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OSXのtips2-3

今まで運用記録に書いてきたシステム運用のtipsを一カ所にまとめることにした。 要するに記事の量が当初の想定よりも多くなってしまい 私自身探すのが大変になってきたからだ。 ちょっとしたメモとしてのtipsも結構重要な情報になったりするので ここで項目を集めることにした。
アプリ、システム操作に関するtips


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iTunesには楽曲を最後にいつ再生したか履歴が残るしこれをiPodと共有できる。

iTunesには楽曲を最後にいつ再生したかという記録が残る。それでiTunesのソートタブをクリックして、最近演奏した順に曲をソートすることができるのだが、この演奏記録はなんとiPodとトランザクションすることが分かった。

つまり最近iPodで聴いた記録もここにアップされるということだ。
これは面白い。
MacのiTunesで音楽を聴くのも、iPodで聴くのも場所が違うだけで、私としては連続的な行為な訳だからその記録が一元的に残るというのは良いと思う。
「昨晩聴いたあの曲は何だっけ?」
なんて時にこの記録を見れば良いわけだ。
便利じゃないだろうか。
そういうことならiTunesにこういう記録が表示されるのも意味があると思う。これって常識?
知らなかったのはオレだけか?





iTunesの「最後に再生した日」タブにはiPodで演奏した記録も残る
これって面白い機能じゃないだろうか?常識?






アプリ、システム操作に関するtips


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MSゴシックなどのMSフォントは無料で合法的にOSXで使える

いつも有益な情報をいただく常連の”た”様からまたまた面白い情報をいただいた。

こちらのサイトのtipsに注目なのだが、Windowsの標準フォントのMSフォントがなんとMacでも『合法的に無料で』使えるという情報だ。

私の場合MS OfficeXを入れているわけだが、このMac版のMS OfficeXはアプリ本体が入っているフォルダにフォントが同梱されていて、
MSフォントはMS WordExcelPowerPointでないと使えない。
なのでテキストをWindowsとやり取りすると教科書体のフォントに置き換わっていたりとか不便この上なかった。

またMS OfficeXにはどういうわけかMSゴシック、MS明朝しか入っていないため、MS Pゴシックなんか使われるとMS Word同士でもフォントが化けたり、最悪は文字化けしたなんてことがあった。
(最新のWindowsXPなんかだと識別できないフォントはMS Pゴシックに一律に置き換えるという設定になっているようだが、Win2000以前ではとんでもないフォントに置き換わったりすることもある。Windowsユーザが皆XPを標準装備していると考えない方が良い。とんでもない古い環境をビジネスで使っている人もいるからだ)

このMSフォントが無期限、無料でMacでも使えるのでこれでMS Pゴシックなんかでもらった文章もフォントが変わったりしないし、Windowsにテキストを送る時には最初からMS ゴシックなどで打っておけばWindowsで開いてもフォントが変わってしまうということもない。

「MS等幅フォントを使えばアスキーアートが崩れない」というメリットもここには書かれているが、それよりもこういうメリットの方が私にはずっと大きいと思う。

これは声を大にして全てのMacユーザに知らせたい気分だ。
こういうことに無関心なMacユーザから来た添付書類を見て、フォントとか文字コードとかそういう言葉の意味が全く分からないドザオヤジどもが
「Macは文字化けするから駄目だよ」
なんてことを未だに言うのが本当に腹立たしいのだ。

無知は犯罪だと思う。
マカももっとこういうことに関心を持って無知なドザどもを黙らせるという意識の高さを持ってもらいたい。

と変なところで興奮してしまったがせっかくタダで頂けるというのなら、どんどん頂いて全てのMacに標準でインストールしてしまうことをおすすめしたい。





MSの所定のサイトからダウンロードしてきたフォントを
"~/Library/Fonts"か"/Library/Fonts"にインストールして再起動するとこの通り
テキストエディタでもMSフォントが使えるようになる




上がヒラギノ角ゴ、下がMSゴシックでどちらが美しいかという比較ではなくて
下の例文はこのままWindowsに渡してもこの通りに表示されるということだ。
(でもどちらが美しいかということになるとやはり定評通りヒラギノフォントだと思うが)






アプリ、システム操作に関するtips


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iTunesのビジュアルプラグインで演奏中の曲の歌詞を自動表示する


Jacket
(Freeware)

Widgetではいくつかそういう物があるがiTunesのビジュアルプラグインで演奏中の歌詞を自動表示できるような物がないか探していた。

ところが燈台もと暗しとはこのことだ。
iTunesのビジュアルプラグインでは最も早くから使っていたJacketにそういう機能があったということを最近知った。
ビジュアライザ表示中にLキーを叩けば良い。
そうすれば英語の歌詞も日本語の歌詞も表示してくれる。

ソースはSing that iTune!などを使ってmp3自体のID3レイヤーにエンベッドされた歌詞のテキストかTunesTEXTのキャッシュということになる。

やっぱり歌詞が自動表示できるというのは楽しい。
ずいぶん前からなんとかしたいなと思っていた機能が実現した。
しかも手持ちのアプリで!

