドを実行し、
    その結果を次の行にに挿入。
    :h日本語マニュアルを表示


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