MSNのトップページからして・・・
先日導入したAVG AntiVirusのAVG Security Toolbarがいきなり「スパイウエア発見」のアラート。
ブラウザはInternet Explorerで、問題のサイトはMSNのポータルトップページだ。
勿論OSはWindowsXP。
すべてMSだ。
こういうのはどう考えたらいいのだろう。
発見された「スパイウエア」は
Tracking cookie Doubleclick
Tracking cookie 2o
の2つで、先日も少し触れたようにこれらのCookieモンスターは「スパイウエア」といえるかどうかは人によって意見が分かれるところで、確かにweb訪問履歴やIPアドレスを収集するという意味ではスパイウエア的ではあるが、悪質なスパイウエアとも断定しにくい。
しかしこれらのCookieを明確に「マルウエアだ」と言い切る人がいる以上、そういうものは少なくともMSのトップページからは排除するべきなんじゃないだろうか。
レピュテーションリスクというものがある。
そういうものにかつては全く無頓着だったMSも最近は「皆様に愛されるMSを目指したい」みたいな変貌ぶりで、逆にちょっと気持ち悪いというか、昔の悪徳企業だった頃のMSが好きだったのにと思うのだが。
しかし、そういうレピュテーションリスクを気にする企業になったのなら、こういうことには神経質になった方がいいんじゃないかと思った。
ものがどうでもいいCookieだから、がたがた言うほどのことでもないのだが。
WindowsXPでInternet Explorerを起動すると
いきなりAVG Security Toobarが「スパイウエアらしきもの」という警告を発した
問題のサイトはMSNのトップページだ
自民党の広告に問題があったか?・・・
ということではなくMSNのポータルテキストとアドセンス広告が問題あるCookieを含んでいた
「こんなものはスパイウエアとは言わん」という意見の人も多いが
「これは明確にマルウエアだ」という人もいるのだから少なくともポータルサイトの
トップページにいきなりというのは見直した方がいいんじゃないだろうか
2009年8月28日
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