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OSXでよく使うアプリケーション10-9

サウンドアプリ/Audio Operation



LineIn

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応

またこのアプリをAudio Hijackと組み合わせて使えば、これをハイジャックしてMacのラインイン端子に入ってくるオーディオ信号、またはマイク端子の音も録音できる。
iBookなんかと組み合わせればMacが、デンスケ(ポータブルレコーダ)になってしまうというスグレ物。





iVolume

(Shareware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応OS10.3Panther対応


これはiTunesのプラグインスクリプトで、ライブラリの曲ごとのボリュームのばらつきを調整する。

この機能は今のバージョンのiTunesにも付いているのだが、iTunesオリジナルのものは、ライブラリに読み込む時に1回だけ音量調節をするだけでマニュアルの操作はできないし、曲のピークを検知してそれをそろえるという比較的簡易なものなのに対して、このスクリプトは曲の聴感上の平均レベルを検出するアルゴリズムを使っているという。
おかげで曲のレベル調整をする時間はかなりかかる。

調整したレベルはID3のボリューム情報に書き込まれるので、ロスレスで音質劣化がない。
その点は安心なのだがiTunesのようなID3のボリューム情報に対応しているプレイヤーでないと、調整結果が反映されない。

MacでiTunesを使って音楽を聴いている時にはあまり気にならないのだが、iPodに移してイヤホンで聴いていると曲ごとのレベルのばらつきはかなり気になる。これは音源がデジタルだろうがその音源を作ったところの機材の特性や考え方の違いの問題があって、結局音楽業界全体の音楽のレベルはバラバラなのでこういうスクリプトは必要だと思う。

これはスクリプトなので、アプリのようにアプリケーションフォルダに置いても良いが
"/Users/Home/Library/iTunes/Scripts/iVolume"
に置くと、iTunesのスクリプトメニューから呼び出せる。

調整したい曲をiTunesで選択して、iVolumeの方で実行するだけなので使い方も簡単だ。



iVolumeの調整画面
ボリュームの検出はピーク検出という簡単なものではなく、平均レベルを検出する




スクリプトはLibrary/iTunes/Scripts/の中に入れておくとiTunesのメニューから呼び出せる
これは便利だ







iVolume2

(Shareware)
おすすめ度★★★★★
OS10.4Tiger対応

そのiVolumeがバージョンが2に上がってかえってきた。

サウンドファイルそのものを再エンコードするのではなく、ボリュームデータを書き込んだタグを書き換えるだけなのは前のバージョンと同じなので、これも同じように失敗しても安心して何回でもリトライできる。
iTunes自体にも、最初に読み込む時にサウンドファイルの適正ボリュームレベルを読み込んで調整する機能がある。
しかしその機能はあまり信頼性が高いとはいえない。
試しにiTunesの曲を次々と送って聴き比べてみると良いが聴感上のボリュームレベルはバラバラなはずだ。

一般的にピークを読み込んで設定するタイプだとクラシックや静かなピアノ曲などは大きく設定されてしまい、ダイナミックレンジが潰れ切ったヘビーメタルやJポップなども大きめに設定されてしまうはずだ。
反対にダイナミックレンジの大きいジャズなどの曲はみんなボリュームレベルが小さく設定されてしまうはずだ。


音圧と聴感レベルの関係について簡単に解説しておくと、音の大きさの観測の仕方には瞬間の音圧を観測するピークレベルと音圧の平均レベルを検出するVUの2種類がある。
ピークレベルは単純に音の波形データの一番ボトムとトップの差が大きいところを瞬間の音の大きさとして検出する方式で、これがデジタル時代の録音の基準メーターとしてデフォルトになった。

なぜならデジタル機器は音圧レベル120dbの機器ならその性能をいっぱいいっぱいに使うために再弱音(無音部分)を0dbに設定して、曲のピークが一番大きいところを120db近辺に設定して録音する。
デジタルはその範囲を超えさえしなければ音が歪むということが無いので、単純にこういう録音の仕方ができる。
問題は静かなピアノ曲とヘビーメタル、どちらもおんなじこの録音の仕方をするという点だ。

ピークレベルはその瞬間々々の最大音量を検出するのに対して、VUはその時間帯の音の圧力のエネルギーの平均値を検出する。
昔のアナログ時代のレベルメーターは音信号をそのまま電磁石に流し込み、その電磁石にくくり付けられた針がさすレベルを読んでいたわけで、この方式だとそういうものしか表示できなかったわけだ。
(アナログのピークメーターというのもあるにはあったが、参考値という程度のシロ物だった)

昔はアナログデータを磁気テープなどに録音していたので、磁気飽和を防ぐためにこのエネルギーの平均値を見るというのはそれなりに意味のあることだったが、デジタルではピークとボトムのエネルギーの差を表現できれば良いのでそういうものは参考にされなくなった。

ところが人間の耳の感覚は、ピークレベルメータ的ではなくVUメーター的だというところに問題がある。
早い話がドラム奏者がリムショットやクローズハイハットを一発
「コンッ」
と叩くのとトランペットやサックスのようなサステナブルな音で
「パァーッ」
とロングトーンを鳴らすのとでは、ピークメーターで見た音圧レベルは一緒でも聴感上は後者の方がずっと大きい音に聞こえる。
これは人間の耳がエネルギーの積和を音の大きさとして認識するからで、デジタル機器のピークメーターよりも昔のVUメーターの方が遥かに人間の感覚に近かったわけだ。

そこでこのiTunesの聴感レベル調整機能はそういうボリュームレベルの落差を調整するという機能だったのだが、残念ながらアルゴリズムが単純すぎてあまり聴感レベル調整にはなっていないようだ。

