あのシイラプロジェクトが再開なのだそうだ
日本製のwebkitブラウザ、Macでの高速ブラウザでもあったシイラのプロジェクトが存続の危機を乗り越えたようだ。
現在バイナリは古いものしか手に入らない。
この開発は止まったままで、本家サイトでも配布は中止されていた。
その詳細についてはこちらを参照。
シイラについて
またシイラについてのレビューはこちら。
Shiira
再開の理由についてはこちらのブログを参照
シイラプロジェクト
再開後は従来の本線バイナリとナイトリビルドというやり方はやめて、mkinoさんが全体を完全にコントロールするスタイルになるそうだ。
ブログを見ていると再開を決めたら「あれもしたい」、「これもしたい」とアイデアが止めども無くわき出てきているようだ。
最新版リリースのタイムテーブルはまだ不明だが、おっつけ出てくると思われる。
これは楽しみ。
いずれはAppStoreを通じて有料で販売することを目指すかもしれないが、その辺りはまだ整理がついていないそうだ。
こういうビジネスにならない(少なくとも現状では)ものを続けるのは大変だが、その辺りが結局整理がついていないにもかかわらず再開するということは、作りたいか作りたくないかといえばmkinoさん個人は熱烈に作りたいのだろう。
ただいくら熱意があってアイデアもあっても、それで食っていけないんだったらそこにばかりリソースを割けないということが問題だ。
こういう問題はあまり無責任に「頑張れ!」ともいえないというか、mkinoさんの心情は今痛いほど分かるので、無理しない程度に頑張ってくださいとしか言いようがない。
でもシイラはリリースごとにダウンロード数がかなりのものだったと聞いているし、こういう第三極のブラウザが選択肢にあるということはMacユーザにとっては絶対にプラスな筈だからやはり頑張ってもらいたい。
リリースを待とう。
2010年12月17日
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