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「アイフォーン、予想外の苦戦」に反論しているE-WAさんがアツい!

でも相変わらず私は蚊帳の外



「アイフォーン、予想外の苦戦」に反論しているE-WAさんがアツい!

アイフォーン、予想外の苦戦 (1/2ページ) - MSN産経ニュース
というMSNサンケイの記事が「物議」をかもしている。
この報道に抗議したのは「iPhoneが予想外の苦戦とかいう報道の件:E-WA'S BLOGというブログ管理人のE-WA氏。

E-WA氏によるとサンケイの報道は「子飼いの三流アナリストが勝手に持ち上げるだけ持ち上げといて、今頃になって掌返してるだけじゃないか。はいはい印象操作、乙!」という手法にほかならないと憤りをかくせない様子だ。

これに対してフジーサンケイグループからは反論のコメントは発表されていないが、一部のトラックバックをつけているブログでは「逆ギレみたいな批判」との批判があがっており、コメント欄にも「ZAKZAKだけが100万台予測報道をしてたわけじゃないですが、
そこら辺は無視ですよね。」との書き込みも見られる。

ブログ管理人のE-WA氏はこれらの批判に対して
「コメント欄や TB が少々面白くなってきました。たまには暴言っぽい記事も書いてみるもんですなあ。」
と余裕の(開き直りの)表情を見せている。』


と、E-WAさんのサイトで起こっていることを新聞記事風の文体で書いてみた。
書いてみると5分で飽きるねぇ、新聞文体。

ところでこういう毒を吐くのはどちらかというと私の役回りというか、私の方が温和なE-WAさんなんかよりもずっとこういうキャラだったのだが、最近こういう「キレ芸」に飽きて来たのと、皆さんからいただく情報やもろもろ新着情報をトレースするのに精一杯で「キレている暇がない」ということで、「キレ芸」専門の私がすっかり好々爺になってしまっているのはまずいことだ。

替わりにE-WAさんがこういう面白い盛り上がり方をしているのを見ると、
ちょっと焦り(^_^;)

ところで新聞原稿って、本当に「印象操作」に最適な文体だと私も思う。
なぜなら私のような日常的にキレているヤツが書いている文章って、実はあまり印象操作には役に立たないのだが、新聞原稿というのは一見「客観的に書いてある」ふうに見えるから、ちょっとした印象操作には最適だということになる。

例えば上の擬似新聞記事の最後の一行を
『と余裕の表情を見せている。』
で結べば、記事はこの顛末を面白がっておりE-WAさんを揶揄する程度の印象で終わるのだが、
『と開き直りの表情を見せている。』
で結べば、この記事はE-WAというヤツはけしからんヤツであり、誠実な批判にまともに答えない独善的な人物であるという印象になってしまう。

実は朝日の「日本電産、永守社長はけしからんヤツ」という記事などの印象操作をはじめ、新聞の社会面の記事の操作はこんなふうに行われている。
彼らは戦前の大政翼賛会から戦後の民主主義礼賛、過激派キャンペーンなどでこれまでにも多くの場数を踏んでいるからiPhoneの印象を悪くすることぐらいどうってことない。

ましてや相手はアンシャンレジームには目障りな外資企業のヘンテコグッズだ。
「ほうら、見てごらん、やっぱりAppleクズ製品だからお目が高い日本の消費者には売れないだろぉ?」
てなもんだ。
それで「ソニーやトヨタの日本のモノづくりの精度の高さ」なんて礼賛記事もしっかり書くわけだからおめでたいにもほどがある。
(おっ、久しぶりにキレ芸のmutaらしくエンジンがカカッて参りましたよ)

大体「アイフォーン」くらい「iPhone」って書けよ。
「読者に読みやすいように配慮して」書き換えるというが、「iPod」を「アイポッド」と書かれるとどこかの潜水艇のように思ってしまうのは私だけ?
電気店の店頭ではみんな「iPod」って書いてあるんだから、そのまま書いた方が読者もわかりやすいと思うのだが?
せめて「iPhone(アイフォーン)」だよな。文字数増えてしまうけど。
OSを「基本ソフトウエア」と訳してみたり、新聞屋の言語感覚はかなり問題なんじゃないか?


と参戦の意思を表明してみたものの、私自身はiPhoneを持っていないし、買う予定もないし、日本では元々iPhoneは売れないだろうと予想していたので、「8月末段階で20万台」という推測を聞くと逆に
「結構売れてんじゃん? ソフトバンクがキャリアなのにそんなに売れるもんなのか? みんなソフトバンクの怖さを知らないな? 個人情報が流出したり2重課金されて泣き見るなよ(゚Д゚)」
なんて思ってしまう。
50万売れたらヒット機種なんだろ?この世界?
それがもっとも悲観的な推測でもたった2ヶ月で20万売ったということだろう?
それって「予想外の善戦」ってことにならない?
(この予想外っていう見出しも「ヨソウ・ガイ」っていうソフトバンクのCMにかけてんだろう?ダッセーーーっ)

それにこういう記事に批判的なことをいうと「Apple信者」とか書く脊椎反射ももういい加減にしてほしいなぁ。
「Apple信者」
なんていう種族は、もう2002年に絶滅したんだよ。
(わずかに2ちゃんねるMac板あたりで生息している可能性はあり)
いつまで過去の幻想を引きずってるんだ?
ソニー信者&Windows信者?


と久しぶりにキレ芸のエンジンをかけてみたのだが、どうも納得がいかないというか、切れ味が鈍くなってますな。
これってやっぱりiPhoneの話題についていけないヤツのひがみかな?
どうもiPhone発売以来、お知り合いのMac系サイトがみんな
「iPhoneオンラインウエアレビューサイト」
になってしまっているのが面白くないというか、話についていけなかったのでやっと参加できる話題が出てきて、喜々として書いているオレってどうよ?

E-WAさんところのブログのコメント欄にも
『とおりスカリー 2008/09/06 13:01 楽しそうなiPhone連中が何かしゃくにさわるのだけど、
単なる「iPhoneバーカバーカ」じゃ自分が馬鹿なので
いろいろと必死なのです。』

と書き込まれているが、これが私には一番グサッと来ているのだが。




2008年9月7日
















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