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iPhoneはマンガのオチ

デバイスものに関してはもう7年ひとむかしということでいいと思う


iPhoneはマンガのオチ

先日部屋を整理していたおりのこと。
本棚の奥から古いMac Fanが出てきた。
2003年の4月1日号で今から7年前の号で、そんなに古いという感じでもない。
表紙は売り出し中の長谷川京子(当時25歳!)で「若いな」とつぶやいてしまったが、書きたかったのはそのことではない。

この当時「マックな人」というマンガがこの雑誌には連載されていて(今でもしているかもしれないが)、このマンガのこの号のストーリーがこんな感じだった。

例によって主人公の「博士」がみかんを食べながら毎日テレビばかり観ている・・・のを見て助手が
「研究をしなくても良いのですか?」
と聞くと「博士」は
「これだからな・・ワシはボーッとテレビを観ているわけではない、今の日本でアップルがどんな製品を出せば売れるかを研究していたのだ」
とご高説を披露し始める。

で何か良いアイデアは?
「もちろんあるとも。アップルの人間が聞いたら涙がチョチョギレるようなアイデアじゃ」
今どき死語。でどんなアイデアを?
「ズバリケータイじゃ。アップルのケータイを作るんじゃ。」
なんだ、携帯電話ですか。ありきたりですね。
「最初はホワイトとブラック、あとでiMacカラーとかスケルトンを出す・・・データはiSyncで同期。
いっそのことiPodと合体してiPoneなんてどうじゃ
Appleさんこりゃ売れますよ!」
(20GHDD内蔵でFirewire接続で、ムービーも楽々観られるなんてね)

いやそれはちょっと重いかも・・・(^_^;)

というようなエスカレート落ちなんだけど、結構このオチになっているスペックと名前はカラーリング以外は今のiPhoneを言い当てているようで、当時はマンガのオチだったがたった7年で
「そんなの笑いでも何でもない普通のスペック」
ということになってしまったのにむしろ感心してしまった。

勿論当時はNAND型メモリがこんなに急速に普及するなんて誰も思わなかったし、ケータイの市場がこんなふうに再編されるとも思っていなかったし、日本のケータイベンダーが軒並み開発費の負担で青息吐息になっている現状を見てアップルがケータイ電話なんか作ってアドバンテージなんかあるわけないと思っていた。
アップルがケータイを作るかもしれないというのは、ウワサとしてはあったが
「最もありそうもないAppleファンの途方もない妄想」
という感じだった。

7年でこんなに感覚は変わるのだと改めて思い知った。
たまに古い雑誌をひっくり返して見てみるのも面白いと思う。




2010年2月28日
















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青木さやか