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web解析って面白い!/Fun and games of site analyse service

でも面白うてやがて悲しきという感じがしないでもない


最近このサイトにweb解析サービスを導入した。


これで何が分かるかというと、サイトを見た人の数だけでなくその見た人はどういうところから飛んで来ているのか、どのページがよく見られているのか、またよく見られている時間帯、曜日、週ごとの来訪者の推移などかなり細かいことが分かる。
こういう解析サービスが無料というのは驚くべきものがある。

それで今までのところ分かったことをまとめると...

アクセス者のOSは8割がMacOS(もっと細かくOS9以前とOSXが峻別できたら良かったのだが)。
これはほぼ予想通りだが、

逆にいうと2割近くはWindowsで見ている人がいるというのが驚きだ。

このサイトにはあちこちにWindowsの悪口がふんだんにちりばめられているので、Windows信者には決して居心地が良いサイトではないと思うのだが。
想像するに自宅ではMacOSXを使っているが、会社ではWindowsXPをあてがわれているという人たちが会社で見ているんだろうなということか。

ミンナ遊んでないで仕事しろよ!


それ以外ではLinuxやBSD、なんとBeOSで見てくれる方もいるということだ。
世の中にはまだこういう人がいるということが心強い反面、こういうOSを常用している人って専門家だろうからそういう人から見たら、私の浅い知識を動員した解説記事なんてどういう風に見えているのかと思うと冷や汗が出る。

曜日ごとのアクセスや時間帯のアクセスなんてあまり意味がないと思っていたがこれはこれで面白い。
時間帯では明け方が低いのは予想通りだが、昼間に一度ピークが来て夜中にもう一度ピークが来ているというのはちょっと意外。やっぱり昼間遊んでいる奴が結構いるな。
曜日ごとでは金曜、土曜の週末アクセスが多いという予想は見事に違っていて、曜日のピークは火曜日に来ている。

皆さん土日は家族サービスなどで忙しいので週明けに覗いてみるという行動様式があるということがハッキリした。

パソコンに向かっている時間も土日よりも平日の方が多いという人が多いんじゃないだろうか。
あるいは私自身が最近家族との関わりで土日の更新が滞りがちだというパターンが、皆さんに見透かされてきているのかもしれない。
日曜に見ても新しい記事はないので週明けに見るというパターンが多いのかもしれない。
こっちの理由の方があり得るかな。

リファラーサーチとして、どこから飛んできているかというのも分かる。
これで見ると7割の方がブックマークから来ていることが分かる。

これは何かのきっかけで私のサイトを覗いてくれた皆さんが、もう一度このサイトを覗いてみようというリピーターになってくれているということで、ありがたいことだ。

お客さまは神様です。
これからも皆さんの役に立つ記事をがんばって書いていきます。

それでブックマーク以外では意外に健闘しているのはyahoo!のディレクトリから来てくれる人で、最近はGoogleサーチに押され気味といってもやっぱりyahoo!ディレクトリは健在なのだなということを思い知らされた。
サーチ関係では圧倒的にGoogleが多い。
意外に少ないのはExciteやNiftyなどのディレクトリで、ここから来る人は珍しい。
そういう意味ではここのGeoCitiesのディレクトリから来る人もかなり珍しい。
こういうところからネット上の人の流れはどこに集中しているかが結構分かるのが面白い。

この解析サービスを入れた一番の狙いはこのサイトのどのページが見られているかを知りたかったからだ。
その結果はトップの「新着アプリのテストとトラブルシューティング」が一番見られているのはほぼ予想通りだった。
2番目は「OSXの良く使うアプリ」というのもまぁ予想通りか。

しかし一番見られていないのは今あなたが見ているこの「このホームページについて」のページだったりする。

2番目に見られていないのは「なんちゃってなIT用語辞典」だったりして、私が個人的には一番力を入れているコンテンツが一番不人気というのはちょっと心外だった。

でも仕方ないか、訳の分からないオヤジが能書き垂れているようなページなんか誰も読みたくないかな。ましてこのふたつは絵が無くって字ばっかりだし。

IT用語辞典なんてのもできるだけ私自身が見聞きしてきた実体験だけを書くようにしているので、ありきたりの用語解説とはひと味違うだろうと自負しているが、それでもこれを読んだからって何かの役に立つかというとそのあたりが私にもよく分からないし。

仕方ない結果かなとも思う。

意外にヒット数を稼いでいるのはリンク集とか、UNIXコマンド解説、音楽について書くと宣言した兄弟サイトの「柊梅庵主謹白」のリンクだったりする。

UNIXコマンドについてもっと知りたいというニーズは意外に強いんだなというのも最近の実感だし、リンクや音楽に関心が集まるのもwebの常なのかもしれない。

ところがこの3つが一番更新が進んでいないところなので、もっとこういう所でがんばらなくてはいけないなと今冷や汗をかいているところだ。

この更新が進んでいない3つのパートもいろいろ手を加えたいし、書きたいことが一杯ある。
しかし手が回らない。
webサイトを上げる時に知り合いから

「あまりメニューを沢山増やしてしまうと、後で更新していくのが重荷になるよ」

というアドバイスをいただいていた。
実はその通りになっている。
メニューを増やし過ぎたんで手が回らないところが増えている。

(それでも「柊梅庵主謹白」のサイトに音楽だけでなく映画についてのコラムのページも作ろうかなと今たくらんでいる。全く懲りないオッサンヤネ。
でもwebサイトってこんなことできるかな、あんなことしたいななんて考えている時が一番楽しかったりする。
できてしまったら後は更新するのが大変なだけだ。
更新するのが嫌なわけじゃない。書きたいことはまだまだ沢山ある。
でも手間と時間は半端ではない。)

このサイトのヒット数、ビューを見ていると「これがお金になったらなぁ」という感慨がないこともない。

20000アクセスなら一人1円徴収しても2万円、10円徴収すれば20万円、100円なら...
話によるとwebサイトをあげて結構カウンターを稼ぎはじめると誰でも一度はこういうことを考えるそうだ。
しかし100円も徴収されたら、誰も来ないわなぁ、こんなサイト。

それで訪問者には全く負担をかけないでお金を生む魔法の仕組みがアフィリエイト(webサイト広告スペース貸し)ということだったんだろうけど、これは実際にやってみて判ったがクリック率だって1%もいかないというものすごい低率で、

ましてや出来高制なんてことだとお金を拝めるのは何年先の話だ?というのが実態だ。

結局アフィリエイトは圧倒的多数のサイトに広告を出せる広告主だけにメリットがあるシステムで、個人のサイト運営者にはレベルの高い広告が載っているとサイトの信頼感が若干増すというメリットくらいしかないことになる。

これじゃまるで鵜飼いの鵜だな。

面白うてやがて悲しきかな。
これをお金にしようとかは考えるなということか。

お金にすることはあきらめるとして、せめて私と同じような情報を求めてくる人が見て充実したサイトにするということに専念するかな。
手が回らないメニューがあるのは当面しかたがないけど、こういうお客さんのヒット率が高いページはやはり優先的に更新していかなくちゃとは思っている。


いずれにしてもウサギの跳躍よりも亀の歩み、大量に作業するよりも毎日一行でも良いから必ず更新するということに決めて始めたサイトだ。
当面は手が回らないというところはどうしても出てくるが、「暖かく見守って下さい」というところです。



2004年7月6日













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