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なんちゃってなIT用語辞典3

多分何の役にも立たないIT用語辞典
How that IT term sounds funny

トロン

TRON/The Realtime Operating system Nucleus

日本の産業の移り変わりについて考える人がいる。
この人の話はこうだった。

「かつては生糸などの紡績で日本は世界でトップクラスの国だった。
しかしこれは斜陽産業になってしまった。
次に製鉄、造船で日本は世界トップクラスの国になった。
しかしこれも斜陽産業になってしまった。
次に自動車産業が今ではトップの外貨稼ぎ頭だ。
この状態は20年後も続くか?
答えは否である。

自動車産業もいつかは必ず斜陽産業になってしまう時が来る。
その時に次は何が来るのか?
今見回してみると何もない!

敢えていえば携帯電話のヒットに裏付けられたモバイル通信のノウハウだけだ。
そこをわずかな勝機ととらえて、一点集中していかないとこの国に未来はないかもしれない。」

この話を聞いた時に私は、産業界の第一線にいる人がこんなに自信を喪失しているというのがとてもショックだった。
しかしそれぐらい今日本の産業というのは危機的な状態なのかもしれない。


最近この国の産業の危機について語るもう一人の意外な人物に会った。
東京大学の坂村教授だ。
「意外」といってしまうと失礼に当たるかもしれないが、イメージ的にはこの国の産業政策にはさんざん失望させられて「俺の知ったことか」というような気分なのじゃないかなと想像していたのだが、実際の坂村教授は
「この国の産業の課題は?」
「日本のIT産業には何が足りない?」
というふうな話に水を向けるといくらでも言いたいことがあるという感じで熱っぽく語る人だった。

坂村教授にそういうイメージを持ったのには理由がある。
今から15年前に出会った坂村教授の
「TRONからの発想」
という本がきっかけだ。

当時坂村教授は(当時の肩書きは助教授、電脳建築家となっているがこれで統一する)TRONという全く新しいアーキテクチャを元にしたOSの開発を始めていた。
TRONというのはその最大の特徴はその動作のリアルタイム性と拡張性にある。
その名前に注目するとリアルタイムオペレーティングというのは、従来のコンピュータのように機械的に同じペースで仕事をするのではなく、そのタスクの緊急性に応じて振り分けるリソースの比率を変える判断ができるシステムということ。

それと名前の最後のNucleusというのに注目なのだが、このシステムは後から拡張性を足していくという物ではなく最初から拡張を前提にアーキテクチャが設計されているということだ。
つまりビジネス用のBTRONは工場の自動機を制御するITRONに直接繋がり、それはロジスティックを制御するCTRONともつながる。そういうネットワークを司るMTRONを通じて。
つまりTRONというのはこういうアーキテクチャの核として最初から構想されているのも大きな特徴だ。
この部分が、インターネットの普及とともに次第に拡張性を獲得して来たMacやWindowsといったお馴染みのOSとは決定的に違う。

もうひとつ最大の特徴はこのOSは100%純国産ということだ。

日本は90年代IT産業でずっとアメリカに遅れをとってきたと言われている。
パソコンはいくら作ってもさっぱり利益を生まない。
それは当たり前でパソコンベンダーはWindowsの搭載ロイヤリティをMicrosoftにどっさり抜かれているからだ。

Windowsを止めれば利益が出るが他に選べる物がない。AppleはMacの使用を許可してくれないし、Linuxが素人でも使えるようになったのは本当にごく最近の話だ。
それ以外のUNIXなんて本当にプロ仕様で、ヤマダ電気に並べて売れるようなシロ物ではない。
それで利益が出ないのに文句も言えずにMicrosoftにWindowsのロイヤリティを払って来たのだ。 そしてWindowsが動く環境ということで仕方なくintelのCPUを購入して搭載することになる。
自社でCPUを開発できるような巨大企業でもだ。

