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とっておきの情報は人に教えた方が良いか、出し惜しみした方が良いか・・・

所詮ネットから情報は得られないと言っている人はそれなりの集め方しかしていない?


とっておきの情報は人に教えた方が良いか、出し惜しみした方が良いか・・・

とっておきの情報こそ人に教えた方が良いと思う - なつみかん@はてなというエントリを発見。

『とっておきの情報は他人に安易に教える人はいない、だからネットには自作自演、ヤラセ、価値のない情報ばかりしかない』
という元記事に対して、
『とっておきの情報は人に教えない、という人の所にはそれなりの情報しか集まらないのでは。
嘘を嘘と(略)というのはネット全般に言える事ですが、逆に目立つ情報がすべて自作自演と考えるのもまた偏った考えだと思います。』

という理由で有意義な情報もネットには露出する筈だと唱えておられる。

この論には禿しく同意。
世の中には偽情報ばかり流して、その情報を鵜呑みにした人が騙されて困っている様を想像してほくそ笑んでいる人ばかりではないのは、その通りだ。
もしそうであるならネットという空間がこんなに短期間に急激に人々の間に普及することはなかっただろう。
利害がはっきりしている商業サイト以外は全て嘘ばっかりのゴミ情報しかないのだったら、そんなネットには大して価値はない。
私だったらそんなところには一刻も入り浸ってはいないと思う。

むしろ「情報はそれを発信する人のところに集まる」というところが真実に近いと思われる。 一人の智は実に限界が狭い。
一人が知っていることは非常に限られているし、その記憶には間違いも多い。
しかしある人の記憶が曖昧な分野も他の人からすればそれはもっとも良く知るところだったりする。
逆にその他の人の曖昧なところをそのある人がよく知っているかもしれない。

こうして何人かの人が寄り集まって、智の相互補完をする状態を表す有名なことわざがある。
「三人寄れば文殊の知恵」
という言葉だ。

地域の人気ラーメン店の情報なんかにネットの情報を例えたからこういう錯誤が起こるんだろうと思う。
ネットの情報の価値は、そういう人気投票のようなことではない。
むしろそういうのは最もネットにそぐわない情報だと思う。

当サイトに掲載している情報の実に何割かはBBSやメールなどで寄せていただいたビジターの皆さんの知恵だ。
皆さんからいろいろな情報を寄せていただいて、これが私自身も非常に教えられる。
私自身もこのサイトは勉強になるからやっているのだ。
そうやって皆さんから情報をいただくには、やはり私自身知っていることをできるだけここで公表しないといけないと思う。
私が有意義だと思って、しかも私が知っている限界までのファクトをここに書き込むと、そこに皆さんから
「それに関連してこんな話がある」
とか
「その情報は間違っている。なぜなら・・・」
とか
「自分はこう思っていたが、どちらが本当だろう?」
というような問いかけとか、いろいろいただいてこれが大変勉強になるのだ。

何も発信しないで、人の書いているものを読んでいるだけではきっと私もここまで多くのことを学べなかったと思う。
だから
「人から有為な情報を得たいのなら、自分が持っている有為と思われる情報は全て出す」
という考え方には大いに賛成できる。
そういうものだと思う。

ただ、ひとつだけ揚げ足を取るなら
「人に教えない情報だから、『とっておきの話』というのだ」
というつまらない突っ込みはできるのだが。




2007年11月22日













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青木さやか