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OSXでよく使うアプリケーション3-3



TextEdit

(Bundle)
おすすめ度★★★
OS10.2Jaguar対応OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応OS10.7Lion対応

これはOSXバンドルのテキストエディタ。
OSXからはリッチテキストをサポートするようになった。
Windowsとの互換性は高まったといえる。

しかしこれでエディットしたリッチテキストはOS9では、リッチテキストビュアを入れないと開くことができない。
ここでもWindowsに合わせてオールドMacとの互換性が犠牲にされているような気がしないでもない。





ThinkFree Office

(Products)
おすすめ度★

ここのサイトにはできるだけお勧めのアプリのことを優先的に書こうと思っていた。
何が使えないかという情報よりも、何が使えるかという情報の方が役に立つと思うからだ。
しかしMS Officeをこき下ろしていたら、このワープロのことも思い出してしまった。

大阪には「安もん買いの銭失い」という言葉がある。
このアプリはまさにこれだった。

ThinkFree Officeの最大のウリはMS Officeと互換性があるということだった。
私もそれが目当てで買った。
箱にも

Microsoft Officeの文書読み込み、書き込みができる」

とはっきり謳ってある。

しかし実際に試してみたところ、Wordはほぼプレインテキストのような文書しか読むことができない。
Excelもかなりデータが失われる。
PPTにいたってはひとつも読み込みに成功しなかった。
しかもJAVAアプリの常なのだが、このアプリも異常に重い。起動するまでに煙草が3〜4本吸えてしまう。

所詮4000円のワープロだ。

ワープロとしてみたら4000円にしては良くできていると思うべきなのかもしれない。
しかしMS Officeとの互換性が無いなら、わざわざ新しいワープロソフトを買おうとも思わない。
結局安もん買いをしてお金をなくしただけだった。






Carbon Emacs

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応

UNIXで使える強力なソフトの代表というとGIMPとEmacsということになるのではないだろうか。
GIMPはPhotoshopに匹敵するグラフィックエディタだし、Emacsも単なるテキストエディタではなく、スクリプトエディタ、環境設定ファイルエディタ、メーラなどかなり広範囲に使える万能ソフトといえる。

このEmacsは実はMacOSXでもネイティブでインストールされている。
だから何もしないでもterminalでこれを使うことは可能なのだが、様々問題があって使いやすいとはいえない。
ひとつはシェル環境でエディタを使うというフェイスの問題で、もう一つはterminalの日本語対応の遅れの問題などだ。
前者は慣れればいいことだが、後者はやはりterminalの設定も含めて触っていく必要があって、GUI環境にも便利なテキストエディタがあるのにわざわざそちらを使うということにはなかなかならなかった。

このCarbon EmacsはそのUNIXのCUI用のエディタをCarbon化して、MacのGUIで使えるようにしてしまうという意欲的なアプリで、こういうものが出てきてこそMacがUNIXになった意味があるというものだ。

起動してみたところ何も設定しなくてもいきなり日本語表示もちゃんとできて、テキストエディタとしての実用性はかなり高いと見た。

全ての機能を試したわけではないが、CUIのEmacsと同じように使えるならこのアプリはかなり価値が高いといえる。
以前同様の趣旨のEmacsをアクア化するというアプリを使った時には、そのままでは使えない感じだったがこれはGUIネイティブで開発されたあらゆるエディタを凌駕する可能性がある。


このEmacsをテキストエディタという分類に入れていいのかどうかよく分からない。
最近知った話だが、Emacsにはなんとゲーム機能まであってその機能は単なるワープロとかテキストエディタとかいう枠に収まるものじゃない。
誰かが「Emacsは単なるエディタじゃなくて『環境』だ」といっていたが納得だ。
そういうものがGUIで使えるというのがすごい。





Carbon Emacsはエディタとして万能の機能を持っている
例えばこれはhtmlのタグをいきなり打ち込むことができるメニューだ
タグを直接書く人には、これは大いに省力化に役立つはずだ





Carbon Emacs

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.4Tiger対応

UNIXのキラーアプリの一つEmacsのGUI版、Carbon Emacsがバージョンが上がっている。
これはUNIXの定番テキストエディタで、ネイティブ版はシェル上で動かす。
実はOSXにもデフォルトでEmacsがインストールされていて、それはターミナルで動かすことができるので興味のある方はそちらで体験してみて欲しいのだが、CUIの操作性にどうしても馴染むことができないという人にも使えるEmacsもこのCarbon Emacsというプロジェクトで進んでいる。

