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圧倒的に売れているプラットフォームって実は大したことないのかもしれない

WiiとWin



圧倒的に売れているプラットフォームって実は大したことないのかもしれない

Xboxの「真の敵」とは? - Tech Mom from Silicon Valleyという記事を発見。
いわれてみれば確かにWiiを起動することってほとんどない。

昨年にWiiのあのインターフェイスに興味があって購入したわけだが、実際あのフィジカルなコントロールがどう動くのか、ネットワーク機能はどの程度のものなのか知りたかったから導入して見て、その全容が分かったら私はトンと触らなくなってしまった。

Operaを買えばインターネットもできるといわれても、Macでいくらでも無料でインターネットに接続できるのにわざわざ有料のブラウザを買ってWiiでネットする意味が分からない。

ゲームのコントロールが直観的なのは感心したが、ハマってみたいようなゲームタイトルがいつまで待ってもでてこない。
時々近所の量販店等のWiiソフトコーナーも覗いてみるのだが、いくつか買ったゲームも2〜3回起動したらもうそのままだ。
大人はそうでも子供たちは熱中している・・・というのなら納得がいくのだが子供たちも滅多にWiiを起動しないところを見るとWiiのゲームが面白くないというのは子供も思っていることらしい。

こんなことならゲームボーイ、DSとのデータ通信とかにこだわらずにプレステ3とかXbox360とかを買った方がまだバリューがあったかもしれない・・・というようなことを思い始めた頃にこの記事を見つけたので
「全くその通りだ」
と思ってしまった。

実際私がある程度時間をかけたのはForever Blueくらいのものだ。 元々ゲームはあまりやらない人なので、私のプレイ時間を計算しても何の参考にもならないのだが、子供も見向きをしないというのが結構該当している気がする。

それでは日本の子供達は何にハマっているかというと、やっぱりPS3やXboxでもない気がする。 アメリカの子供達は確かに結構Xboxを使っているのかもしれないが、日本の子供達は結局NintendoDSやPSPなんだろう。
実際ウチの子供達を見ていてそう思う。


このことと全く関係はないのだが、ちょっとは関係あるかもしれないが長年Macを使ってきて、OS8とかOS9の時代にWindowsの隆盛ぶりに切歯扼腕していた世代としては、自分ではそんなことはないつもりでもやはりWindowsに幻想を持っていたようだ。

せっかくMacBookにWindowsを入れているのにWindowsで起動することが思っていたよりもずっと少ない。
私の想定では、会社ではほとんどデスクワークはWindowsXPでやって空き時間にこのサイトを更新するとか、自宅でMacBook使うとかそういう時だけ、Macから起動するという使い方をするはずだった。

ところが実際には会社でもほとんどの時間をMacで仕事している。

BootCampでいちいち再起動するのが面倒だということも理由としてあるのだが、これがParallelsなどの仮想化マシン上で一瞬で切り替えられるならWindowsを使うようになるかというと微妙な感じだ。

その理由はWindowsには思ったほどメリットがないということだ。
Macで不便を感じていることはWindowsに切り替えればすぐに解決すると思っていた。
昨年まで3年間DELLのPCを使ってデスクワークをしていたのだから上記のようにそういうところでは、幻想を持たないように自戒しているつもりだったが、やはり長年Windowsユーザの言うことを聞きその様子を横目で見て
「Windowsに切り替えれば互換性で悩むとかの不便は一瞬で雲散霧消するのではないか」
という思いを持っていたかもしれない。


実際にはWindowsでもOffice等の互換性が微妙だ。
特にOffice2007、2008とそれ以前のOffice2003などとの互換性がかなり厳しい。
今回WindowsXPをMacBookにインストールした時に、ウチの管理者さんが
「MSOfficeは2003と2007ならボリュームライセンス取ってるけどどっちを入れる?」
と聞いてきた。
2007は下位互換で2003のファイルを読めるけど逆は不可ということなので、新しい方の2007を入れてみた。
ところが、このOffice2007が異常に重くて、BootCamp上のWindowsXPではほぼ使い物にならないくらい反応が鈍い。
結局音を上げてこれをアンインストール、Office2003に入れ替えてしまった。
こちらはサクサク動くのだが、ちょくちょくWindowsで作成されたWordやExcel資料が読めなかったりする。
業を煮やしてMacから起動してOfficeXで開いたら、何とこちらではあっさりと見えたりする。

どうやらこれまで散々聞かされてきた「Windowsの互換性」というのもかなり幻想を含んでいるような気がする。
(聞いた話ではOffice2008の重さはさらにひどいそうだ。WindowsVista+Office2008という組み合わせは市販のWindows対応パソコンのほぼ全てて実用レベルとはいえない重さで使い物にならないらしい。
だから企業ではいまだにOffice2000~2003のような古いソフトを使っているのだ。私がWindowsXPを選択したのも大正解ということらしい)

また会社の経理システムもFileMakerを使って構築されているのだが、これがWindows+InternetExplorerを使って開発されてるということなので、今まで操作性が悪いのは私がMacを使っているせいだと思っていた。
ところがWindowで操作しても問題は何ら解決しないことが分かった。
この経理システムはそもそも欠陥品なのだ。
MacかWindowsかということはほぼ関係なかった。

よって結局自分で操作することは諦めて、オペレータの女の子に全部投げてしまうことにした。

つまりWindowsを使うメリットはExcelやWordが素早く起動するその一点しかないということになった。
(それもOffice2003という古いバージョンが使えるおかげ)

そのためにWindowsが起動するのを待っているんなら、Macでそのままやった方が遥かに能率的だ。

結局メリットを何も感じられないまま、せっかくのWindowsXPは使われなくなってしまうかもしれない。
Windowsの本当の魅力はWinnyが使えるとかそういうことなのかもしれないが、そういうものを使う気がない私には、意味がなかったか。

Windowsを使う必要性が高いのは前にも書いたが、何か特殊な開発用のテストベッドを走らせないといけないとかミドルウエアを利用しているとか、あるいは事務所内だけの特殊なグループウエアを使っているとかそういうケースだけじゃないだろうか。

それ以外は別にMacでもLinuxでも何でもいいし、場合によってはMacの方がメリットがあることもある。上記のようにMac版のOfficeXの方が互換で融通が利いたり、先日来の会社のウイルス騒ぎがもうほぼ全社的に拡大しているのだが、ほぼMacでファイルのやり取りをしてる私などは完全に傍観者状態になっている。

もし自分の環境がWindowsしか選択できないならもっと気にしているかもしれないが、今の私はほぼオモシロがっているレベルだ。

この文章は気が向くまま書き始めただけだが、無理矢理結論めいたものを付けるならWiiもWindowsもイメージや評判ほど実際には惹き付けるものはないということか。
別に釣りでも何でもない、率直な私の感想なのだがこういうことを書くと妊娠(Nintendo信者をこういうのだそうだ)と古いタイプのWindows信者が反応するというところも似ているかもしれない。
本当に無理矢理な落とし方だが。




2008年4月23日













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