只今工事中、ご迷惑をおかけしております(-_-)
今webサイトは幅何pxで製作されているのか | Liquid Paper Clips
というエントリを発見。
今優良サイトのランキングに入っている企業サイトやニュースサイト、ポータルサイト等の幅が何pixelで制作されているかを一覧表でまとめてくれている。
このことは前々から気になっていた。
最近ではYahoo!が幅950pixelに広がって、そのデザインではかなり批判があったけどやっぱりもう1024×768、1280×800のスクリーンサイズを前提に最近のインターネットは設計されているのかもしれないと思い始めていたからだ。
なぜそれが気になるかというと、この記事を見るまでは当サイトは幅650pixelを標準にしていたからだ。
当サイトを始めた頃はアクセス解析をしてみるとまだ800×600というディスプレイで見にきている人が少なからずいた。
Macはブラウザをフルスクリーン表示にしないのがスタンダードだ。
となるとどんな人が見にきても表示が崩れたり切れたりしないサイズは、幅700pixel以下だと考えた。それで650pixelを標準にしていた。
ところが最近ではもうこんな細長いサイトなんてあまりお目にかかれない。
例の記事を見ると有名サイトの幅は大体770pixel〜980pixelというところに集中している。
770はWindowsの800×600フルスクリーン表示でギリギリのサイズで900pixelは明らかに1024pixel以上のディスプレイを対象にしている。
もうそういう時代になったのだということを感じて当サイトの幅も770pixelを標準にすることにした。
今その改修工事中で、一部のページがまだ未改修なので両方の幅が混在している。
さすがに900pxiel以上のサイトは2ペイン、3ペイン以上のCSSを前提にしたサイトデザインの幅だと思う。
当サイトのようにテーブル入れ子でテキスト中心のサイトは900も幅があったらきっと読みづらいと思う。
それで770あたりに妥協点を見出したのだが、これでもかなり幅が広くなったと思う。
あまり広くすると改行の度に読んでいる場所を見失うということになるのでこれが限界かと思うのだがどうだろう?
見やすくなっただろうか?
見づらくなっただろうか?
感想をお聞かせ願えればうれしい。
2008年4月25日
只今復旧工事中、ご迷惑をおかけしております(-_-)
先日、サイト幅を770pixに拡げる工事を始めてその出来上がりについて意見を募ったが、どうも評判が芳しくないので元に戻す工事を始めることにした。
770pixに拡幅することを思いついたのは先日の集計で、表示領域650pixなんてサイトはもう化石に近いと感じたからだ。
それでいつもの突貫工事癖でログとアプリのページについては工事は完了してしまったわけだが、あまりにも評判が悪いので元に戻すことにした。
バックアップを取っておけば一瞬で元に戻せた筈だが、例によってそんなものを取っていない。
もっともあちこち気がついたところの表示を直しながらの改修だったので、バックアップに頼るとそういうものも元に戻ってしまうので、多分そうはしなかったろうが。
ところで日本語のスタンダードは一行20〜30文字だという意見もいただいたが、これはケースバイケースだと思う。
確かにテレビ等の横書きスーパーインポーズは20文字までがスタンダードで、30文字までいくとかなり詰まった印象になってしまう。
しかしテレビと違って表示秒数が7秒程度とかいう時間的制約がないwebに関しては20文字はあまりにも少ないだろうと感じていた。
抽象的に議論していても仕方がないので、実際お仲間サイトはどうしているのか調べてみた。
横組文字数はこんな感じだ。
woodenships 34
麗しの青林檎 35
E-WA'S Blog 制限無し?
Macの手書説明書 36
J.S.Mach 36
ぱーむらいふ 37
うむらうす 36
やはりブログはテンプレートがカラムあたり最大36文字というものが多いようで、大体そこらの数字に収斂しているようだ。
ブログはあまり参考にならないということで、htmlのサイトを調べてみた。
真・コンピュータ用語辞典 43
A Crawling Butterfly 37
がんばれ!ゲイツ君 制限無し?
ちょっとだけ愛Mac 36〜48
ここいらやはりバラバラな感じだ。サイト管理者さんの好みに大きくかかわる部分もある。
でもやはり中心値は40文字というところか。
ちなみにmuta's mac cribblingはもとは40文字だったが、今回の拡幅で45文字になった。
たった5文字増えただけだが、大黒さんの「視力が弱いとこの差も大きな差になる」という指摘は、重く受け止めなくてはいけないと感じた。
当サイトはユニバーサルアクセシビリティという意味では、あまり配慮されたサイトではないが、いつまでもそういうことに無関心でいられないのかもしれない。
ちなみにCSSを導入しないのかという意見も(なかったが)あったかもしれない。
実はjimdoなどのサイトを利用してCSSを利用してサイトを組み直すということにもチャレンジしていたのだが、あまりにも手間がかかる割にはメリットを理解できなかったので結局その作業は途中のまま放置されている。
その残骸はこちらの
2007 年 12 月 1 日
サイト開設5年目特別企画〜過去のサイトデザイン履歴集〜あの頃君は若かった・・・(意味不明)
という記事でを見ていただくとそのリンク先から見ていただくことができるが、実際にやり始めるといくつも解決すべき課題が出てきて、別に本職のweb屋でも何でもない私にとっては、そんなことにかかわり合っている時間の方が惜しいという結論になってしまった。
とにかく結構工事が進んでしまった段階になって中止、原状回復ということになってしまったのでここ数日はその作業に手を取られると思う。
思いつきで余計なことはしないに限るという教訓だ。
2008年4月28日