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OSXでよく使うアプリケーション9-6

ファイル操作、その他/File operation, Others



AppZapper

(Shareware)
おすすめ度★★★★
OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応

これは文字通りアプリをザッピングするアプリ。
どういうことかというとアプリのアンインストールをドラッグアンドドロップ一発できるということだ。

Macの場合アプリのインストールは基本的には簡単だ。
中にはインストーラを必要とするものもあるが、アプリケーションフォルダなどの好きな場所にドロップするだけでインストールが完了するアプリが大部分だ。
それで起動するだけで.plistファイルなどの設定に関するファイルは自動生成する。
Application SupportやDocumentなどに支援的なファイルを置くアプリもあるが大抵は自動生成するようになっていて、インストールはドロップ一発というのがMacの原則だ。

これはすばらしいが残念ながらアンインストールはインストールと同じように簡単というわけにはいかない。
アプリ本体を削除するだけではアンインストールしたことにならないわけで、上記のようにあちこちにいろいろなファイルやフォルダを自動生成するアプリが多いのでこれも削除しないといけない。
問題はアプリがどこに何を生成するかということがユーザにはわからないことだ。

私個人はOSXに移行してからもうすでに1000に近いアプリをテストしたと思うので、どういうところにアプリが付属品を生成するかというのは大体見当がつくようになってきたが、それでも今でも稀に意表をつかれることもある。
OSXはある意味場所の意味合いがはっきりしているので、慣れてくるとそういうものを探しやすいのだがOS9と比べるとやはり探さなくてはいけないディレクトリの数は多いので、慣れない人には途方に暮れる作業かもしれない。

実は関連ファイル類はアプリの名前を必ずファイル名に入れるとかの約束事があるので、サーチを使うとアンインストールの作業が早いのだが、もっと簡単にアプリ本体をドロップしたら関連ファイルも全部ゴミ箱に移動するというのがこのアプリだ。

だからユーザはアプリをとりあえず試してみて、要らないと思ったら簡単にこのアプリのウィンドウにドロップするだけでいい。それで余計なファイルが溜まっていくことも無くどんどん新しいアプリを試すことができる。
だから「アプリザッパー」というわけだ。
簡単だし良いアイデアではないだろうか。






AppZapperはアプリのアンインストールを簡単にするアプリ
このウィンドウにアプリ本体をドロップするだけで良い





削除されては困るアプリを設定で登録することもできる
もちろんデフォルトでは起動中のアプリは削除できないという設定になっている





ドロップした結果こういうファイルが該当するというリストを表示してくれる
問題なさそうならこのまま実行すればすべてゴミ箱に移動する





ゴミ箱に移動した後でやっぱり戻したくなっても大丈夫だ
ファイルの元の場所がどこだったかちゃんと記録が残っている





DesInstaller

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応

アプリのアンインストールをするアプリ。

これは
"/Library/Receipts/"
に生成される.pkgファイルを読み込んでインストーラであちこちにインストールされたファイルを特定してそれを削除する。
なのでここに.pkgファイルを作るインストーラを使うアプリにのみ対応している。

このインストーラを使うアプリはあちこち突拍子も無いところに関連ファイルや支援スクリプトを挿入したりする。
しかもOSXではアプリの関連ファイルはそのファイル名の一部にオリジンのアプリの名前を入れるという約束事になっているが、こういうインストーラを使って挿入されるファイルはそういう約束事に従っていないケースもママある。
なので検索でアプリの名前を入れて関連ファイルをポイということが気軽にできない場合も多い。

このアプリはそのReceiptsフォルダの中のファイルを読み込んで、挿入されたファイルのパスを表示することができる。
それを元にマニュアルで削除することもできるが、もともとインストーラを使うというのはユーザのアクセス権を越えた場所にファイルを挿入するという意味だからFinderを使ってマニュアルでは作業をしにくい場所が多い。
そこでこのアプリには表示した関連ファイルをワンクリックで削除するボタンも用意された。

ところでOSXはせっかく
"/Library/Receipts/"
にインストールファイルの記録を残しておく仕組みにしたのだから、それを利用してアンインストールもシステム標準でサポートするべきだった。
.plistファイルくらいはいくらゴミが溜まってもシステムに影響は無いが、daemonやStartupitemのような場所に不要なファイルを残しておくのはやはりシステムに余計な負荷をかけるので、それはシステムでできるようにするべきだ。
ところがなぜかAppleはそういうことに無頓着なので、こういうフリーウエアを作っていただいた作者さんには拍手を送りたい。

新着アプリを試そうと思った時に解凍したファイルが.pkgファイルでインストーラが立ち上がるのを見るといつも舌打ちしていたからだ。






DesInstallerはpkgファイルのインストーラで
インストールしてくれるアプリの自動アンインストーラ
削除するべきファイルをこのように表示する





ターゲットのファイルがいくつもある時もこのようにディレクトリ表示する





BatChmod

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応

これはファイル、フォルダなどのアクセス権、所有権を変更するUNIXコマンドchmodをGUIで操作できるようにしたアプリ。

試しにchmodをTerminalでmanしてみると以下のような説明が表示される。


名称
chmod − ファイルのモードを変更する
書式
chmod [−fhv] [−R [−H | −L | −P]] mode file ...