このことはいくらハードに優れた技術を持っていても、ソフトウエアの著作権を持っていない者はこの産業のうまみを全く穫れないという教訓を残した。
そして実は日本はソフトウエアの強力な著作権を持っていたのにそれを全く活用できなかった というのが90年代の最大の教訓だったろう。



80年代末の日米貿易交渉の時、アメリカはこのTRONという純日本製のOSが脅威になることを理解していたので、貿易障壁の排除リストにTRONをあげていた。
しかし日本の役人はこのTRONが「何の役に立つのかさっぱり分からない」からこれぐらい棄てても良いだろうということでアメリカの要求をあっさり受け入れてしまった。
文部省を中心に進んでいた教育用TRONコンピュータの開発は中止されてしまった。

坂村教授の当時の著書「TRONからの発想」を読むと

「コンピュータに必要なのは直感的で統一的な操作性」
「WYSIWYG(画面で見たのと同じ状況でプリントアウトできる)の実現」

などのTRONのインタフェイスに盛り込まれようとしている技術が希望を込めて書かれている。

貿易摩擦のスケープゴートにされて消えたTRONの無念さや如何にとこの本を読み返すといっそう不憫に思えてしまう時代があった。
(BTRON、超漢字というパソコンOSは死んだわけではないが、後のMac対Windows論争の中でも「超漢字というOSもあるよ」なんて言う人がいても誰も聞く耳持たないという認知度の低さだった)


しかしこの話はこれで終わらない。

一度は完全に死んだと思われていたTRONがいつの間にか息を吹き返す出来事が起こった。

iモードのヒットだ。

電話はそれまでのモシモシハイハイからデータ通信端末に変化した。
それに伴い昔のラジオに毛が生えたような通信方式から、cdmaなどというジェット戦闘機が一機中に入ってしまうような巨大な通信システムを獲得しはじめている。

その時にTRONの組み込みOSとしての軽さ、動作の確実さ、緊急度の高いタスクを自分で判断してその順番に優先的に処理するディスパッチという機能が最初から組み込まれた融通性あるリアルタイムマルチタスクなどが評価され

携帯電話の組み込みOSはいつの間にか8割がTRON

だという状況になっている。

(この融通性あるマルチタスクというのは本当に重要だと思う。
今使っているMacOSXのマルチタスクはプリエンプティブなマルチタスクになったことは大いに評価していいが、タスクの優先順位の設定が全くされてなくてたくさんのタスクをかけると全く平等にこれらにリソースを割り当てようとしてフリーズに近いような状態になってしまう。
携帯電話の場合はJAVAアプリでゲームをしている時に、誰かから電話がかかってきたらそのままフリーズしてしまうなんてことはあり得ないはずだ。
ゲームよりも電話の方が重要だからそれを判断して電話の動作を優先させる。これがリアルタイム性、つまりすぐに動いてくれないと困るものはすぐに動かすということだ。
操作の快適性を考えるならリアルタイム性は重要なはずだが、それは携帯電話では実現しているのに、MacでもWindowsでも実現していない)

携帯電話だけではない。
自動車も炊飯器も洗濯機もDVDも、どれもこれも組み込みOSが無いと動かないという状態になっているし

そこで使われているのはもう6割がTRON

になってしまった。
機器通信の世界でもTRONの重要性はますますこれからも高くなるだろう。


夏に坂村教授にインタビューする機会があった。
TRONという眼に見えないOSをどう映像表現しようかと悩んでいた私に教授は簡単に解を与えてくれた。
実際に動くコミュニケーションボックスとICチップがついた薬の箱を用意して、例えばこの通信システムで薬害を防ぐというようなデモをやってみせてくれた。

かつて外務省や通産省の役人に、TRONの価値を全く理解してもらえなかったことを教訓にしているのだろうと想像してしまった。
それくらい教授の話は常に具体的で解りやすく、曖昧な概念を排除したような話し方に徹底していた。


