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OSXでよく使うアプリケーション12-6

インターネットユーティリティ/Web Communicator, News Gatherer



Nvu

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応Windows2000~XP対応

これはあのLindowsでお騒がせのLinspireが立ち上げたオープンソースのhtmlレンダリングアプリ。
早い話が、ホームページ作成ソフトだ。

ホームページ作成ソフトというのは数々あるが、Mozillaと同じレンダリングエンジンを使っているのでタグについては一番間違いないアプリだといえる。
何よりもフリーウエアとして利用できるホームページ作成ソフトの中では、多分一番高機能で使えるアプリだと思う。

入力はまさにワープロ感覚だし、WYSIWYG(What You See Is What You Get つまり画面に表示されたままの出力がえられるという意味)を実現したと謳っているだけあって、レイアウトなどかなり細かいことができそうだ。

もともとはLinux用のアプリとして開発されたが、MacOSXに移植され今回はWindowsXPにも対応したことから大部分のパソコンユーザに利用できるアプリになった。





Nvuは早い話がホームページ作成ソフト
Mozilla家の血筋のなかなか由緒正しいタグを生成してくれる





Getter1

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応Windows2000~XP対応

これは高速ダウンローダ。
こういう趣旨のアプリは結構沢山あるしそのうちのいくつかを試してみたが、
このGetter1は使う値打ちがあると思う。

ダウンロードしたいファイルのURLをURLウインドウかフローティングのドロップウィンドウにドラッグするだけで準備は完了、あとはダウンロードボタンをクリックするだけでファイルを分割して一気に落としはじめる。

最近はアプリでも大物が多いのでDSL環境でもダウンロードに結構時間がかかるというものが増えている。ファイルの大きさがさほどでなくても途中の経路か、相手のサーバの環境が高速環境でないためにダウンロードに異常に時間がかかるなんていうことも今でもままある。

そういう時にこのアプリは便利だろう。
一度にひとつのファイルしかダウンロードできないが、ダウンロードウィンドウを新規でいくつも開けば複数のファイルの同時ダウンロードもできる。

これは便利じゃないだろうか。





Getter1はファイルを分割して落とす高速ダウンローダ
4分割すれば単純に考えて4倍の速度だ
相手のサーバが低速環境の時こそ威力を発揮しそうだ




URLの登録はダウンロード先のリンクをドロップするだけ
ダウンロードの単機能に特化したスグレ物のアプリだ





Sherlock

(Bundle)
おすすめ度★★
OS10.2Jaguar対応OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応

このアプリはOS9の目玉アプリのひとつとして登場した。
インターネットの検索アプリとしても、インターナルディスクの検索アプリとしても機能するWindows機のExplorerに匹敵する重要なアプリになるはずだった。

「はずだった」というのは、このアプリを使っている人はもう今ではあまり居ないのではないかという想像からこういう表現になってしまうのだ。

このアプリは毎日定時にディスクをスキャンして、ディスクコンテンツのマップを作るという機能があったが、この機能が不安定でしかも一度スキャンを始めると数時間もかかることから、毎日ディスクマップを作るためにMacを起動しているような本末転倒なことになっていた。
それでこのアプリを殺していた人が多かったのではないだろうか。

OSXになってもこの欠点は「きちんと」引き継がれ、SherlockはApple製の無用の長物ナンバーワンになってしまった。

しかしOS10.2以降ではSherlockのディスクスキャン機能はFinderに移され、これ自体も高速検索が可能になったし、Sherlockのネット検索も最初はアメリカ国内の情報しか取れないというダルさから、世界の情報がいろいろとれるアプリに成長していることはあまり知られていない。

といってもどの情報窓もまずどこの国の情報が欲しいかという選択から始めなくてはいけないので使いにくさは残ってしまった。

結局このアプリはMacの期待される新機能として登場しながらも、iTunesなんかとは対照的に注目されずに消えていくのかもしれない。
今でもweb上にいくつか検索メニューのプラグインはあるが、その開発が盛り上がっているようには見えない。

最初にきちんと使えるように仕上げとかないで、拙速で出した結果ユーザにそっぽ向かれているというアプリの代表ではないだろうか。
もうちょっとなんとかすれば使えるアプリになりそうな気がするのに惜しいことだ。





あまり知られていないことだがSherlockはそれなりに使える
お世辞にも使いやすいアプリだとはいえないが





FetchYaQEx

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応Windows2000~XP対応

これはyahooファイナンスのサイトから株価データを取得するアプリ。

現値と4本値が取得できる。
株式投資は連続的な行為だから現値だけ判っても仕方がない気はするが、自分が買っている株が値上がりをしているのを見るのは気分が良いものだから、そういう役には立つ。

フェイスはMacのバンドルアプリのiSyncとよく似ていて、使い方も同じような感じだ。
ワンクリックで3800銘柄の株価が取得できるし、銘柄データも常に更新されたものがダウンロードできる。
また証券コード順に銘柄が並んでいるので、知りたい銘柄のコードさえ調べておけば見たい情報にはアクセスできる。銘柄名をクリックするとブラウザを起動して銘柄の詳細情報のページに飛べるのも利用者にはいい感じだろう。

ただしこれを使って上がった下がったでばたばたするような株の買い方はお薦めできない。
これはあくまで株を買っているという気分に浸る為のソフトだと考えた方が良い。





FetchYaQExiSync似のフェイスを持った株価情報アプリ
ワンクリックで上場3800銘柄の株価を取得できる




取得した株価データはこのように表示できる
証券コードで探すことができるので扱いは簡単だ












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