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OSXでよく使うアプリケーション10-10

サウンドアプリ/Audio Operation



Export as Alias

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応

これはiTunes用のスクリプト。
"~/Library/iTunes/Scripts/"
にコピーすることでiTunesのスクリプトメニューからプルダウンで操作できるようになる。
プレイリストの選択した曲のエイリアスをデスクトップに新たに生成した名称未設定フォルダの中に作る。

それができたら何が便利かというと、Aro-FM のようにmp3ファイルのエイリアスを附属フォルダにいれてプレイリストを作るようなタイプのmp3プレイヤアプリの「番組」作成の手間が大幅に短縮できる。
単機能の小粒なプラグインだが、こういうケースでは絶大な威力を発揮する。




リストから希望の曲を選択してExport as Aliasをメニューからプルダウンする




デスクトップに生成された新しいフォルダにエイリアスができる
フォルダに格納されるところがこの作者の気が利いているところだ
何十曲一度にやってもデスクトップが散らからないのが良い





Album Cover Finder

(Freeware)
おすすめ度★★★

OS10.3Panther対応

iTunesで演奏中の曲のアートデザイン(アルバムジャケット)を自動取得するというなかなか秀逸なアプリ。

ほぼ同趣旨のClutterというアプリを使っているがこちらはiTunesで演奏中のmp3のレイヤーに記録されたアートデザインを表示できるのに対して、このAlbum Cover Finderはスタンドアロンではジャケットを表示できないようだ。

webからジャケットを取得しておりそれを保存することもできるが、mp3のレイヤーに保存するわけでもないしそこから読み出せない。

しかしClutterよりも有利な点もあって、反応も速いし検索も通ればスピーディだ。
いずれも日本語の検索が通らないのは同じだが。

ただ待機状態のフェイスのデザインとか、サイトの60年代風のロゴデザインとかセンスの良さはかもし出されている。私はClutterを使っていくだろうが、Clutterの陳腐なフェイスに飽きた人はこちらの方がいいかもしれない。





Album Cover Finderはアルバムジャケットを自動取得するアプリ。
iTunesで演奏中の曲のジャケットデザインを自動取得する




アルバムジャケット表示モードではシンプルにジャケットを表示する
iTunesをリモートコントロールするボタンもマウスを近付けると表示される





GarageBand

(Bundle)
おすすめ度★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応

せっかくついているので、一度試してみようということでGarageBandを動かしてみた。

パンサーをインストールするとなんと3G近くのディスクスペースを占有するという大物アプリだ。
なんでそんなに大きなディスクスペースが必要かというとこの音源データがでかいからで、Aiffと思われるその音源のために大部分のスペースを食われているのだろう。

起動してちょっと使ってみた感想を結論からいうと、
「ミュージシャンでこのアプリのバンドルを喜んだやつは一人もいないだろう」
ということだ。

このアプリはMacらしい直観的なフェイスで、大部分の音楽用シーケンシャルソフトの難しさは無い。その点はなかなかいいと思う。
しかしステップライトという入力プロセスをつけなかったことがこのアプリの性格をよく表していると思う。

要するに素人がパソコンでピアノやドラムの音を鳴らして、それをループでめちゃくちゃ弾いているうちにだんだん曲らしいものができるというハプニング的な作曲法を前提として作られている。

2〜4小節程度のループにリフを録音して、それをコピペして長いソロスペースを作ってそこにフリーハンドでソロをつけるという作曲法なら、数分で1曲できてしまうだろう。
かつてのテクノやシンプルなブルースなんかがこういう創作法に向いている。

しかし世の中にはそういうのとは全く違うアプローチの作曲法というものもある。
それには自由に操れるステップライトが必須なのだ。
このソフトはそういう面が全く考慮されていない。
つまり皆で楽しくブルースやテクノをやりましょうということだ。

音楽の門外漢が楽しく音楽を鳴らして遊ぶにはいいソフトかもしれない。
簡単だしシンプルだ。
しかし真剣に音楽を作りたいと思っている者にとっては全く使い物にならないアプリだ。
要するにフライトシュミレータゲームと同じようなものなのだろう。
本物のシュミレータをパソコンで動かしたら、それで飛行訓練をするのは退屈で辛いだけだ。
しかしどうせゲームなんだから実際の飛行機ではあり得ないような機動とかも折り込んで、紙飛行機のようにひらひら飛べればいいのだ。
操縦技法のディテールなんてのはフライトシュミレータゲームを楽しむパソコンユーザには関係のないことだ。
しかし真剣に飛行機を操縦できるようになりたいという人には、そういうゲームは役に立たない。

