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ちょっと部屋を断捨離で廃棄HDDをいくつか破壊〜3.5インチのプラッターってこんなに分厚かったっけ!
部屋にもう何十年も手にも取らないものがたくさんあるので、諸々断捨離した。
先日来25年ぶりのテッポを取り出してきて再生しているのもその一環で、またちょっと使ってみようかなというものは再調整して復元したり、死ぬまでもう手に取ることはないだろうというものは今のうちにどんどん捨てることにした。
大量に出てきたガラクタのうち外付けハードディスクとかも、いつか修理して使えるようにしようとか思いながら結局何もしていないので、ゴミ以外の何物でもないのだがそういうものも捨てた。
ハードディスクに関しては昔は外からハンマーでぶん殴って壊して廃棄という簡単なやり方をしていたが、最近は個人情報がどうのこうの取りざたされている上に、HDDはメカが完全に壊れていてもプラッターさえ無傷なら場合によってはデータの復元が出来たりするなんて事情もあって今回は徹底的に破壊することにした。
幾つかあるガラクタハードディスクのうち一番手間取ったのが
この3.5インチの500GBという10年ぐらい前のHDD
開けるのも面倒だったがプラッターが最近の高密度記録の
ガラスプラッターではなく金属の一枚板だった
ガラスなら叩けば一撃で粉々になるが金属ものは少し凹むだけでビクともしない
仕方がないのでプラッターのエッジを中心にドライバーで
ガシガシ傷をつけて読み取り不可能にした
それにしてもこのプラッターの厚さ!1ミリ半はあろうかという分厚さだった
こうしてみてみるとハードディスクなんて小型化が進んだというだけでこの10年特に構造に変化なんてないんじゃないかと思っていたが、昔は分厚い金属の皿だったというのはちょっとした発見。
軸受けの構造もずいぶん違うみたいだし、こういうもののメカも日進月歩なんだね。
そういえば昔のハードディスクの故障といったらたいていは
「カッカッカッ、カンラカンラ、カラカラカラカラ」
みたいな異音がしてだんだんボリュームの読み出しができなくなる…みたいな壊れ方をしていたが、最近のハードディスクは大抵或る日突然音も立てずにボリュームが見えなくなって、そのままお亡くなり…というパターンが多い気がする。
構造が変わってより一層精密機械になってきたから、死ぬときは一気に死ぬという感じなのかな。
2019年10月5日
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