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OSXでよく使うアプリケーション8-8

ユーティリティ5〜その他/Utilities/Many other things



VNCThing

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応

以前にVNCを取り上げた時にはビュアーとしてChicken of the VNCVNC_Viewer をテストして紹介した。それぞれに一長一短があったが、もうひとつVNCThingというビュアーもあるというのは当時から知っていた。
知っていたが当時すでに作者サイトはリンク切れで、バイナリを見つけることができなかった。
相変わらず作者サイトは所在不明だが、バイナリのありかだけは見つけることができたので今回は試してみた。

これもなかなか良いと思う。
これは表示はフルスクリーン表示とリアルサイズ表示だけでなく、ウインドウに合わせてデスクトップ全体を縮小表示も選べる。
表示のコントロールはなかなかいいのだが、ショートカットキーが通らないとかCPUにかかる負荷が大きいとか本当に実用で使おうと思うとちょっとためらうような面もある。

接続方法はサーバをブラウズしてくれるようにはなっていないので、接続したいサーバのIPアドレスかホストネームを入力しないといけない。ホストネームを入力する方法は私の環境では成功しなかった。
IPアドレスを入力する時には
10.0.1.1:1
というようにディスプレイナンバーもアドレスの末尾に「:」と一緒に付けてやらないと接続しない。
他のビュアーはディスプレイナンバーを大体設定で決めておくようになっているが、これだけは昔ながらのIPアドレスと一緒にいちいち記述してやらないといけないというスタイルが残っている。 注意点はそれくらいだろうか。






VNCThingの接続画面
ホストをブラウズしてくれるわけでなくIPアドレスなどをて入力する方法だ
その際にディスプレイナンバーも「:」のあとに記述しないといけないのが注意点だ





接続に成功するとこんな感じの表示だ
デスクトップの縮小表示の時のウインドウはいきなり
こんな感じのフルスクリーン表示に近いサイズで
ドックを隠せば実は一番実用性が高いかもしれない
なかなか良いのだがCPUがフルアップするのがちょっといただけない







Real VNC for Windows

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
Windows2000~XP対応

先日のOSXのVNC環境のVine ViewerReal VNC for WindowsをサーバにWindowsをコントロールできるかというテストが遅れていた。
それを今日やってみたが問題なくつながった。
ブラウジングで自動的にホストを探し出すことはできなかったので、IPアドレスを手入力で入れてやらないといけないという違いはあったが、基本的にはMacOSXの接続するのと全く違いなく接続できた。
前述の通りウインドウサイズに合わせてデスクトップの表示を縮小できるというのが、想像以上に便利でこれも手放せないアプリになりそうだ。

これはOSXのアプリではないが、VNCをインストールしたMacユーザはOSXでOSXがリモートコントロールできるだけには留まらないに違いない。
どうせWindowsにもVNCをインストールしてMacでコントロールしたいと考えるはずだからもうここに集録しておく






WindowsホストのReal VNC for Windowsに接続するにはIPアドレスの手入力が必要だ
たぶんWindowsサーバでルーティングしているネットワーク固有の仕様だと思う





接続はあっけなく成功した
ウインドウに合わせてデスクトップを縮小して表示できるので
OSXとWindowsをどんどん切り替えながら操作するような使い方の時に便利だ







KasumiDempa

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応

これはいわゆる無線LANスキャナー。

モバイルなどで、出先でこれを起動しておくと今どういうLANの波が飛んでいるかモニタできる。
(もちろんAirMacカードは必要なわけだが)
それでホットスポットなんかを探す事ができる。

使い方は簡単で、小さいアイコンでアクセスポイントの数を表示するし、その電波の強さも表示されるのでどちらにつなぐのがマージン的に有利かも一目瞭然だ。
セキュリティがかかっているかどうかも鍵アイコンで、表示される。

なかなか楽しいのだが、これを起動して無線LANを探す時には注意した方が良い。
モバイルを手に持ってセキュリティがかかっていない無線LANを探して街中を歩き回るのは違法行為だからだ。
それは立派なハッカー行為なので、捕まれば当然お灸がすえられることになる。





KasumiDempaは無線LANの電波を捕まえるアプリ
システム標準のインターネット接続よりも表示が親切だし得られる情報も多い




そのスキンもいくつか用意されている
これは秋葉系お宅御用達のスキンだ




先ほどのリンゴのスキンではカラーが多い方が電波が強いしこれは髪の毛がたっている方が強い
また鍵アイコンがついているホストはセキュリティがかかっている




ちなみにAirMacを切っているとこういう表示になる
どうってことないけどちょっと笑えた







iCursor

(Freeware)
おすすめ度★★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応

自宅デスクトップにしても、常用しているiBookにしてもそれほど広いモニタを使っているわけではない。
どちらも1024×768というところだ。
それでもよくカーソルを見失うことがある。
ましてや広いモニタを使っている人だったら、カーソルがどこにあるか分からなくなるなんてしょっちゅうあるんじゃないだろうか。

その対策として、DoubleBothMouse Locatorなんかを使っている。
DoubleBothはショートカットキー一発で、クロスラインでカーソルの位置を指し示してくれるし、Mouse Locatorは数分間カーソルが動いていないと、次にカーソルを動かした時にカーソルに「笠」をかけてその位置を示してくれる。

どちらも結構実用的なソフトだが、もうちょっと楽しめるギミックも用意したというのがこのアプリの趣旨じゃないだろうか。

カーソルを動かすたびにミッキーの魔法の杖みたいにフレアをまき散らすというギミックだ。
実用性がどうこういうよりも子供は喜ぶんじゃないだろうか。
フレアは形や色などいろいろ設定できるし、虹色のフレアをランダムにふりまくなんて設定もできる。

楽しいけど結構CPUパワーは食うので大物アプリとは一緒に使わない方がいいかもしれない。





iCursorを起動しているとカーソルがフレアや星などをふりまく
きれいだし楽しいが邪魔でもあるので実用性どうこうより遊びソフトかも












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