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OSXでよく使うアプリケーション14-4
ビジネス&お役立ちアプリ/Office Working, Convenient tooles
MacNote
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
先にメモソフトの
MacJournal
に触れたが、これはこれで多機能なメモソフトということだがもう少し気軽に使いたいメモもある。
別に個人情報のような秘匿性が要求されるようなメモではなく、日常のちょっとした覚え書き程度なら軽いアプリを使いたい。
そこで暗号化機能だのなんだのというような機能は無いが軽く起動して軽く動くメモとして使えるアプリがこれだ。
暗号化機能は無いが、メモにjpegやpng等の画像ファイルを挿入することはできる。
文字もフォントや色指定もできる。
シェアウエア登録すれば、メモのジャンル別のソートや暗号化機能などがついてくるようだ。
Macは旧OSには
ノートパッド
というアプリが標準でついていたが、OSXになってそういうものが無くなってしまった。
ノートパッド
の代わりに使うメモソフトということなら充分高機能なアプリといえる。
MacNote
は画像ファイルも挿入できる高機能なメモアプリ
軽さと使いやすさで
ノートパッド
の代わりは充分勤まる
Babelizer
(Freeware)
おすすめ度★★★
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
Windows2000?XP対応
英文を読み下すことが多い人には、良いかもしれないというアプリ。
これはwebのリソースを借りて英文和訳、和文英訳、その他ドイツ語、イタリア語など各国語の自動翻訳をしてくれるアプリだ。
「自動翻訳」という言葉を聞いて嫌な顔をしたあなたは、なかなか現状を正しく理解している。
OCRと自動翻訳というこのふたつのジャンルだけは、未来のコンピュータの主要機能と思われている割にはこの10年ほとんど進歩していない。
試しにこの
Babelizer
を使って英語のサイトを日本語に訳してみれば良い。
世にも珍妙な日本語を鑑賞できる。
これは別にこのアプリの作者の責任ではなく、この作者はこの小さなリソースでむしろ良くこれだけの機能を実現したもんだと感心させられるし、市販の自動翻訳ソフトで14000円〜25000円もふんだくってこのフリーウエアと同じ程度の機能しかないものがあるので、それを考えればこのアプリは力を込めて推賞できる。
しかし肝心の自動翻訳エンジンがまだこの程度のタコな実力なので、どういう場面で使い物になるかがビミョーだ。
英文をじっくり読み下している時間がない時に手っ取り早く日本語に訳してくれるので便利ともいえるが、急いでいる時にこの白痴みたいな日本語訳の文章を読んでいたらだんだん向かっ腹が立ってくるだろう。
結局暇な時に心穏やかに自動翻訳の珍妙な訳文を鑑賞しようという使い方の方が正しいのかもしれない。
また日本語の訳文がタコだということは英訳文もかなりタコだということが予想される。なので日本語文をこれで英訳してみて、自分が考えた訳文と同じだったら自分の英語力をかなり疑って良い。
そういう役には立つかもれない。
Babelizer
はインターネットに接続している時に各国語を翻訳できる
心静かにその珍妙な訳文を楽しもう
WordLookup
(Shareware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
前出の
EIJIRO Viewer
はフリーウエアといっても元ファイルの
EIJIRO
が製品版であるためにそれを買わないと使えない。
それでも市販の辞書ソフトを買うことを考えると、かなりお買得で実用的な辞書ソフトだとは思うが辞書にお金をかけたくないという人もいるだろう。
そういう人にはこの
WordLookup
がお勧めだ。
これはニュージーランドの大学で開発された辞書で、web辞書ではないのでスタンドアローンの環境でも使える。
ニュージーランドの語学科で入門用に作られたようで、英和和英辞書以外に、ドイツ語、スペイン語のほかに繁体中国語、簡体中国語、そしてマオリ語の辞書も用意されている。
しかもフリーウエアという割には内容もかなり充実していて、「下阪」なんていうことえりでも出てこないような日本語も収録されている。
<追記>
このアプリは元々がニュージーランドの大学でマオリ語と英語の辞書ソフトとして開発されたが、管理者が代わり辞書ソースも充実してシェアウエアに移行したようだ。
WordLookup
はフリーウエアの中ではもっとも実用的な英和和英辞書だ
こういう物がニュージーランドで開発されているというのは驚きだ
TimeCard
(Freeware)
おすすめ度★★★★
これはプログラマーでもある作者さんが「自分の必要に迫られて」作ったと書いておられるアプリ。
必要は成功の母であるなんていう言葉を思い出したが、このアプリはそういう事情で産まれているのでなんら飾りっけがないが(なんせアイコンもデフォルトのアプリアイコンのままだ)、それでもなかなか良くできたアプリだ。
必要に迫られて作っただけに、大向こうを唸らそうと余計な機能をてんこもりにしてかえって使いにくくなっているようなアプリと違って、余計な飾りもステップもない変わりに必要な機能を簡潔に使えるようになっている。
これは時間給を入力すると自分の勤務時間から支給総額を自動的に計算してくれるというアプリだ。
勤務スタートと終了、休み時間入り終了をスターとストップボタンを押すだけで記録してくれる。
それで月間の就労時間を集計することもできるし、時給単価を入力すれば支給総額を自動計算してくれる機能もついている。
日本円にも対応しているし、残業や深夜超過勤務で時間給が変わる場合はそれも入力できる。
会社の給与計算法に疑問を感じている人は使ってみるも良いかもしれない。
私の場合は勤務時間で給与額が変わるような職種ではないので、使うことはあまりないと思うが。
TimeCard
は勤務総時間と支給総額の自動計算をするアプリ
会社の残業計算がもひとつ信用できない人は使ってみると良い
時給額を入れると支給総額も自動計算してくれる
まさに必要は成功の母という格言を思い出した
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