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OSXでよく使うアプリケーション7-2
ユーティリティ4〜コンテクストメニュー編
Utilities/Contextual Menu
PDFViewCM
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
これも超お勧めコンテクストメニュー。
MacはPDFの書き出しができるなど、PDFを便利に使えるという意味でWindowsよりもアドバンテージがある。
PDFは一度書き出してしまえば変更ができないので、ある程度証拠能力というものもあるし(政府のeガバメント化計画の重要なツールとして採用されている)、なによりもプラットフォームに依存しないのでMacで書き出したPDFをWindowsやLinuxに渡しても文字が化けたり、レイアウトが崩れるということがない。
今Wordなどのテキストをやりとりして、ごたごたしているがたいていのビジネス現場ではもらったデータをエディットするなんてことはまずないので、全部PDF化してしまえば良いのにと思っている。
このようにPDFというのは便利なツールではあるのだが、欠点はファイルが重くて表示が遅いということだ。
特に
AdobeAcrobatReader
は起動にかなり時間がかかってしまうので、「PDFは開くのがおっくうだ」という人が多いんじゃないだろうか?
このコンテクストメニューは例によってPDFを右クリック一発で表示してくれる。
この作者はどういう描画エンジンを使っているのか興味深いが、このPDFの表示も、
AdobeAcrobatReader
はいうにおよばず、OSX対応のいかなるPDF表示ソフトよりも表示が速い。
だけでなくズームも可能で、しかもスクロールするとしばらく止まって読み込みに時間がかかるなんてこともない。
PDFを便利に使いたいなら必ず入れておいた方が良いと言い切れるプラグインだ。
PDFViewCM
を入れていればPDFを右クリック一発で表示できる
ズームもできるしスクロールの反応も速い
これ以上何が欲しいですか?
FinderIconCM
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
アイコンを自由に変更できるのがマックのWindowsにはない楽しみだ。
それにアイコンをカスタマイズするのは趣味だけでなく、ファイルを探す時に視認性を高めることで実際作業の能率も上げる効果がある。
こういうことは人間工学なんて「へ」とも思っていないWindowsのGUIデザイナーには理解できないことかもしれないが、人間という動物はその成り立ちから視覚でものを覚える性質があるからだ。
それはともかく従来はアイコンを変更しようとしたら元のアイコンコピーも、ペースト先もいちいち「情報を見る」タブに入らないといけなくてちょっと面倒だったが、このコンテクストメニューを使えば右クリック一発でアイコンのコピーペーストができる。
またお気に入りのアイコンを、大量に登録しておくことができるので整理用に決めたアイコンをどんどん貼付けてファイルを分別するなんて使い方もある。
FinderIconCM
で簡単にアイコンをコピーペーストできる
お気に入りのアイコンはストックにコピーしておけばいつでもペーストできる
GrimRipperProCM
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
これはファイル、フォルダのリソースフォークを一発でカットできるプラグイン。
Macのファイル、フォルダはたいていは本体のデータフォークの他にファイルのクリエータの情報や、アイコン、プレビューサムネイルなどの情報が書き込まれたリソースフォークという不可視ファイルから成る2重構造になっている。
Mac同士でファイルをやり取りしている時には別に問題ないが、Windowsに渡すとこの見えないはずのリソースフォークが意味不明のファイルとしてついてきてしまう。
別に無視してくれればそれで良いのだが、Macを触ったことがないWindowsユーザにとってこの開くことができないファイルがおまけで付いてくるのはどうも不安を感じるらしい。
以前はWindowsユーザにファイルを送る時には
「本体とは別に小さいファイルが付いてきますがこれは意味がありませんので無視して下さい」
という注意書きをいちいち添付していたが、それも面倒なので最初からリソースフォークを削除して送ってあげた方が良い。
しかしリソースフォークを削除してくれるアプリというのもいくつかあったが、いちいちそういうものを起動するのも面倒だと思っていた。
このプラグインを使えば右クリック一発でリソースフォークを削除してくれるので便利だ。
またMacでwebサイトを作っている人は、サイトにファイルを上げる前にこれでリソースフォークを削除しておけばwebサーバの容量を節約できるので、このプラグインは使えるはずだ。
(webサーバによっては最初からリソースフォークをはねてくれるところもあるようだが、そうでないところではこの無意味なデータでかなりサーバ容量を食われてしまう。
例えばこのサイトは今総容量9.5MBだが、リソースフォーク込みだと15MBを超える。
サーバの残り容量が少ないという人は試してみてもいいと思う。)
GrimRipperProCM
でリソースフォークを削除できる
リソースフォークを切る死神アイコンのプラグインだ
QuickAccessCM
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
右クリックでファイルやフォルダの移動をできるプラグイン。
移動にいちいち右クリックで移動先の指定をするペインを呼び出す操作法はWindowsみたいで嫌だという拒絶反応を持つ人もいるだろう。
でも使ってみると意外に便利なプラグインだ。
特にデスクトップにウィンドウがいっぱい開いている時に、また新たに移動先のウィンドウを開いてドラッグアンドドロップで移動すると作業ミスの原因にもなる。
慣れてくればこのコンテクストメニューを使って移動する方が作業が速いことにも気付くはずだ。
さらにこのプラグインは指定したフォルダにエイリアスを作ることができる。
デフォルトのコンテクストではオリジナルと同じ場所にしかエイリアスが作れないが、これを使えば好きな場所に直接エイリアスを置ける。
エイリアスを作ってドロドロ移動というのも、ウィンドウが散らかっている時にはやりたくない作業なのでありがたい機能だ。
登録したフォルダを右クリック一発で開く機能も付いているようだが、この機能はなぜか私の環境ではうまく機能しない。
しかし移動ができるだけでも十分使いではあると思う。
QuickAccessCM
で移動先を指定する
お馴染みの移動先を開くというペインが開くのでそこで指定してやればいい
移動先のフォルダを開くという設定にもできるので、ちゃんと移動できたか確認もできる
インストーラを使うとユーティリティに
QuickAccessSetup
というアプリがインストールされる
これで移動やエイリアスを作ったあと移動先のフォルダを開くなどの細かい設定をする
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