その時に教授はこう語っていた。
「日本のエレクトロニクス産業はシステムなどのソフトウエアを軽視したところが最大の不幸。
トヨタや日産が心臓部に当たるエンジンやシャーシをフォードやGMから買ってきて車を組み立てるなんてことがありえますか?
ありえないはずでしょう。

しかし日本の代表的パソコンメーカーはみな、アメリカから心臓部であるOSやCPUのチップを買って来て搭載している。これで利益を出せという方が無理ですよ。

私はTRONの著作権料を一切請求したことがない。こういう知的資産を活かすことを考えないと日本はいつまで経っても駄目です。」

こういう日本のエレクトロニクス産業の構造的危機を認識している人がどれくらいいるだろうか?
私の周囲ではかなり少ないと思うのだ。

「やっぱりWindowsは世界で一番売れているOSですからWindowsを使うべきなんですよ。」
なんて無邪気に言っている連中にはそういう危機が存在することすら解らないだろうと思う。

「Windowsパソコンは冬のボーナスセールでも結構売れているから良いじゃないか」という人も、

Windowsが売れてもちっとも景気が良くならない理由が判らないだろう。



その坂村教授だが、9月にはMicrosoftと握手をして世界をあっといわせた。

「日米対決の勇者も結局世界の覇者に屈したか」など色々なことを言う人もいた。
この年末に坂村教授にまたインタビューする機会ができたので、そのことを訊いてみた。

「あれはいろんなことを言われたけど、結局競合してもしょうがないところはこれからは協力しましょ、それ以外のところはこれまで通り競合しましょということ。
インフラの規格策定で競合したってしょうがないしね、そういうところで協力しましょというだけのことですよ。」

もっと微妙な問題を含んでいるのかと想像していたが、教授は実にあっさりと言い切った。

この人がガンバっている限り、日本のIT産業には希望があるかなと思わされる人物だ。




CDMA

Code Division Multiple Access

2001年の春に「cdma」の一方のお家元のクアルコム社に取材にいった。

クアルコムはアメリカの南西の端、サンディエゴにありメジャーリーグ球団のサンディエゴパドレスのオーナーでもある。

(しかしこの球団を「クアルコムパドレス」と呼ばせないところがアメリカ企業の奥ゆかしいところだ。スポンサーは誰かということは地元の人だけにアピールすれば充分ということなのだろう。でもそのためにメジャーの球団を持っているというのは大変な出費なはずだ。アメリカの球団経営はヤンキースなどの一部の人気球団を除けばメセナのようなもんだ)

このクアルコムはMacユーザにはEudoraの開発企業としてなじみがあるが、携帯電話でよく目に するcdmaの民生化に最初にめどを付けた企業でもある。
民生化と書いたのは、cdmaは軍事技術として実用化されたからだ。

21世紀の戦争は電子戦になると予想された時代があった。
ミサイルを長距離着弾させるときに、打ちっぱなしのミサイルよりも命中の瞬間までコントロールできる物の方が、結果は良いに決まっている。
cdmaの最大のメリットは通信容量の大きさ=高速通信が可能ということで、ミサイルひとつのコントロールにしても最初は右に行くか左に行くかみたいなテレビゲームみたいなもんだったろうけど、次第に敵のレーダーの発信源を自動探知してそこに誘導される飛行爆弾とか、カメラの画像を解析するとか、やり取りする情報量も飛躍的に多くなってくる。

こういう電子戦で成果をあげたのがcdmaだった。
民生化すると用途はまず携帯電話だろう。クアルコム自体もかつては携帯電話の端末メーカーだった時代があった。クアルコムは携帯電話に搭載できるようにこのcdmaのワンチップ化に成功。それを採用したのがKDD(現在のKDDI)のcdma oneだった。

クアルコムの創設者のジェイコブス会長にインタビューするチャンスがあった。
まずこの気になる社名なのだがどういう意味かと訊くと、

「クオリティコミュニケーションズを縮めて作った。
だから発音は本当はクォルコムだ。」
と教えてくれた。

ジェイコブス会長の話の要旨はこんなだった。

世界中で携帯電話が普及して先進国の中で帯域不足の問題に直面していない国はない。
この問題を解決するには決まった帯域にたくさんの人がアクセスできる仕組みを作るしかない。
その解決法がcdmaだ。