解説
chmod は指定されたファイルのモードを mode で指定したものに変更します。


ところでファイルの所有権アクセス権の変更は「情報を見る」タグを呼び出してFinder上でもやることができる。
しかしこの「情報を見る」メニューは大いに問題があって、一度に数百ものファイルのアクセス権を変更するとなると非常に時間がかかってしまう。
また「内包している項目に適用する」なんていうボタンもあるが、これは単なる飾りでこれをクリックしたからといって下の階層のアクセス権の変更に成功したことが無い。

これは大変困った仕様で、例えば私の場合家族全員にアカウントを割り当ててアルバムの写真などを共有しているのだが、アクセス権の変更が必要になるためにこれがいつも大事になる。
Mac miniをファイルサーバにしてここにアクセスすると誰でも写真を見ることができるようにしているのだが、写真の編集は実際にはiBookでやるためそれをそのままサーバに渡すと私以外は誰も見ることができないアルバムになってしまう。

それで全てのアカウントに閲覧上書きを許可したいのだが(こうしないとプリントができない)その度にアクセス権の変更にかなりの時間を費やすという不便なことになっている。

まさしくそんな作業はTerminalを使ってchmodでやれば良いのだが、写真の閲覧を許可するためにわざわざTerminalを起動するのは面倒だなといつも思ってしまう。

このBatChmodは簡単で良い。
これ自体は使えるアプリだと思うが、それにしてもこのFinderの「情報を見る」メニューのこの不完全なGUI化はいったいどういうことだろう。
Appleはいつまでこういうバグを放置しておくつもりなのだろうか。






BatChmodはファイルのアクセス権、所有権を変更するアプリ
Finderの「情報を見る」メニューと同じくらいお手軽
しかもFinderよりも遥かにちゃんと動く





TrashMaster

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.4Tiger対応

ゴミ箱に住む悪魔のアプリだ。

といっても実体はスクリプトのようだが。
アプリ本体を起動して、ゴミ箱を空にするシチュエーションなどを設定する。
例えば起動時にゴミ箱をカラにするとか、ゴミ箱をカラにするのは一日に一回だけとかそういう設定だ。

また何曜日にゴミ箱をカラにするというようなことも設定できる。

それでアプリ本体を終了させて、付属の.trsmという拡張子がついたファイルをワンクリックするだけでゴミ箱をカラにすることができる。
ちょっとした小物だが案外便利じゃないだろうか。

これをドックに登録しておけば、ドックアイコンをワンクリックするだけでゴミ箱をカラにできる。
私は割と神経質にゴミ箱をカラにする人だが、世の中にはゴミ箱にギガ単位のファイルを置いておく人もいる。そういう人はつい忘れるからゴミ箱をカラにしないわけで、そんなにファイルを貯めておくとさすがに動作が重くなるということも考えられる。
こういう物で自動的にゴミ箱をカラにしておくのは良いんじゃないだろうか。

またホームボリューム以外のゴミ箱もカラにすることができるのが優れている。
複数の起動ボリュームを使う人は、どのゴミ箱をカラにしたか忘れてしまってそういうところに意外に大きなファイルを忘れっぱなしにしているということもあるだろう。
外付けボリュームだって、ゴミ箱に入れるだけでカラにしていないと見えないファイルが溜まっていくわけだ。

これを使って定時にゴミ箱をカラにするというようなことができれば、そういううっかりも無くなる。
小粒ながらなかなか使えるかも知れない。




<追記>
このアプリも作者サイトが大幅に整理されて現在リンク切れになっている。ユニバーサルバイナリ化したものを順次アップするという方針なのかもしれない。このアプリはかなり有用なアプリだったので是非公開を再開されることを希望する。






TrashMaster本体を起動して設定画面を呼び出す
いつどのボリュームのゴミ箱をカラにするか、その時に音を鳴らすか
などかなりきめ細かい設定ができるようになっている





本体と同梱されている.trsmという拡張子がついたファイルを
クリックすると自動的に起動してゴミ箱をカラにする
またログイン項目にこれを登録しておけば起動時に自動的にゴミ箱をクリアする












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