WEのMSKことACR〜STANAGマガジン共用といいながらスチルマグを挿すと生ガスを吹くトラブル修正
同じメーカーの同じモデルのマガジンを交換しても互換性があるはず…と思うのは世の常だし、そう思っておなじWE-Techのガスガンを購入したりすることもあるだろうが思惑通りにいかない場合がある。
WEの場合同じSTANAGマガジンでもSCAR-LやMSK用のPMAGはL85には差さらないということはメーカーのコーションにも明記されている。
ガスルートやボルトストップレバー、BB弾給弾リップの形は共通だからマグウエルの寸法の問題だけだと思うが。
ただ何も明記されていないSCAR-Lに付属してきたスチールカバーマガジンをMSKに挿すと、銃口を下に向けた時にボルトとガスルートパッキン辺りが衝突して止まってしまい、盛大に生ガスを吹くという不快なトラブルが起きる。
ACRとSCARのマガジンは実銃でも完全互換なんだから、同じWE製のガスガンも共用であって欲しかった。
どこがぶつかっているのか詳しく調べたところ、ACR(MSK)のマグウエルが寸法がややガバガバで、PMAGでもマガジンキャッチボタンを押すだけでマガジンが自然落下するアクションを重視したためスチールカバーマガジンを指すとガタが多すぎて衝突が起きることが判明。
アクションよりも互換性の方が大事と思うので、少し修正した。
WEのMSKという架空銃はおそらくRemingtonのライセンスが
クリアできなかったための名前で実際にはRemingtonのACRがモデルになっている
ならばということでMASADAタイプのハンドガードと11.5インチバレル、ケースリフレクター
MagPulタイプのサイトに付け替えてACRとしてリアル化した
フルオートありではあるがどちらかというとBuchmasterのACRの雰囲気かもしれない
付属のPMAGではなくSCARの金属カバーSTANAGマガジンを挿すと
ボルトが止まって生ガスを盛大に吹くという問題が起きた
左からMSK(ACR)のPMAGとL85に付属していたSTANAG、SCAR-Lに付属していたSTANAG
3つともガスルートパッキンや給弾リップの形状、マガジンキャッチの位置など
完全に一致しているので本来は互換性があるはず
マガジンの問題ではなくマグウエルの隙間がガバガバなのが問題なので
マグウエルの入り口・前部分に0.5mmABS板でシムを入れた
マグウエル後端・上部のバブルノッカーの左右横にも
シムを入れてマガジンがガタつかないようにした
STANAGマガジンを入れてもほとんどガタガタしなくなった
もうちょっと追い込みたかったがこれ以上シビアにすると
今度はPMAGタイプのマガジンが挿さらなくなる感じだった
L85にMSKのPMAGが挿さらないのはこのわずかな寸法の差だと思われる
この結果MSK(ACR)はどのタイプのマガジンを入れても快調に動くようになった
ただしPMAGタイプはマガジンリリースボタンを押しても自重落下しなくなった
アクション重視の人はこれはイヤかもしれない
もちろんL85用のマガジンも問題なく挿さって正常動作する
スタンダードなバレルよりこのショートバレルの方が最近は好きになってきた
M4系のテッポがどうしても好きになれない天邪鬼なので
最近SCARやACRばかりで遊んでいる
軽いしコンパクトだしマガジンも互換性確保できたし…
これで無敵!…ゲームやらないけど…
2025年3月12日
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