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Mac容認の企業が8ヶ月で倍増だって・・・どうせ海外のお話なのだが

やっぱり欧米企業は頭柔らかいぞ・・・


Mac容認の企業が8ヶ月で倍増だって・・・どうせ海外のお話なのだが

最近webで見かけたもうひとつの気になるエントリについて。

「MacもOK」の企業、8カ月で倍増 - ITmedia アンカーデスク

長文になるが引用すると、

『基になっているのはSunbelt Softwareと共同で最近実施した調査。対象となったIT責任者700人のうち、68%が「今後1年以内にエンドユーザーが会社で使うデスクトップPCとしてMacの導入を認める公算が大きい」と答えた。

 「8カ月前の調査では同じ質問に肯定で答えたのは34%だったが、今回は倍に増えた。明らかに、企業がApple MacとOS X 10.xを導入する傾向は衰えるどころか弾みが付いているようだ」とディディオ氏は続ける。

これと対照的なのがMicrosoftのWindows Vistaだ。同じ調査でVistaを採用したという企業は10%にとどまり、半数近くはVistaを飛ばしてWindows XPからWindows 7へのアップグレードを予定していることが分かった。』

『スポンサー付き調査全盛の時代にあって、独立性をこれほど強調しているのは珍しい。調査結果を真剣に受け止めてもらうことが重要だとが思っているのは明らかだ。調査は企業のMac採用状況について、ほかにも驚くべき傾向を示している。

* 企業の77%がどこかでMacを導入している
* 企業の23%が50台以上のMacを導入している
* 企業の82%がOS X搭載のMacを「素晴らしい」「とても良い」と評価している
* 79%の企業がMac OS Xのセキュリティを「素晴らしい」「とても良い」と評価している』


ということらしい。
いろいろ思い当たる節はある。

私の勤め先でも来年のシステム一新に際して、最初は
「Mac、Linuxはネットワークから切り離す。Windowsはすべて独自の認証ソフトをインストールしたものだけ接続できるようにする。
MacとLinuxはネットワークを通じないで自分でアクセスポイントを構築して勝手にwebにつないでくれ」
という方針だった。
そういっているくせに
「会社ネットワーク以外のケーブル敷設は禁止、無線使用は禁止」
というルールもあった。
つまり「Macの使用は事実上認めない」ということだ。

ところがセキュリティシステムのプランを打ち出したこの新システム企画部に対して、ウチのセクションだけでなく各部から猛烈な不満が殺到したようだ。
問題はMacが使えるかだけではなかったのだが、結局この方針は転換されて
「Windowsはすべて独自の認証ソフトをインストールしたものだけ接続できるようにする。
MacとLinuxは何もしないでもネットワークにつなげる。
各自自覚を持ってセキュリティには留意すること」
ということにニュアンスが変わった。
つまりMacやLinuxは、「セキュリティ認証無しに繋がるように黙認するからそれぞれ自己責任で注意しろよ」ということに変わった。

実際新システムの利用者の大部分はWindowsXPユーザだし、ほとんどの仕事はXPでフローしているのだから「Macなんか禁止しても大した影響はないだろう」とシステム管理者はたかをくくっていたようだ。
しかし彼らは現場に対するヒアリングを全くしていなかった。
全体で何台のMacやLinuxが稼働しているのかすら把握しないで、システムの方針を決めていたようだ。

そこに静止画の加工をしているセクションなどから
「Macでネットワークにつなげないってどういうことだ?
でかいイラレファイルをいちいちCDRに焼いて渡せって言うのか?
webから素材を取るときとかはどうするんだ?
仕事するなということか?
それともそういう仕事は自宅でしろということなのか?ゴルァ(#゚Д゚) 凸」
という突き上げを食らったようだ。

日本一厳しいセキュリティシステムを構築するつもりがスゴい腰砕けなのだが、これが現実ではないかという気がする。
ネットワーク管理者はMacやLinuxなどの複数のプラットフォームが混在したネットワークを構築せざるを得なくなっている。
しかし企業は専門的な知識を持った技術者を整理してしまいこういう素人のようなネットワーク管理者を置いて訳の分からないセキュリティソフトに執着するのを放置していたりする。
ネットワーク管理者にはもうそういうネットワークを構築する技術力がないということだ。
これが企業ネットワークの現状だと思う。

「全部Windowsに統一してしまえば簡単じゃん!!」
というレベルの人達が大方針を決定しているのだ。


この記事はアメリカでの調査で、アメリカの企業はiPhoneとのコラボレーションでMacOSXが有効だということに気がつき始めているという。
それがこんな極端な数字になって現れてきている。
企業はWindowsのシステムを捨て去ることはないだろうが、Windows単色のシステムにする必要もないんじゃないかということに気がつき始めている。

ヨーロッパでもMacの出荷がかなりのハイピッチで伸びているというのは、同じ現象がヨーロッパでも起きているからだろう。
多分それはコンシューマの伸びだけではないと思う。

そんな中で日本だけはMacの出荷は伸びていない。
Linuxも多分そんなに伸びていないと思う。
また日本だけが取り残されるのかなぁ。
多分中国でも伸びていないだろうから、中国と日本だけで仲良くWindows鎖国をするのかなぁ・・・




2008年12月15日
















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青木さやか