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ITリテラシーの地域格差/Cabbage of provincial

こんなに地域によって数字の差があるとは思わなかった


ITリテラシーには意外なほど地域格差があると実感した。


最近導入したこのサイトのアクセスログ解析を見ていて面白いことに気がついた。
まだ10日間ほどのデータなので、信頼度は高くないのだがアクセス地域の解析を見ていると思った以上に地域格差があるということだ。

データを紹介するとこの10日間で
東京都から1800
のアクセスがあった。
同じく
神奈川県600
大阪府400
愛知県300
千葉県230
北海道200

と続く

このサイトのアクセス者は8割がMacなのでこのアクセス比率がITリテラシーの地域格差を表すというのはちょっと乱暴かもしれないが、しかしMacのシェアなんて都会でも田舎でもそんなに変わらないはずだ。
ということはこの数字をほぼ10倍にすればWindowsも込みのパソコンユーザの数になるはずだ。

これがパソコンユーザ、ネットワーカのボリュームと見るのは乱暴かもしれないが意外に実体を表した数字なのかもしれない。

そうするとトップの東京都は神奈川県の3倍もボリュームがあって、神奈川も東京も首都圏ということでくくると大阪はこの一都一県の6分の1しかアクセス量がないことになる。
大阪人はなにかというと東京に対して対抗意識を持っていて、「第2都市」ということをすぐに言うが、その第2は第1の数分の一という格差があるのだ。

そういうボリュームの差も知らないで、あるいは知っていても敢えて目をつぶって「大阪は日本第2の都市である」なんていうことばかり言っていることの空しさが最近本当に身にしみている。

辛うじて最近元気がいい名古屋よりは上に行っているが、『辛うじて』である。

人口比率ということを考えると面白いのはこの時点でも佐賀県や秋田県からのアクセスはまだ1件だということだ。東京都とは人口格差があるから単純に数字の多い少ないを比較することはできないがしかし東京都と佐賀県の人口差は1800対1も開いていない。
つまり地方と都市にはやはりITリテラシーの差があるんじゃないかということだ。

私の本籍地は佐賀県なのでこの県がどんな雰囲気の場所なのかはよく知っているが、牧歌的という言葉がまだ残っているとしたら日本ではその言葉は佐賀県にあてはまるだろうというくらい、絵に描いたような田舎だ。

ITなんて必要性を感じることはないだろう。
ITはそういう田舎でも都会と同じワークスタイルを実現できるということも、メリットの一つだったはずだ。
だからITの恩恵は地方にこそあるはずだという話をいろんなところで聞いた。

しかし実際には地方はそんなことにはあまり関心を持っておらず、結局IT関連の情報に鋭く反応するのは都会の人たちということになっているようだ。

県庁が『ITアイランド』を標榜していた沖縄が最下位に近いところにいるのを見ていると、お役人は『IT立国』、『IT立県』なんてことを盛んに言うが庶民は、特に地方の庶民はそんなスローガンを馬耳東風で聞き流している様子が見て取れる。

必要があれば役人のスローガンなんか関係なしに皆どんどんこの世界に入っていくはずだが、必要を感じない人はどんな強烈な(脅迫のような)スローガンを聞かせても動かない。
このことはそういうことを表しているんじゃないか、
ということは日本の新しいビジネスの潮流や、トレンドの変化は結局は首都圏から始まるということになってしまう。
大阪人がどんなに反論してもこのことは仕方がないような気がする。

以上Macサイトのしかもたった10日分のアクセスログを見ただけで言い切るには乱暴な結論だが、しかしそういうことを思ったのでちょっと書いてみた。




2005年3月15日













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青木さやか