Windowsについて雑感2題
1)Windowsのファイル数
今日シマンテックのアンチウイルスでCドライブ全域のスキャンを久しぶりにやってふと思った。
Cドライブの全域のファイル数はおよそ8万7千と出ている。
少ない。
ちなみにOSXLeopardのファイル数をiDefragで調べてみた。
およそ68万9千。
8倍以上もある。
ユーザファイルの数なんてこの1割にも充たないだろうし、Macの場合はリソースフォークを使うからファイルの数はWindowsより多くなるという事情を考慮しても、リソースフォークの数は2万2千・・・・
つまりLeopardはそれだけWindowsXPよりもでかいシステムだということだ。
8万という数はOS9の頃の起動ボリュームのファイル数がそれくらいだった記憶がある。
こうなるとWindowsVistaのファイル数がぜひとも知りたいところだ。
おそらくLeopardに匹敵する数十万という数字が出てくるに違いない。
規模的にはWindows2000〜XPはMacOS9あたりと同世代のOSということができるかもしれない。
Windows2000以降は、そういう旧世代システムであの安定性を維持できたわけだから、ある意味この面ではMacをリードした先進的なOSということができるかもしれない。
しかし以前ここでも触れたが、LeopardとWindowsXPのベンチマークを比較して「WindowsXPの方が速い」という記事を書いていたテクニカル記事があったがあれはいただけない。
世代が違うからだ。
やはり比較するならLeopardとWindowsVistaを比較しないといけない。
システムの機能を維持するためのファイル数は格段に違って来ているわけだから、それを無視しての比較は何の意味もない。
シマンテックのスキャン結果
リスクファイル0はいいのだがスキャンしたファイルの総数が8万3千しかない
これがWindowsXPのシステムの規模ということだ
iDefragでのLeopardの起動ボリュームのスキャン結果
フラグメンテーションが333というのはまあまあの結果だが
それよりファイル数が68万を超えることに注目
ユーザファイルの数なんて2〜3万あるかどうかというところだろうから
これがLeopardのシステムのスケールということになる
2)Windowsアップデートが改良された・・・でも使わない
Windowsアップデートのページを見に行ってこんなお知らせがあることに気がついた。
「MicrosoftアップデートでWindowsだけでなく、MSOfficeやMicrosoftアプリケーションの更新プログラムを入手できます」
でそのページがこちら。
つまりMicrosoftでもAppleのソフトウエアアップデートと同じことができるようになったわけだ。
これは便利だ。
でも私は使わない。
Officeなどはうかつにアップデートすると不具合が出たりという問題が結構起きている。
自動でアップデートするなんてとんでもない。
おそらく多くのWindowsユーザがこの機能には興味を示さないと思う。
これもWindowsとMacのカルチャーの違いだろう。
MicrosoftUpdateというWindowsシステム、アプリケーション一括更新サービスが開始された
これでWindowsでもMacのソフトウエアアップデートのようなことが実現できる
すばらしい!!・・・私は使わないが・・・(^_^;)
2008年6月3日
|
|