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『最近気になるネット上の記事の3つの傾向』
に見られるwebの4つの落とし穴
/Number is wonder

数詞を使ったエントリ名のブームはそろそろ終わりでは?


『最近気になるネット上の記事の3つの傾向』に見られるwebの4つの落とし穴

『最近気になるネット上の記事の3つの傾向』という「うむらうす」さんの記事を見つけた。
最近特にブクマサイトの上位がほとんど「簡単に◯◯を最適化する5つの方法」「webで◯◯の被害に遭わないための6つの心得」みたいなサイトになっていることにしばらく前から気がついていた。

あまりこれが横行するために『数詞入りタイトルを法規制すべき3つの理由」議員連盟が発表』というニュースに見られるように「美しい国ニッポンの精神に悖る」と法規制する動きまで起きるなどの社会現象になりつつあることはBBSにも書いた。
このような数詞を含むサイトがいかに有害で、危険な思想を含むかはまさに「うむらうす」さんのサイトで看破されているのでそちら参照していただきたい。
私なりに考える、こうした数詞を含むサイトを探してwebを利用する、あるいはそういうビジタを当て込む送り手には以下の4つの落とし穴が待っている。



1)数詞を付けて「5つの〜」「〜する6つの方法」とかつけると他所でで取り上げて欲しいという気持ちが見え見えだぞ〜というふうに見えてしまうことがとりあえず問題である


2)受け手は情報過多に苦しんでいるのかもしれない
とりあえず「Macを快適にする670の方法」とか「1000の使えるMacのアプリ」などというタイトルにはあまり魅力を感じないに違いない。

そういえばどこかのサイトでこの数詞はいくつが受けが良いかという検証をやっていた。
1つから3つまでは少なすぎる感じだった。
4つか5つくらいが受けが良くて、6つ以上は段々落ちていって、10個でもすでに多すぎという感じだった。
この数詞を表題にしたサイトが受けるのは、要するに受け手側の
「たくさんは要らないからとりあえず役に立つ情報を4つか5つくらい手っ取り早くよこせ」
ということなのかもしれない。


3)ところが送り手の方は、そういつでも決定的な項目が4つか5つ並べられる面白いトピックスを持っているわけではない。

先日の「Macの手書き説明書」さんの『僕がインストールしておかないと困る10のアプリ』というエントリに反応して書いた私の記事の私がインストールしておかないと困る10 15のアプリというタイトルからもわかるように、こういう話題になると私はたった10にすら絞り込むことができないのだ。
書きはじめるといろいろ書きたくなってしまう。
これは本当に残念な性格だ。
そして書いているうちに「10やそこらのアプリで簡単にMacを快適にしようなんていうお手軽な発想が気に喰わん」なんて段々ムカついてしまうのだ。
そして八つ当たりをしはじめる。
だからどなたも「Macを快適に使う方法を3つ教えてください」なんていう質問をしないようにご注意いただきたい。多分答えは30個ぐらい返ってくるからだ。


4)そして「ハル」さんと同じような落ちになってしまうのだが、「〜の4つの落とし穴」とかいうテーマ設定をして、4つ何か書かなきゃと思って始めると今度は逆にネタが足りなくなって尻すぼみになってしまう。

ちょうど今がそれに当たっているわけだ。(^_^;)

書くことがそんなにないくせに、とりあえず人目を引きたいから「webの4つの落とし穴」なんてタイトルに書くと大抵はこういう目に遭うから注意が必要だ
実際そういう目に遭っていると思われるエントリは多いような気がする。




<追記>

と思ったらハルさんとこのコメント欄でも同じところのリンクを紹介しておられる書き込みがありましたね。私もネタ涸れというか・・・
あまり上出来な記事ではなかったかも・・・( ̄¬ ̄;)




2007年4月16日













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