今回気がついたことで、一番目につくのはシンタックスカラーリングが導入されたことだ。
これでこそGUI化した意味があるというか、使い勝手としては標準的なテキストエディタとして遜色無いレベルになってきている。

それでいてEmacsの多機能がほとんど移植されているわけだから、持っておいて損は無いと思う。

BBSでどなたかが
「Emacsは単なるテキストエディタではなく環境なのだ」
とおっしゃっていたのが印象に残っている。
確かにCarbon Emacsは単なるテキストエディタという分類に押し込んでおくのは困難なくらいいろいろな機能が盛り込まれている。

その一つがここに紹介した「ゲーム機能」だ。
面白いから試してみたら?






Carbon Emacsはシンタックスカラーリングを表示するようになった
やはりhtmlの編集の時にはこれがあると見やすい





面白いのがこの「ゲーム機能」だ
これは五目並べだが、結構強いのでトライしてみてはどうだろうか








NeoOfficeJ

(Freeware)
おすすめ度★★★
OS10.2Jaguar対応OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応

これはマイクロソフトのOfficeスイート互換のOpenOfficeのMacOSX対応版ということだ。

当然OfficeWordExcelPowerPointを読み込んでエディットもできるということを謳っている。

いきなりインストーラを開いてインストールさせるのも神経を逆撫でされるが、起動はMSOfficeよりも遅く、動作も重く、しかもレイアウト崩れは当然あって、これを使いこなすのは苦労しそうだ。

MSOfficeを持っていなくて、4万数千円をMSに払うのなんか金輪際嫌だという人には薦められる。
しかしMSOfficeを持っている私には、これに乗り換えるメリットを探し出すことができない。


そうだ!
メリットがあるとしたら、Windows版のMSOfficeにすっかり慣れきっているWindowsユーザが最近Macにスイッチしてきたが、Mac版のMSOfficeの操作パネルがWindows版と違い過ぎて使いにくいという場合は、メリットがあるかもしれない。
Mac版のMSOfficeよりも操作パネルのレイアウトははるかにWindows版MSOfficeに近いからだ。





NeoOfficeJのフェイスはWindowsそのものだ
ファイル呼び出しのスキンもこの調子で、Windowsアプリから移植された様子がうかがえる




これはPowerPointを開いたところでなかなかちゃんと表示している
ThinkFreeOfficeなんていう製品版アプリよりもよほどちゃんとしている
しかしMSOfficeから乗り換えたいというほどのインパクトはない





NeoOffice2.2.5

(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.3Panther対応OS10.4Tiger対応OS10.5Leopard対応

MSOffice互換のオフィススイート。

そのソースの多くはOpenOffice.orgと同等のものと思われるが、早くからMacに最適化してMac版オフィススイートとして独自の進化をしている。

今回久しぶりにテストをしてみたのだが、その印象は
「格段の進歩を遂げた」
という印象だ。
特にMSOfficeとの互換性がすばらしく進歩した。
Wordにしろ、ExcelにしろPower Pointにしろ表示できないものを探す方が難しくなってきた。
本家のMSOfficeMac版に匹敵するといえる。

またDrawingというMSOfficeには普通同梱されていない機能もパックされた。
このワープロがフリーで手に入るというだけでもスゴいことじゃないかと思う。






NeoOfficeはインストーラを使うようになった





最初に起動するとすぐにUpdateのパッチを当てるようにという指示が出る
このアップデートにはPPC版とOS10.4intel版では成功する





しかしintel/Leopardではなぜかパッチ適用に失敗する
こういうものなのか不具合なのかはよくわからない





そんなことはともかくMSOfficeWord書類の表示はすばらしい
要素落ち、レイアウト崩れはほとんど見られない
またツールバーのインターフェイスもかなりモダン化されて
Macでも違和感なく使えるイメージになってきた





一番表示崩れを起こしていたPower Pointもほぼ問題ない表示





OpenOfficeでは不可能だった縦書きのレイアウトもちゃんと表示する





Excelもレイアウト、Σなど抜け落ちることなく表示する
エディットは完全に検証したわけではないがMSOfficeとの互換性はやはり高いと思われる
古いバージョンでは問題を起こしていた日本語IMのことえりとの相性も問題ない





最近のバージョンではDrawingというソフトも同梱されている
ちょっとした概念図を書くぐらいだったらこれで充分かもしれない





このようにpegイメージを取り込んだりエレメントを3Dにしたりということも可能だ





Drawingの保存ファイル拡張子は.odg










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