ということだった。

第1世代の携帯電話はほとんどアナログのラジオみたいなシロ物だった。アナログだから上り下りにそれぞれ一人にひとつ専用の帯域が必要になり非常に効率が悪かった。
携帯の契約者が増えるに従って基地局のアクセス者が満杯になってしまうことが多くなる。
それでデジタル化が進む。
例えばTDMAと呼ばれる時間分割でひとつの帯域を複数の人が使うという方式だ。

この世代の携帯電話はアメリカのTDMA、ヨーロッパのGSM、日本のPDCの三種類の規格が乱立した。この違いがいくら調べても良く判らなかった。
ジェイコブス教授(この会長は本当に大学で教授も兼任しているそうだ。物腰は大学教授といった方がふさわしい穏やかな人で、私のピントがずれた質問にもイライラせずに、丁寧に答えてくれた。)
に質問したところ

「それは根本的な違いはありません。しかし互換性もありません。それぞれわずかな違いで互換性を持たせることができなかったのでしょう。」

とのことだった。
この第2世代デジタルで一息ついたが、日本でもヨーロッパでも急速に携帯電話が普及してやっぱり帯域不足は深刻になってくる。

その時にとれる方法はワイドバンド化しかないということで、第3世代に向けてIMT2000が策定され、それに残ったのがクアルコムのcdma2000 1xとエリクソンのWCDMAの2方式となった。
クアルコム方式をKDDIのauが採用し、エリクソン方式をNTTdocomoのFOMAが採用した。
日本は壮大な実験場としてアメリカ方式、ヨーロッパ方式の代理戦争の場になるというストーリーで番組は締めた。

しかし実際は、「代理戦争」の結果はauの一方的な勝利に見える。ドコモは第2世代の505iがヒットしたのでまあまあの業績のように見えるが、第3世代だけ抜き出してみたらドコモの惨敗ということになる。

クアルコム方式は第2世代と基地局の互換性があるので、一気に機種変更をすることができたという強みがある。
FOMAは一気に広帯域に変更してしまったので第2世代との基地局の互換性がなく、電波の直進性が強いためにすぐ落ちるという弱点をなかなかカバーできないという問題もある。
またヨーロッパのキャリアがなかなかついて来てくれないので、いつまでたっても国際ローミング(自分の電話をそのまま持っていって、外国でも通話できるサービス)が実現しないということもある。

WCDMAを採用した旧ブリティッシュテレコムのO2という会社に取材した時に、インタビューが終わって
「前向きな話ができて良かった」
と担当者が喜んでいたのがよく分からなかったのだが、イギリス人のコーディネータさんによると、イギリスのマスコミは皆、

「第3世代の携帯電話は必ず失敗する」


というトーンで記事を書きたがるそうだ。

「日本のドコモがすごい勢いでFOMAの基地局を建設しているが、イギリスやヨーロッパのキャリアにはあれと同じことはできないだろう。そもそもWCDMAを採用したのが正しかったのか?」
というようなことらしい。

「だいたい、第3世代電話なんて本当に必要ですかね?」とこのイギリス人コーディネータも納得がいかない様子だった。

ヨーロッパでこんなに悲観論が出ているというのは知らなかったが、

「じゃヨーロッパの人たちは第3世代に失敗したら電話の帯域の問題はどうするつもりなんですか?