なおこの歌詞の表示がデフォルトでは黒字にシロ抜き文字になっているが、ジャケットアートのデザインが白っぽい時にはこれでは歌詞が読みづらい。
その時にはRキーを叩くと良い。
そうすると白地に黒抜き文字にキーが逆転するので見やすくなる。
どういう色を設定しても必ず同系色のジャケットアートというのはあり得るので、こういうキー操作でその都度変更してみれば良い。

(この機能はTiger対応版でしか使えないようだ。Panther以下の方はあしからず)

(追記:と思ったらTiger対応版とPanther対応版が統合されてこの機能はPantherでも使えるようになった。良い!)





JacketはWidgetなどを使って既に歌詞を取得している曲については
Lキー一発でビジュアライザ画面に歌詞も自動表示できる
うれしい機能じゃないだろうか






アプリ、システム操作に関するtips



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OSX、特にタイガーは画面表示のズーム機能が自由に使えて知られていないが意外に便利だ。

sta la sta - Macユーザなら知っておいて損はない小技集さんで知ったOSXの機能とショートカット。

OSXのシステム環境設定ペインにユニバーサルアクセスという機能があって、これは身体的に不自由な人にも使いやすい機能が盛り込まれている。
私の場合は老眼が入り始めている以外は身体的な問題は特にないのであまり関心がなかったのだが、よく考えたらユニバーサルデザインといってハンディキャップがある人にとって使いやすいデザインは健常者にも便利なデザインなのだ。

このシステム環境設定/ユニバーサルアクセス/画面表示の中にズーム機能というのがある。
これをチェックを入れるとズーム機能が使える。
これで画面をズーム表示できるので、本来は目が悪い人向けの機能なのだが、プレゼンテーションなどでここ一番、
「ここにご注目ください!」
なんて言って鮮やかにズームインして、画面の一部を印象づけるということにも使える。

ただこの環境設定ペインをいちいち開いてここのチェックを入れるのが実用的でないと思っていたがなんとショートカットキー一発でこの機能は簡単にオン/オフ切り替えができる。
(ということはこのペインにも説明が書いてある)






画面表示のズーム機能にチェックを入れるとズーム機能がアクティブになる
いちいちここを開かなくてもコマンド+option+8キーでこの機能はオンオフできる





オプションを開けばどれくらいの比率でズームインするか、マウスポインタをフォローするか
ポインタを常に画面中央に置くかなどのフォローの仕方を設定することができる



それであとは
コマンドキーoptionキー+プラス(+)キー(モバイルキーボードの場合は+fnキー)
でマウスポインタのところを中心にズームイン、
コマンドキーoptionキー+マイナス(−)キー(モバイルキーボードの場合は+fnキー)
でズームアウト。
一気に元の位置に戻したい時には、もう一度
コマンドキー+optionキー+8キー
で戻ることもできる。
これでズーム機能はオフになるがもう一度叩けばオンになるし、オンになっても標準表示のままでいきなり大きく表示されたりしないので、確かにこの機能はプレゼンでも使えそうだ。






これは縮小されているが実はフルスクリーンショットだ
こんなに大きく表示されれば見やすいだろうし、プレゼンでの強調効果も大きい
しかもこれがショートカットキー一発でできるわけだから実用性も高い





他にもグレイスケール表示にしたりボイスオーバーを実現したり面白い機能がある
ここにあるコマンド+option+control+8キーの「画面の色彩を反転する」キーも
なかなかケレン味があって、知っていると「通ぶれる」ことで有名な機能らしい





コマンド+option+control+8キーの「画面の色彩を反転する」キーはこんな画面
いきなりこんな画面になってびっくりするがこれはモニタ出力が反転するだけで他に影響はない



<追記>
BBSに「ハル」様から情報をいただいた。
この拡大表示機能だが、OS10.4.8からはこんな面倒な手順を踏まなくても
controlキー+マウススクロール
でいきなり拡大できたり、元に戻したりできるようになったとのこと。こちらでも検証したところ
コマンド+option+8キー
なんかいちいち叩かなくてもこの機能はいつでも使えることを確認した。
すばらしい!
OSXだんだん便利になっていくな。惚れ直したぞ。
ちなみに手許にマウスがないモバイルユーザも
controlキー+2本指スクロール
で同じ機能を使える。
これは視覚に障害を持った人にも、Macでプレゼンをやりたいという人にも便利な機能じゃないだろうか。
いつも有用な情報をいただく「ハル」様ありがとうございます。












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