MacJournal
(Shareware)
おすすめ度★★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
このアプリは一昨年だかのMac最優秀アプリの賞を受賞している。
それもうなずける話で、メモソフトは今までいくつか試してきたが、こういう機能があったら良いのになと思う機能を次々実現してくれている。
今仕事用、および個人のあらゆるメモをこのアプリに書き込んでいるがもう手放せないアプリになっている。
何が良いのかというと、まずこの安定性だ。メモソフトというのは特に仕事で使う以上、メモが読み出せなくなることが一番恐い。だから紙のバックアップをとるという人も多いだろうが、それでは何のためにペーパーレスのメモアプリを使うのか意味がない。
このMacJournalはインストールして以来一度もクラッシュしたり、ファイルが読み出せなくなったということが無い。
これが一番重要だ。
(よく考えたら一度クラシック環境に道連れにされてクラッシュして読み出しができなくなったことがあった。どんなアプリでも重要なファイルは絶対にバックアップが必要だという教訓だ)
また終了する度にアプリ自体が自動でバックアップファイルを生成するので、データファイルをごっそりバックアップすれば3つのバックアップを持つことになる。
これも大きな安心材料だ。
またメモというのは、すぐに増えてしまう。
仕事のメモを時系列で整理するのか、分野ごとに整理するのかは結構大きな問題だ。
このMacJournalのように階層的にメモを整理できると、ジャンル別にわけて、しかもその中で時系列に並ぶということになるので頭が整理できる。
また仕事のメモや個人情報をメモする場合、万一の場合他人に簡単に見られては困る。
そこで暗号化が必要になってくるのだが、それも標準でサポートしているのでパスワードを知らない人は、大切なデータをバックアップのファイルからも開くことができないように工夫されている。
ページにはテキストだけでなく、jpeg、png、pdf等あらゆる画像ファイルも挿入できるし、リッチテキストに書き出せば、挿入したファイルも取り出すことができる。
また細かくて見づらい画像は拡大してみることもできる機能がついている。
全く至れり尽くせりだ。
MacJournalはメモアプリとして欲しい機能はほとんど盛り込まれている
階層的に整理できるし、暗号化して保存することもできる
jpeg、pdfなどの画像をページに挿入することもできる
見づらい細かい画像は拡大してみることもできるのがよい
芸が細かいというか、かゆいところに手が届くアプリだ
ファイルの保存先を指定することもできるので、ドキュメントフォルダの個人ファイルに
保存先を変更すればバックアップの作業も楽になる
こんな至れり尽くせりのメモソフトがフリーで手に入る!
追記
このアプリは最近シェアウエアに移行したようだ。
これだけの高機能なアプリだから、シェアウエア化も納得というところだ。
購入してでも使う価値があると思うので、引き続きお奨めしたい。
EIJIRO Viewer
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
英辞郎の辞書テキストを見ることができるのがこのEIJIRO Viewer。
英辞郎(Shareware)はニフティのフォーラムから生まれた英和和英辞書のファイルで、この中のEIJIRO辞書テキスト.seaというファイルを解凍してEIJIRO Viewerの設定でパスを通せばすぐに辞書として活用できる。
解凍して現れる
EIJIRO52.TXT
OTOJIRO.TXT
RYAKU52.TXT
WAEIJI52.TXT
という4つのファイルをHDに置いてそのパスをEIJIRO Viewerに入力してやれば良い。
実に簡単だ。
WorldLookUp
のようにブックを生成するということもないので登録したらすぐに使える。
辞書テキストは意外にでかいのでバックアップが大変だが、辞書の中身を見たらこのでかさも納得した。
WorldLookUp
は使えるアプリだったが、さすがに仕事で使うには語彙数が少ないと感じていた。
英語を扱わなければいけない仕事の人には、この辞書機能は必ず役に立つだろう。
英辞郎を開くことができるEIJIRO-viewerは簡易だが実用性が高い辞書ソフトだ
Aion
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
海外出張が多い人並びに、国際電話をよくかける人は海外の時差を計算して相手の時間を考えている人が多いだろう。
その時に時差の8時間を足すのか引くか、結構こんがらがってしまう時があるに違いない。
国際時計ということであれば以前には画面いっぱいに世界中の時間を表示する大掛かりなアプリもあったが、そういうのは見かけがすごいだけで実用性はゼロといって良い。
ニューヨークにかけたい時にはニューヨークだけの現地時間が判れば良い。
そういうのはメニューバーに示してくれれば十分だ。
このアプリは起動項目に入れておけばデフォルトの時計のようにメニューバーに時間を表示してくれる。
実用性は高いし、邪魔にならない。
なお起動はシステム環境設定のログイン項目に登録して再ログインする。
この方法でないとクリックしただけでは起動しないので要注意。
Aionの表示はデフォルトの時計並にコンパクト
でも世界の主要都市の時間はこれで表示することができる
Aion
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
世界時計として愛用していたAionが知らない間にアイコンやインターフェイスなどが大幅にリニューアルされていた。
これはメニューエクストラとして世界各地の時計を表示する。世界時計というとデスクトップ一杯に各地の時計を表示する大仰なものが多かったしかつてはそういうものを愛用していたが、そういうものはカッコいいのだが結局邪魔で、仕事では使わなくなってしまう。