それと同じことだなと感じた。

そういえば昔、ローランドのラックタイプのデジタルサンプラー音源のS550にアップデートとしてシーケンシャルソフトがリリースされたというので、すごく期待して買ったのだがこのソフトもループでリアルタイム入力ができるだけでエディットも充実していなかったし、ステップライト機能は全く省略されているのを見てがっかりしたことがある。
付属のデモ演奏データにはすごい演奏が入っていて「こんなすごいことができます」なんて解説も付いていたが、「ウソ言え!、どうせ専用機で作ったデータをコピーしただけだろう!」と思っていた。
知り合いのローランド関係者もその事実を認めていたし「あのソフトは社内でも問題になっている」と打ち明けてくれた。

そんなものだろうと思う。
Appleは音楽ソフトに関しては素人だから、音楽を作るにはどういう機能があると便利なのかはまだこれから学習していくというステップなのかもしれない。

今後に期待したいところだ。
このソフトは編集機能などはかなりいい線いっている。
しかし重要なのは編集ではなく入力なのだ。
そこを簡便にしたいためにループという考え方で曲を構成するという発想の転換をしたのだろう。
それ自体は面白い考え方だと思うけども、こういう機械はやはり自由度が問題なのだと思う。





GarageBandは外部MIDIキーボードが使えるだけでなく、
Mac本体のキーボードもノート割り当てで入力用キーボードとして使える
かつてのパソコン用シーケンシャルソフトは数値入力ばかりで使いやすいとはいえなかったが
このソフトはフェイスも分かりやすいデザインでいいデザインだと思う
しかし逆に数値入力をあまりにも軽視した設計思想が気になるところだ





iSpeech

(Freeware)
おすすめ度★★★★

OS10.3Panther対応

システムには標準で英語のテキストを音声で読み上げるSpeechという機能が装備されている。
またこの読み上げた英文をaifやmp3などの音声ファイルに書き出すオンラインウエアもいくつか配布されている。

しかしこれらは皆英語しか扱えない。
日本語の文章も読んでくれれば便利なのにと思うが、日本語の認識は英文よりも遥かに複雑なプロセスが必要なようで、少なくともアップルジャパンはそういうことはまるでやる気が無さそうだった。

ところが奈良県にある奈良先端科学技術大学ではこの日本語環境の認識について研究している研究室があって、このアプリはその技術を利用したということらしい。
(私自身この大学を取材したことがあるが、マンマシンインターフェイスということに関してはいくつか国内でも先端的な研究をしているグループがあってなかなかユニークな大学だった)

日本語を音声で読むといっても、『金』を「かね」と読んだら良いのか「きん」と読んだら良いのかは文脈からでないと判断ができない。
英語のGoldは常にゴールドだ。
これが日本語の難しさなのだが、この日本語認識ソフトはそういう文脈を読んで判断する辞書ソフトを内蔵しており、かなりな精度で漢字を正確に読める。

この精度でイントネーションもつけてくれるとより自然な日本語になったと思うが、現状でも聞き取ることは充分可能なので何か実用的な目的になら使える水準だ。

例えばシステムのアラートのトーンを日本語の警告読み上げに入れ替えてみたり、iTaffiTunesを組み合わせて
「起きろ。もう起きないと遅刻するぞ」
と日本語で起こしてくれるようなセッテイングにするとか。

あるいはろうあ者の為に朗読システムとしてもかなり実用的に使える。
使い方はメインウインドウに読みたい文章をドロップするだけで良いし、テキストだけでなくhtmlなんかもちゃんと読み込んで、テキスト部分だけ読むのでwebサイトなどを読んでくれるソフトとしても使える。

読み込んだ日本語文書はaiffにも書き出せるし、直接iTunesのリストに書き出すこともできる。
かなりMacとの親和性が高い(というよりもMac専用で開発された?)アプリと見た。





iSpeechは日本語を音声で読み上げるアプリ
漢字まじりの文書もかなり正確な発音で読むことができるし、音声ファイルに書き出す機能もある
メインウインドウが透けているのも、心憎い配慮だ




またこの日本語を英文に翻訳したり、英文を日本語に翻訳したりという機能も装備している
こちらの方は、市販の翻訳ソフトと実力はあまり変わらないが












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