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半数の人がブラウザの文字サイズを最大にしてwebを見ているそうだ
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子育て中の主婦という母集団に偏りはあるが


半数の人がブラウザの文字サイズを最大にしてwebを見ているそうだ〜子育て中の主婦という母集団に偏りはあるが

Business Media 誠:「ブラウザの文字サイズ最大」が半数以上??家庭用PCという記事を発見。

アンケートの母集団は子育て支援サイトのアンケートなので主婦中心という偏りはあるけど、だからこそ一般の家庭ユーザがどう思っているかというところがクリアに出ていると思う。

それでその結果は家庭では14インチ以上のモニターで見ている人が実に7割を超えるにもかかわらず、ブラウザの文字等級設定を最大にしている人が55%、大きめにしている人と合わせると実に80%の人が設定をいじっているということだ。
これは驚くべき数字だ!
「パソコンの設定はよくわからない」として「買ったままの状態で使っている」というイメージをもたれている一般家庭ユーザが、予想に反して実際にはwebの文字等級には不満を持ち、その設定項目を探し出し8割の人がそれを探し当てて文字サイズを変更し、その設定がよくわからなかった人は2.2%しかいなかったということだ。

このことは何を表しているかというと、80%の人がネットの一般的なサイトの文字が小さ過ぎるという非常に強い不満を感じているということだ。
このことはウチの奥さんからも聞いたことがあるので非常に、一般的な不満なのだと思う。

特に最近個人サイトのほぼ主流になっているブログは字が小さ過ぎると思う。
どこのデフォルトテンプレートも文字の等級が一般的なhtmlサイトよりも小さめになっているし、中にはさらに文字等級指定を下げて文字を小さくしているサイト管理者もいる。
「一体ビジタにサイトを読ませる気があるのか?」と疑問に思う時もある。

ブログの一般的なレイアウトはムダなスペースをなくし、トップページのスクロールしないで見える表示領域にできるだけ主要な情報を盛り込むようにレイアウトされている。
それでカッコ良く見えるようにレイアウトされている。
いきおい情報をできるだけ盛り込み、見た目の印象もすっきりさせるためにどうしても文字の等級を小さめに設定している。
しかしそれが大部分のビジタに支持されていないばかりか、彼らに「文字を最大にして」表示されていたんじゃせっかく工夫したレイアウトも崩れまくって台無しだと思う。

こういう母集団にはもっと内容についてもいろいろ聞いてみたい気がするのだが、これまではネットの仕様はオタクが決めていたが、これからはこういうユーザがターゲットなのだから、
「文字が小さいのが厭なら画面を拡大して見りゃいいだろ」
なんて技術オタクの反論は無意味だと思われる。




2007年9月14日













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