このiVolumeは独自のアルゴリズムでこの聴感レベルの調整をする。
独立したアプリとしても使えるし
"〜/Library/iTunes/Scripts/"
に入れておけば、iTunesスクリプトとしてすぐに呼び出すこともできる。

このiVolume2になってどうやらボリュームレベルを決定するアルゴリズムを大幅に書き直したようだ。
前に旧バージョンでやったボリュームレベル設定とはかなり違う結果が出ている。
こういう改良がされていると、期待してしまう。
残念ながら前のバージョンのボリューム調整の結果はちょっと納得がいかなかったからだ。
こういうものは人工知性に近い能力が要求される話なので、本当はこんな小さなオンラインウエアでできるのかということもあるが、それなりの結果のようだ。

ここ数日かけてiTunesに溜め込んだ4000曲の音楽ファイルの全てにこれをかけてみた。

今回のバージョンで試したところ、静かな曲はそれなりに静かに、フルアップしている曲はそれなりに大きめに聞こえてそれでいて極端にバランスが崩れてもいないという結果になった。
ロックやジャズというジャンルの違いやアナログ音源からの変換や、デジタル音源とかいろいろなケースも試したがちゃんとバランスがとれている。

一部のクラシックが異常に音量が大きくなるなどの問題は残ったがそれもほんの一部だ。
これはかなり使えるんじゃないだろうか。
シェアウエアだが、その価値は十分あると思う。






iVolumeはオーディオファイルのボリュームレベル設定の専用アプリ
以前に旧バージョンでやったのとはかなり違った結果が出ているので
ボリュームレベル設定アルゴリズムがかなり改良されたことが伺える




iVolume2

(Shareware)
おすすめ度★★★★★
OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応

しばらくアップデートを怠っていたiVolume2だが、またアルゴリズムが変わったんじゃないかと思う。

見た目も補正したボリュームレベルを記録しておく「Back up」というボタンが無くなった。
そういうものに依存しなくなったということかもしれない。
ID3に書き込みができないならどうせ無効なのだし。
また以前に音量最適化した曲も今回かけてみたらほとんどスキャンし直していた。
アルゴリズムの考え方が変わったからなのか、かなり結果も違うようだ。

iTunes自体にも音楽を登録する時に他の曲と自動的に音量のバランスをとる補正機能があるが、残念ながらあまり結果が良いとはいえない。
私の感覚を言えばこのiVolume2の方が遥かに納得がいく結果を出しているので、iTunesで聴く音楽のボリュームがバラバラで聞きづらいという不満を感じている人は、このiVolume2をレジストすることを奨めする。

レジストしなくても10曲ずつなら補正できるが、恐ろしく時間と手間がかかるのでレジストして曲数制限を外し寝ている間に一気にやってしまうというのがいいと思う。






iVolume2はアルゴリズムが変わったのかかなりスキャン結果が前と違う
今評価中だが前よりも信頼感は増したようだ





iVolume3

(Shareware)
おすすめ度★★★★★

OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応Windows2000~XP対応

「音楽をいつもフリーハンドで聴こう」というコピーが素敵な音楽レベルスキャンアプリiVolumeがバージョン3に突入している。

ついこの間バージョン2をレジストしたばかりのような気がするが、そういうユーザにも特にクーポンの配慮もなく、ライセンスはちゃんと新規と同じだけ必要。
それで何が変わったかというと、見てくれが大幅に変わった。

これまでの実用本位の無駄がないフェイスから、黒テカタイトルバーにウォーターゲージのようなスピードメーターが回転していて機能にはあまり関係ないが見ている分にはカッコいい。
タイトルの表示も自照式インジケーターみたいな光った文字とプログレスバーで、シャープなイメージに。

肝心の音レベルスキャンの結果だが、見ていると若干アルゴリズムが変わったみたいでv.2とはやや結果が異なる。
でも大筋変わらないともいえる。

iTunesなどで音楽を聴いている時に音のレベルが曲によってバラバラでいちいちスピーカーのボリュームに手を伸ばしている人には是非お薦めしたい。






iVolume3のフェイスがモダンなイメージに大改変された
機能的には大きく変わらないがアルゴリズムも若干変更されたかも





左上のウォーターゲージみたいなスピードメーターが回転するのがカッコいい





v.2のライセンスキーは通らない
新たにライセンスキーを購入しないと一度に10曲ずつしかスキャンできない





syncOtunes

(Freeware)
おすすめ度★★★★

2台のMacのiTunesライブラリをシンクロするアプリ。

例えば今私の場合、mp3の取込みは主に普段愛用のiBookでやっている。
自宅のデスクトップ機は最近ではファイルサーバのような使い方しかしていないが、それでも時々自宅iMacで取込みをやることもある。
それにこれから家族もiTunesの使い方を覚えてきて、好みの曲の取込みをしはじめるかもしれないので、そうなると今やっているようなiBookのライブラリをごっそりiMacのライブラリに上書きするという方法のバックアップは使えなくなる。

そこでLANなどのネットワークを通じでMac同士のライブラリの内容を比較してお互いにない物をコピーするいわゆるシンクロをするアプリがこれ。

なかなか面白いと思う。
しかしアプリのフェイスに不具合があるのか、まだ開発途中ということなのか、アプリのボタンで操作することができないという不具合が起きている。
操作は全てメニューからやらなくてはいけない。
これだけは早く改善されたら良いなと思う。




syncOtunesは2台のMacのiTunesライブラリをシンクロさせる
相手先ボリュームをマウントしたらiTuneslibrary.plistのパスを読ませるだけで準備OK












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青木さやか