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「マイノリティリポート実現か?」のニュースに思ったこと

本当のユビキタスコンピューティングには
それにふさわしいインターフェイス実現が必要だと思った


「マイノリティリポート実現か?」のニュースに思ったこと


ニューヨーク大学で映画「マイノリティ・リポート」が実現

まずはこのリンク先の動画を見てみて欲しい。
最初に出てくるスポンサーメッセージの蛇男はご愛嬌というか、あとから続く画像の前にこんなものが出てくるとアイロニー以外の何ものでもない。(この会社は本当にセンスないなぁ)

それでこの本編の動画を見て誰でもスティーブン・スピルバーグの映画「マイノリティ・リポート」でトム・クルーズが動かしていた、あのガラスのようなコンピュータ画面を連想したのではないだろうか。

これはNY大学のクーラント数理科学研究所のジェフ・ハン研究員が開発したGUIで、タッチセンスを利用しジェスチャーやタッチ、感圧までも実現している。
詳細はこちら
日本語の解説ページはこちら

それでこれを見て私が何を感じたかというと、SFチックなGUIが実現するかもという感慨もそうなのだが、それよりもどこぞの偉いさんが
「WindowsVistaはマッキントッシュ式の旧態依然としたオブジェクト指向なGUIを葬り去り、リザルト指向なGUIを実現する可能性がある」
なんて書いていたのを思い出してしまった。
Windowsの何何指向がどうしたこうしたとかいう以前に、せっかくの4年前のタブレットPCの実用化という好機をWindows陣営はまったく活かすことができなかったではないかと思うわけだ。
リザルト指向なんてわけのわからない概念をねつ造する以前に、マッキントッシュ式のGUIですら今の状態はまったく完成からほど遠い状態じゃないのだろうか?

「マッキントッシュ式の旧態依然なオブジェクト指向のGUI」はいまだにアイコンをクリックするとウインドウが開いて、その中にアイコンがあってという23年前にマッキントッシュが製品化したスタイルを踏襲している。
いかに3Dな豪華なグラフィックをつけようと、結局そこから一歩も踏み出していない。
これはMacOSXもWindowsVistaも基本的には何ら変わりはない。

この動画を見ていると指を使った感覚的なディレクトリナビゲーションとか、まだできること、やっていないことはたくさんあるんじゃないかという気がした。

こういう物がユビキタスコンピューティングと結びついて、例えば机とかに埋め込まれて、個人が持つID認識用のコミュニケータとトランザクションしながら反応するというようになって、こういうものは真価を発揮するだろうし、その時代にはキーボードを装備したパソコンなんてのは絶滅するかもしれない。
というようなことを考えさせる動画だった。




2007年1月26日













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青木さやか