コピペ論文を検索一発で検出するサービスが日本語でも開始されるそうだ〜どうする学生諸君?
"コピペ論文"検出サービス「turnitin」が日本語対応へという話だ。
これまでインターネットで公表されている論文などから、コピペをして自前論文をでっち上げていた学生諸君や大学関係者には非常な脅威になると思われる。
このサービスが英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語に続いて日本語でもサービスを開始するらしい。
インターネットで公開されている90億の論文と同じ部分を検出して、コピペ論文はバレバレということだが、いまでも結構コピペ論文はバレバレだ。
なぜなら専門的な論文は採点する人も、当然いろいろ検索していて重要なものや興味深いものには目を通しているし、目を通していないのは重要でもなく興味も引かない論文ということだから、結局コピペ論文というのは高い点数は取ることができない筈だ。
だからコピペなんてごく一部の現象だろうと思っていたのだが、お知り合いの先生によると非常に多くの学生、研究生が論文をコピペしてくるそうだ。
それが不正かどうか、よりもそういうものがバレないと思っていることにむしろ驚きを感じてしまう。
実際は検索などで、そういうリソースを探すとして検索サービスは結局はGoogleかYahooかというところしかないはずだ。
だからみんな同じような検索結果を見ている筈なのだが、そういうことへの想像力がないのか、それともそれは単に先生をナメているのか、バレるということを考えないらしい。
不思議だ。
ネットに慣れている世代の方がこういうことには鈍感な気がするのも不思議。
もっとも最近ではテレビ局のアナウンサーの人気ブログもコピペだったり、新聞記事もネットのコピペだったりどこの世界もどの世代もそういうことに鈍感になっているのかもしれない。
何だか、そこまで考えてこの話題は飽きた。
2008年7月15日
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