国が国民に
『携帯電話は混み合ってますからできるだけ使わないようにして下さい。』
とでも説明するんですか?」


とコーディネータに聞くときょとんとしていた。

この問題ではずいぶん国によって温度差があるんだなと思い知らされた。




IPv6

Internet Protcol version 6

工学部を出た人なのか、そうでないのかが割と判る言葉遣いというものがある。
例えば、僕ら素人は
「メモリが大きい」
という言い方をする。
しかし電子工学を勉強した人たちは
「メモリのアドレスが深い」
という言い方をする。
同じことをいっているのだが、コンピュータはメモリに必ずアドレスを振って何番の小部屋にはこれこれのファイルの頭の部分を入れるというふうに番号で管理するらしい。
だから「メモリ空間が広い=メモリアドレスがたくさんある=アドレスが深い」という語感になるようだ。

これはそれぞれの世界の用語だから、バーゲンハンティングのことを証券用語で「押し目買い」というが「なんで押し目買いというんだ?」なんて追求してもしょうがないのと同じだ。

しかしこの語感は面白いと思う。
「メモリが大きい」とか言っている私のような素人は、やはりコンピュータをどこか外から見ているようなところがある。なんか解んないブラックボックスだが、こんだけメモリがあれば足るだろというような語感だ。

それに対して「アドレスが深い」という言葉を使う人たちって、 常に中から外を見ているような気がする。


さてそのアドレスなのだが、メモリにアドレスがあるというのはあまり馴染みない話だろうが、インターネットにアドレスがあるというのは、よく知ってる話じゃないだろうか。
しかしコンピュータが使うアドレスと、人間が使うアドレスは違うというのを知っていたろうか?

インターネットを便利に使っている人は、メールアドレスを持っている。自分のホームページを持っている人は「ホームページアドレス」なるものも持っている。
このサイトは
「http://www.geocities.jp/nmuta2003/」という場所に置いている。

しかしコンピュータが使っているアドレスというのはこういうものではない。
「192.168.001.001」
というようなアドレスをオフィスなんかで見かけると思う。
これをコンピュータがインターネットの通信手順の時に使うアドレスとして

「IPアドレス」

と呼ぶ。
このアドレスは今既に枯渇している。この数字だけ見ていたら9999億のアドレスが使えそうに錯覚するが、このアドレスは32ビットのものを十進法表示に起き換えているだけなので、実際には数十億のアドレスしか取れない。

だったらもっとアドレスを「深く」しろというのがIPv6だ。

従来の32ビットから128ビットに一挙に増やしてしまえば、抽出できるアドレスの数は読み上げるのが不可能な天文学的な数字になる。
多分128ビットで予想されるアドレスをパソコンで書き出すだけで何千年かかってしまうような、そんなスケールだ。

このIPv6で全ての家電製品にアドレスを振って機器通信を家電製品に直接やらせるという、「ネット家電」が来年アタリから本格化しそうだ。
なぜIPv6で固有IPアドレスを持つのが有利かというと、ルータなどの周辺機器を必要としないし、 つなぐ度にネットワーク接続の設定が必要ない。
仮想IPアドレスを最初から使わないという前提のネットワークは実にシンプルだ。

これは家電製品には重要なことで、炊飯器を接続したいが
「ルータを用意してドメインネームの取得方法を設定して下さい」
なんて取説に書いてあったら普通の主婦はもう見向きもしないはずだ。

ただつなぐだけでもうその瞬間から便利に使える、いわゆるプラグドアンドプレイでなくてはこういうものは使いものにならない。
それを実現するのが、固有IPアドレスを全ての機器が持っているという状態でそのためにIPv6は必要ということになる。


先のCDMA方式の第三世代携帯の悲観論と同じで、IPv6不要論というのもあった。
「IPアドレスが不足するというのは昔の話で、今は仮想IPアドレスをルータなどで振る技術が進歩しているので、IPv4のアドレスですら使いきってしまうことはないだろう。
ましてや通信インフラからの改変が必要なIPv6など無駄な投資である。」

こういう新しい技術に対して混ぜっ返すようなことを言いたがる人というのは常にいるものだと感心してしまう。
しかしこういう人たちは

「インターネットの利用者は皆パソコンから接続している。」 という現在の状況が永遠に続くと勘違いしている。

IPv6はもうパソコンなんか相手にしてないということに早く気がつくべきだ。


2003年12月28日













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