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仕事できない人が使うアプリは?という質問はピンとこないが、
できない人のデスクトップはどんな感じですか…という問いにはこう答える

Job-Jam Desktop

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仕事できない人が使うアプリは?という質問はピンとこないが、できない人のデスクトップはどんな感じですか…という問いにはこう答える

Quoraでまた面白い質問に出くわしたので、またまた反応してしまう。
相手のPCのアプリ一覧を見てしまって思わず「あ、この人仕事出来ない人なんだ…」と思ってしまうようなアプリはなんですか?そして、その理由はなんですか?

他人のアプリケーションフォルダを見て「この人仕事できないんだ」と思うようなアプリはそうそうない。

ただ、デスクトップやドキュメントフォルダ、ダウンロードフォルダ、タスクバーなんかを見て
「ああ、この人あまりパソコンを使っている意味ない人だ」
と思うことはある。

リンク先の回答は
①画面上にショートカットがワンサカある時点で、内心ダメだろう。と思う。

②作業を後ろで見ていて、ファイルの探し方で彷徨う人はこれはアカンと思う。

となっているが本当にそうだと思う。

デスクトップの拾い画像で説明しようかと思ったが、拾った画像で指摘するとその人を「無能だ」と非難しているみたいになるので(いや、実際そう言っているのだが)自分のバーチャルでそういうデスクトップを再現する。





これが典型的な仕事できない人のデスクトップ
いろんな問題があるけどまずアイコンサイズを「小」にしてデスクトップにギッシリとアイコンを並べている人
しかもその過半数がショートカット、どこに何置いたかショートカット見失ったら行方不明になる
アイコンは皆同じだからアイコンの意味をなしていない…これでタスクトレイに
WordExcelPower Pointのアイコンが並んでいたらもう最強




で、そのショートカットやフォルダ、ファイルの名称がすべて日本語で
しかも頭に#★▲●■などの記号や機種依存文字使いまくり、しかも名称が
長いので最後の方は切れて見えない…しかもアイコンはみんな一緒…
記号のせいでアイコンはAsciiコード順にも並んでいないし名称が長いので
似た名前の識別ができない…スクリーンサイズが変わったはずみにアイコンの
並びも変わってしまうので作業した時系列にも並んでいない…しかもショートカットなので
並び変わったら元ファイルの場所も見失ってファイル探すのに膨大な時間を費やす…
トドメはファイル名フォルダ名にピリオドを使う…これやられると圧縮ファイル
壊れるし他のプラットフォームから見えないしクリエイターの識別もできなくなる
こういうデスクトップのヤツ見たら「もうタヒね」としか思わないがこれすべて実話




実際のVMware Fusion上のWindows7
これでもアイコンが多すぎると思っているぐらいだ
もちろんアイコンサイズは「大」




こちらはWindows10実機環境
デスクトップにはVNCVLCAundacityTeraTermなどの治具用のアプリのショートカット
メインのファイルフォルダへのショートカット
仕掛り中のファイルが並んでいるのでアイコンが多いが普段はもっと少ない




そしてメイン環境のMacBook Proのデスクトップ
仕事でもプライベートでも使っているがデスクトップはせいぜいこんなもんだ




タスクトレイにWordExcelなどのアイコンを並べているのがなぜ無能かというと
そこからアプリを起動して新規ファイルでテキストを作る非能率的な仕事をしているからだ
テキストはファイルから開いてエディットすれば十分でWordExcelならなおさらだ
アプリはWindowsキーとRキーを叩いて呼び出せば十分




MacならAlfredPFKeyAvailerShortcut Managerなどで
主要なアプリはキーボードだけで呼び出せる



こういうフォルダ名、ファイル名に読まないと区別できないような名前をつけておきながら探し物の時にはディレクトリの中をダァ〜っと高速でスクロールして肝心の探し物にいつまでも辿り着けないとか、仕事できない人の典型。

昔、パソコンがなかった頃は図書館などで調べ物をしてコピーをとったり、ワープロで資料をまとめたり…そういう紙の資料が鞄の中に数キロ束になっていたし、机の上にはそういう資料の山が数十センチふた山も三山もあった。

パソコンを導入して紙の資料を完全に廃棄して解放された時、クソ重い束から解放されただけでなく、こうした束の中から必要な資料を探すことからも解放された。
これがどれほど時間の節約に役立っているかしれない。

昔は本当に1日の半分は探し物で浪費していた。


せっかく紙の資料の不合理な非能率から解放されたのに、こういうデスクトップの人は結局パソコンのデスクトップで紙の資料時代と同じことをやっている。

そしてこういう人たちはデスクトップのアイコンの位置が変わるのを嫌がるから、極端にPCの再起動を嫌がる。

1年以上起動しっぱなしの事務PCで、動きが渋くなっているのに「再起動なんかしないでほしい」とか言っている人のデスクトップは大抵こんな風だ。


そういえば今思い出したけどファイル名を英数文字だけでつけて事務屋さんに渡したら
「ファイル名はわかりやすいように日本語にするのがビジネスエチケットだろうが。
どうしてマックユーザーってこういう常識がわかんないのかな」

とか嫌味を言われたのを思い出した。

MacとWindowsでファイルのやり取りをするんだから当然英数文字のほうが安全だろうと気を利かせてそうしたのに、なんでそれで文句を言われるんだろうとその人のデスクトップを見たら見事にこういうデスクトップの人だった。

そしてメールに添付したファイルをいちいちデスクトップに保存してずらっと並べている人だった。

だから英語だとファイル名が読めないから、ビジネスエチケットに反するんだとさ。

パソコンなんか使うのやめちまえよ…と思ったがどうも彼らは自分たちのほうが情報強者で、マックなんか使って英数文字でファイル名つける人は情弱だと思っている節があった。

まことに世の中色々ではある。



2020年9月2日















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