それよりもメニューバーに必要な時間をさりげなく表示してくれるこういうアプリの方がはるかに役に立つ。
国際電話を架けなくてはいけないような場合でも、NYだ、LAだ、次はロンドンだと次々架けなくてはいけない場合というのはそう滅多にあるわけではない。大抵は相手先の現地時間が分かれば充分で、それも架ける場所はNYだったりロンドンだったり決まっているので、3カ所も登録できれば大抵の人は十分なんじゃないだろうか。
そんなことないと言う人は商社勤めの人くらいだろう。
これはメニューバーに登録した宛先の時間を表示するというのがメインの機能で、その意味ではシンプルきわまりなく実用的ではあるのだが、常駐させていないのにはちょっと理由があった。
それは単にメニューバーが混んできたからという理由だ。
このバージョンでではメニューバーの表示は文字表示で時刻を出すこともできるが、それではメニューの幅をとられて困るという人には、小さなアイコンだけを表示することもできる。
それでプルダウンで時間を表示できれば結局同じことだから合理的な変更だと思う。
また時差を計算できる時間計算機もついた。
こちら時間で◯時は向こうでは◯時というような予定を考える時には必要な機能が追加されている。
これが自動的に夏時間、冬時間を計算してくれれば良いのだが、冬時間になったらまた再登録し直さないといけないようだ。
これは時刻表時も同じことだが。
このバージョンには前のバージョンの唯一の弱点だった夏時間の設定ができるようになっている。
実はこれが結構不便だったのだが、これは一度設定すると夏時間で相手時間を表示してくれる。
設定を忘れれば同じことなのだが。
Aionの登録画面
これはいちいち現地に時間をとりにいくタイプではなく
内蔵クロックに対して時差を設定するタイプだ
メニューバーの表示はこんな感じで場所と時間を表示する
時間は24時間制の表示も可能なのでそちらの方が実用的だろう
これは付属機能の時差計算機
例えばこちらが19時なら向こうは何時?
というような計算を登録した地域に対してできる
これが今回の重要機能なのだが夏時間の補正を設定できるようになった
従来はいちいちマイナス一時間とか計算していたが、これはそれをセットできる
これはデフォルトが夏時間だから冬時間に補正するには時計を1時間遅らせる
Aion
(Freeware, Widgets for Dashboard)
おすすめ度★★★
OS10.4Tiger対応
また同梱でダッシュボードWidget版もついてきた。
これは本体のAionを起動していれば、その設定を引き継いで現地時間を表示してくれる
Aionの裏画面でどこの時間を表示したいか選ぶ
AM、PM表示や24時制表示もできる
メニューバーのスペースを節約したい人にはそちらをアイコン表示にしておいて
時間はダッシュボードで見るというふうにしておく方が良いかもしれない
ClockTime
(Shareware)
おすすめ度★★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
時間を扱う仕事の人、秒単位の仕事をしなくてはいけない人には本格的なストップウォッチはいかがだろうか?
これはアナログストップウォッチの機能を全部持ったアプリだ。停めたり再スタートもできるしスプリットタイムも出せる。
グリニッジ標準時の表示もできる。
表示といえばかなりなバリエーションで時計のフェイスも変更できる。
Fnキーで時計をワンキー操作もできる。
詳しくは付属のマニュアルで見てほしいのだが、リアルな世界のストップウォッチと同じくらいの機能を持ったバーチャルストップウォッチとして持っておく値打ちがある。
確か4年くらい前のMacアプリの大賞を獲っていたはずだが、どこまで作り込んだら大賞を貰えるのかアプリ開発者にも参考になるのかもしれない。
ClockTimeはリアルなストップウォッチアプリだ
リアルなのはデザインだけでなくワンキーでストップ、
再スタート、スプリットタイムの計測までできる点だ
ClockTime5
(Shareware)
おすすめ度★★★★★
ClockTime4
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
ストップウォッチ、時計、世界時計など多機能な機械時計っぽい時計アプリ。
デジタル表示のストップウォッチアプリはいくつかあるが、これは力の入ったアナログストップウォッチとしてMacのアプリの優秀デザイン賞を獲ったこともあるアプリだ。
その当時のデザインをそのまま残した4とデザインを一新してLeopardにも対応した5が今のところ手に入る。
4はフリーウエアで5はシェアウエアだ。
シェアウエア登録の仕方が面白い。
5は「テストバッテリ」が同梱されているが、これを使うと連続5分間で時計が止まってしまう。
もう一度起動すればまた使えるのだが、レジストすればそういう面倒なしにずっと使える。
レジストすると「永久バッテリ」に交換してくれるんだそうだ。
これは面白い。
4の方はかつてデスクトップに常駐時計として飾っていた当時のママのデザインで懐かしかった。
こちらはフリーウエアで使えるが、しばらく起動してくるとファンがぶんぶん回り始めるのが気になった。
いずれも夏時間表示可能な海外時計、ストップウオッチの機能が充実していて、特に5の方は100分の1秒まで計測できるオリンピックの計測時計のようなスペックになっている。
ClockTime5は1000分の1秒の計測ができるストップウオッチ
夏時間の表示ができる国際時計
周囲のボタンで操作する
詳細は付属のマニュアルを参照
ClockTime5は起動する時に黒い画面が出て
白い画面が出てEnterキーを叩くことで時計を表示できるのも昔のとおり
時計の時は上のLEDランプのような点が緑に光っている
ストップウォッチになってリセット状態だと黄色、計測中止まると赤が点滅する
文字盤をクリックするとスキンが変化するこの細やかさが好きだった
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