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EGBridge開発担当ご本人の「事業撤退の挨拶」に一抹の淋しさが・・・

単なる感傷でなく本当に弱体化が心配


EGBridge開発担当ご本人の「事業撤退の挨拶」に一抹の淋しさが・・・

事業撤退〜Cocoa を飲んで、ほっとして。というエントリで知った
「エルゴソフトがパッケージソフト事業より撤退〜EGBridge、EGWord販売終了」
というニュースに驚愕した。
1/28撤退ということなのでもう昨日で終わりということだった。

EGBridgeについては、思い入れも思い出もある。
そもそもWindowsが使えないからMacに移ってきたのに、このMacも「ことえり」というどうしようもない使えないIMが障害になって
「どうして世間のオジサンたちはパソコンを礼賛するのだろうか?
どうせワープロとしてしか使っていないんだからシャープの書院の方がよほど優れているじゃないか」
と本気で思っていた。

確かにワープロとしては当時のWindowsもMacも書院を凌駕していなかった。
これは今でも確信している。
それでもFAXが段々メールに取って代わり、図書館リサーチがweb検索に取って代わり始めるとさすがに
「オレは絶対に書院を手放さないぞ」
とも言ってられなくなってMacで文書を打ち始めるのだが、この「ことえり」がどうにもならない。
当時の会社機は漢字TalkだったかOS8だったか思い出せないのだが、ATOKとEGBridgeが入っていて、パソコン歴の長い人達はみんなATOKを奨めていたが、ワープロから転向してきた私はこのATOKもことえりと同じくらい馴染めないIMだった。
確かに変換率は多少良いのかもしれないが、そのわずかな違いのために犠牲にしなくてはいけないものが大きいような気がした。ところがワープロを体験しないで最初からパソコンから入ってきた人達はそういう違和感を感じないらしい。
こういうところも人の主観の差という面白いものを感じた。

結局消去法で私にはEGBridgeしかないということでEGBridgeを使っていた。
ワープロソフトはEGWordとMSWordを半々使っていたか。
EGWordは慣れ親しんだワープロ専用機の感覚に一番近いので好きなワープロソフトだったが、人にファイルで渡す可能性がある書類は、結局MSWordで打たなければいけなかったというところがジレンマだった。

このEGBridgeというIMはOS8当時からあった機能だか思い出せないが、名前だけでフルネーム、住所を打ち出せる機能があって、この住所録で年賀状の宛て名書きまでできるという面白い機能があった。
こういうところが発想がワープロっぽかった。

それでOS9を投げるまでEGBridgeは私の主力IMだったし、今でもクラシック環境のIMにはEGBridgeは入っている。
しかしOSXになってことえりが劇的に進化したので、結局EGBridgeのOSX版を買わないまま今に至っている。
OSXのことえりがどの程度使えるかテストしているうちに変換学習が貯まってしまい、
「いまさらいいか」
とそのままになっていた。

EGBridgeかぁ、確かに最近ユーザが少ないので気になっていたけどそういうことになってしまったというのはやはり淋しい。
せっかくのソフト資産だからコメント欄に書き込んでおられる方のいわれるようにアップルジャパンさんが買い取って、ことえりの進化にこれを活かすというようなことはできないものだろうか。
思い返してみればいいソフトだったのだけどなぁ。
だったら買えよというつっこみはともかく・・・・

開発責任者の上記ブログ主さんは、事業撤退を契機にエルゴソフトを退社されるそうだ。
退社後も生活していくメドはあると書いておられるが、なにかこういう開発経験を生かしたソフトに携わっていただければいいなと思う。




2008年1月29日













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青木さやか