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グッドウィルの社長って・・・

つきあう友は選べ



グッドウィルの社長って・・・

ニュースに疎いと時々大変な話を見落とすという経験をする。

今日こういうニュースが流れた。

グッドウィル:来月廃業 日雇い派遣の許可取り消し、グループ再建に痛手

内容はすぐに消えてしまうので一部引用。

「グッドウィル:来月廃業 日雇い派遣の許可取り消し、グループ再建に痛手

 人材派遣大手のグッドウィル・グループ(GWG)は25日、100%子会社で日雇い派遣最大手のグッドウィル(GW)を7月末に廃業すると正式発表した。二重派遣問題で、厚生労働省が同社の派遣事業の許可を取り消す見通しとなったことなどから、事業継続が困難と判断した。GWGの経営再建に大きな痛手になりそうだ。」

 

とのこと。
グッドウィルがいかがわしい会社だというのは、折口前会長が絶好調で調子こいて『「プロ経営者」の条件』なんて本を書いて、「私の経営哲学」を語っていた頃から感じていた。
だからグッドウィルや子会社のコムスンが派遣法などの関連法規違反で次々と行政指導、摘発を受けたのも「確信犯だろ」という感想しかなかった。
だからアメリカのアクティブファンドに買収されるのも自業自得としか思わなかった。

ところが今日、グッドウィルの廃業発表会見で、ホールディングカンパニーのグッドウィルグループの経営幹部の謝罪会見の写真を見て驚いた。
経営陣の中央に見覚えのある顔が見える。
なんとグッドウィルグループの社長って今、堀井慎一さんがやっているんだ!
全く知らなかった。
早速ググってみると、折口雅博前会長は今年の3月に、一連の不祥事を受けて引責辞任をして、社外取締役だった堀井慎一さんが、グッドウィルグループの責任者のグループ社長を引き受けたというニュースがアーカイブされている。

さらにもろもろ調べていると、折口前会長はグッドウィルプレミアというグループ企業の経営に留まり、院政を布いているとまでは言わないがなんとなく引責辞任は形式的で、グループに影響力も残しつつみたいな様子で、堀井さんは火中の栗を拾ったと言うか、ババを引いたと言うか、こういうのってどうなんだろう。

実はこの堀井慎一さんって個人的に知っている人で、この方は大和証券の営業畑出身で営業から副社長にまで登り詰めたひとだ。
そのあと請われてベンチャー企業を育成するベンチャーキャピタルの理事長に転身し、私はこの当時お知り合いになった。
当時は日本の株から見た日本企業の未来、特にベンチャー企業の未来を熱く語る人だった。
面白い本もいろいろ書いておられた。
日経平均10万円時代を予言しておられた。
勿論今年、来年の話ではなく10年後の話だが、10年で10倍のパーフォーマンスを予想するのだって思い切った数字だと思う。

今日の会見を見て、何とあの堀井さんが小さくなって頭を下げている。

人の変転流転はなんだかはかないものがある。

つきあう人間は選ばなくてはいけない。

いろいろなことを思った一日だった。




2008年6月26日
















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青木さやか