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2007 年 1 月 9 日





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以前からお伝えしているOSX連続起動記録だが2ヶ月半(75日)に突入している。
ここまでで問題といえばSwapfileの容量が2Gを切らなくなったことぐらいで特に不具合はない。
もっとジャガーの時のように不具合と戦いながらなんとか保たしているという緊張感があればいいんだけど、このままじゃいつの間にか当初目標の90日も100日も越えてしまいそう。
というかこんなに問題がないんだったら、こんな記録に挑戦する意味もあまり無いような気がしてきた。

どこでテストを打ち切るか考えどころだが、まぁ3ヶ月起動しっぱなしで使えたということになればもういいんじゃないだろうか。






Uptimeは75日を越えた・・・といっても記録に挑戦しているという緊張感がない
90日あたりで「もういいや」にしてしまおうかな・・・


2007 年 1 月 12 日





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本日の日経朝刊のコラム、ちょっと読んで「やっぱり知ったかぶりを書くと怖いねぇ」と自戒してしまった。

コラムの趣旨は池波正太郎のエッセイを引き合いに出して「良い映画には良いタイトルがついてる」という至極もっともな部分を抜き出して「たそがれの維納(ウイーン)」とか団塊の世代以上の人でないと聞いたことないような映画をあげておいて、返す刀で「しかるに最近の映画のネーミングはどうだ」とお爺ちゃんの繰り言のような文章が続く。
「プライベート・ライアン」はライアン二等兵のことだが「私的なライアン」と勘違いしてしまう人がいたのではないか、英語をそのままカタカナにしただけの工夫が無いタイトルはいかがなものか・・・とくる。

これはダブルで恥ずかしい文章なのだが、
『「プライベート・ライアン」の意味はオレは分かったけどお前さんたちは分からなかったかもしれないな』
なんていう優越感丸出しのいかにも知識誇りしてそうな人物の文章だ。しかも「英語をそのままカタカナに直した工夫無いタイトル」とくる。
英語の原題は「Saving Private Ryan」で英語そのままではない。
それにこれは「ライアン二等兵を救うこと」というあまり面白みの無いタイトルだ。
それよりも映画配給者はニューシネマの奇作の「プライベート・ベンジャミン」が頭にあったのではないだろうか。
色っぽい系の女優のゴールディ・ホーンが美容院に行くような勘違いで空挺部隊に入隊してしまうベンジャミン二等兵を演じている可笑しいコメディだったのだが、これが頭にあったとしたら
「プライベート・ライアン」
という日本語のタイトルはなかなかしゃれている、気が利いたネーミングだと思う。
そういう映画の歴史もウィットも知りもしないで「英語をそのままカタカナにしたから工夫が無い」なんてことを「知ったか」で書いている日経の記者さんは非常に残念な状態だ。

最近この日経コラムの質が低くなっているなと思っていたが今日の書き手は最低だ。
それよりも「知ったか」で物を書くことの怖さを教えてくれるので、これはこれで貴重な反面教師なのだが。











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