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相変わらずのごたごたにうんざり
/Do you find range of the Counter boring?

リスク管理にはコストがかかることが理解できない人々



こういうニュースコラム を見つけた。
先日来WindowsXPを会社であてがわれて、NTサーバによるネットワーク環境で仕事しているということをここにも書いた。

この"Windowsネットワーク"についてはどうも使っているうちに色々不審を感じていたのだが、この記事を見て何となく納得がいった。

このネットワークはどうもいわゆる標準のEthernetとは全く違う性質があるようだ。

WindowsXPとMacOSXを相対で1対1でつないだ時には問題なく使える機能が、NTネットワークでは使えなかったりどうもよく解らない動きをしている。
ネットワーク管理者も
「よく解らない」
といっているので自助努力で勉強していかないとしょうがないのだが、そんな時間が無いからもうこのネットワークの調整については諦めているという状態だ。

この記事によるとWindowsネットワークはEthertnetとは全く質が違う通信をかなりやっているようなので、どうもこういうことも関係あるのかもしれない。

それにしてもどうしてこういうローカルルールを堂々と搭載していくんだろうか?
なんのためのTCP/IPなんだろうか?

Microsoftは一社の利益のために世界中に不便をまき散らしている


それでそういう独自カーネルをベースにした、独自規格の勝手なOSで独自ネットワーク環境を作り出して、他のクライアントOSを閉め出して、シェア95%のスタンダードOSなんて言ってて、その独自規格のおかげなのかどうか、独自にセキュリティホールもどんどん作って、独自規格のウイルスもどんどん流行させている。

InternetExplorerなんてのも、他のブラウザには見られないような独自規格の変な機能を満載にしているからなのか、どうなのか、独自規格の 大きな穴も作ってくれている。
このウイルスに関してはExplorerが悪いというよりも、OutlookExpressの方に問題があるということだろう。
Outlookは前からhtmlをブラウザで勝手に開くスクリプトがウィルス感染の温床になっていると指摘されているのに、今だにデフォルトでこういう独自規格設定になっている。
なぜ改善しないのだろうか?

OutlookExpressがなぜ独自規格かというと、こういうスクリプトでhtmlを勝手に開くなんていう機能をデフォルトでオンにしてるメーラなんて、世界でこれしかないからだ。

Beckyをはじめとして、Windows用のメールクライアントでこういう設定になっているものは無いし、Mac用でもLinux用でも無い。
まさにMicrosoft独自規格としか言い様が無い。

ここまではっきり原因を指摘されているのに、改善をしないというのはMicrosoft自身がこのスクリプトを利用して、いかがわしい個人情報収集をしているのではないかと勘ぐってしまう。
先のMSネットワークのいかがわしい通信内容の話なんかが出てくるのを見ると妙に納得してしまうのだが、そういう理由でもないとこの「独自規格」に異様にこだわるMicrosoftの真意が解らないからだ。

そんなことが簡単にできるとも思えないが、そういうリスクが指摘されていて、ウイルスの温床になるということも明確に指摘されている。
そうならば改善するのがふつうの感覚のはずだ。

そういう仕様変更をしたくないからやらないのか、できないからやらないのか、しかしできないなんてことはあり得ないはずだ。

いくらMSのソフトウエアクリエータが無能だといっても、そんなことができないなんてことは無いだろうと思うのだが。


こういう問題がどんどん起きてそういう情報はネットニュース上にどんどん流れているのに、相変わらずオジサンたちはそういうニュースに全く無関心で、

「会社のパソコンをWindowsに統一するぞ。」

なんて言っている。

別に私には関わりのないことなので、
「どんどんおやりなさい」
と言っている。

私は仕事場ではWindowsXPのDellをあてがわれているが、これは結局ワードやエクセルなどを開く時か、ネットワークプリンタに出力する時にしか使っていない。
ネットに接続したり、メールを見たり出したり、文章を書くというような仕事には、相変わらずiBookを使っている。

なぜなら安全だからだ。

Windowsのアドレス帳を空にしておけば、少なくともウイルスをもらっちゃった時も、人にばら撒くことが無いからそちらのメーラは受信専用にしている。
しかもOutLookExpressとExplorerは封印してBeckyとFireFoxをもっぱら使っている。
ExplorerやOLEはできれば削除したいくらいだが、どんな不具合が起きるか予想できないので削除まではできないが。
それに普段文章を書く時には基本的にテキストエディタを使うようにすれば、マクロももらうことが無いのだ。
マクロをもらってしまうのは大抵Word文書かExcel文書なので、本当に必要な時以外はそういうものを使わないようにすれば良いのだ。
どうしても使わなきゃいけない時はWindowsで開いているが、 それはさっきも書いたようにWindowsには感染しても大丈夫なように重要な書類を入れていないからそういう風にしているわけで、Windows以外に使えないんだったらオンラインのパソコンでOfficeを使うのは禁則にするのが安全なネットワークの考え方だと思う。

簡単に「Windowsに切り替えたら?」なんていう人たちは、自宅で趣味でパソコンを使うのと、会社でネットワークで使うのとを混同している。

会社のネットワークは情報を抜かれたり、ウイルスにやられて停まったりしたらその時点でアウトなのだということを本当に理解しているだろうか?

Windowsは安全に使うには相当なスキルが必要だということは、是非知っておいてからそういう機種変更にかかってほしいもんだ。


なのに「誰が保守、安全管理をやるんですか」と質問したら

「各人が自分でやるんだよ」

とぬかした幹部のオジサンがいたという話だが、こういう人は是非Windowsを使って個人情報をばら撒いてジャパネットタカタのようになってもらいたいもんだ。
Windowsユーザの7割は自分ひとりでアップデートをかけることもできないというのが現状なのに、
「各自でやれ」
とは恐れ入ったもんだ。
うちのように大部分の社員がコンピュータのオーソリティでもなんでもない普通の会社が、一体各社員のどういうスキルを期待して
「各自でやれ」
なんていうんだろうか?

そういうオジサンに限って自分のパソコンの日付け設定すらできないのだが、しかしウイルスの恐さなんて知らないから
「どうせ大丈夫だ」
としか思っていないんだろう。

「世の中にはWindowsで統一したネットワークを安全に使っている会社が沢山あるんだから、そういう問題は起きないの」

とか抜かしているオジサンもいたが、そういうWindowsを安全に使いこなしている会社は、ネットワーク管理者を雇うとか、社員に安全に関する研修を受けさせるとか、それなりにコストをかけているということにこのオジサンは全く気付いていない。

Windowsを入れさえすれば即安全で便利なネットワークが完成するという夢のようなことを考えている。



私はWindowsを安全に使いこなせるほどのスキルが自分には無いと思っている。
だから今でもMacをメインに使っている。
なのに

簡単に
「Windowsに切り替える」
なんて言う人たちには自分にそういうスキルがあるのか、もう少し謙虚に反省してもらいたいもんだ。





2004年4月11日












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青木さやか