Previous Topへ Next

OSXのtips2-2

今まで運用記録に書いてきたシステム運用のtipsを一カ所にまとめることにした。 要するに記事の量が当初の想定よりも多くなってしまい 私自身探すのが大変になってきたからだ。 ちょっとしたメモとしてのtipsも結構重要な情報になったりするので ここで項目を集めることにした。
アプリ、システム操作に関するtips


anchor

Gmail Notifierのアラート音を指定のシステムの
デフォルト以外のものに変えることができる

Gmail Notifierのアラート音を指定のシステムデフォルト以外のものに変えることができるという話だが、さっそく検証してみた。
結論からいうと問題なく変更できて動いている。
これでメールが来た時に「ユーガッタメール」などの好みのアラートメッセージを鳴らせる。

インターフェイスビルダーで、こういうところを変更できるというのは知らなかったのだがこういう融通性があるというのは面白いことだ。
これからもいろいろ他でも応用が利くかも知れない。

手順をもう一度紹介する。

まずSaybertをを使って、メールが到着した時に鳴らしたいメッセージを作る。







Saybertに鳴らしたいメッセージを入力
これをAiffファイルで保存する





このサウンドファイルを"/Library/Sounds/"に保存する
"〜/Library/Sounds/"、つまりユーザ領域に保存してもちゃんと認識する



ここでGmail Notifierの中身をコンテクストメニューの「パッケージの内容を表示」で開く。
この
"Resource/English.lproj/"
の中のPreference.nibをインターフェイスビルダーで開く。
インターフェイスビルダーはデベロッパーツールをインストールしていれば普通は
"/Developer/Applications/Interface Builder.app"
に入っている。






エディットするのはこのPreference.nib
これをインターフェイスビルダーにドロップして開く



そして設定画面のサウンド設定窓のプルダウンを引き出して使いたいサウンドファイル名に書き換える。
サウンド設定の数は決まっているようなので既存のサウンドファイル名を書き換える。
大文字小文字を認識するのでファイル名をコピペするのが間違いないだろう。
この場合拡張子ははずしておく。

後はこの変更したPreference.nibを上書き保存してGmail Notifierを再度起動する。






インターフェイスビルダーで設定画面の
サウンド設定窓のプルダウンを引き出して使いたいサウンドファイル名に書き換える





Gmail Notifierを起動して設定画面を呼び出すと
書き換えたサウンドファイル名が設定タブに現れている





そしてメールを受信すると最初に作ったオリジナルの
サウンドファイルを鳴らして知らせてくれる



これで問題なく動くことをこちらでも確認した。
情報をいただいた「た」様、ありがとうございました。







アプリ、システム操作に関するtips


anchor

メトロの路線図をiPodで表示して出先で地下鉄の乗り換えに利用しようというTips

これはアプリの紹介のところに同じ記事を載せたが、Tipsになっているので同じ記事をこちらにも掲載した。


GraphicConverter
(Shareware)
OS10.4Tiger対応

これはjpeg、tiff、gif、pdf、pngなどの画像データをフォーマット変換したりリサイズしたりといろいろできるMacの定番中の定番アプリ。
Macユーザなら多分このアプリを知らない人はいないんじゃないだろうか。
だから今までここではこのアプリは取り上げてこなかった。
それにOS9時代にはこれを使っていたが、今はロスレスで画像をリサイズしたりフォーマット変換したりできるアプリがいろいろ出そろっているので、主にそちらを使っていたということもある。

今回このアプリをテストしてみたのはこちらの記事に刺激されてこれをやってみたからだ。

このE-WA's Blogさんの記事では地下鉄の路線図をiPodに仕込むという手順が書かれている。 これは面白い。
私は東京に転勤してきてもう3年目になるが未だに地下鉄の路線の位置関係が頭に入っていない。どうも東京の地元の人も東京の鉄道が完全に頭に入っている人は皆無に近いらしく、みんな覚えることはあきらめているようだ。
出先で予定が変わった時に、地下鉄の何線に乗り換えたら良いか今まではiBookをいちいち開いて路線図を見ていたが、さすがに駅などでこれをやっているのは不便を感じていた。
せっかくiPodPhotoを持っているんだから何とかならないのかなと思っていたら、E-WAさんのこういう記事を見つけたので早速試してみた。

要約すると
1)こちらのサイトから地下鉄路線図のjpegをダウンロードする
(現在はPDFのみの配布なのであらかじめjpegなどに書き出しておく)

2)GraphicConverterを使ってこれを分割する。
E-WAさんの作例はiPod5Gが対象だから6×5分割だが、私のiPodは4GのPhotoなので5×5分割で割る

3)E-WAさんの作例はiPhotoを使っているが、私は写真の管理にiPhotoを使っていないので所定の写真のフォルダにこれを入れる

4)そしてiPodをつないでiTunesでシンクロする

以上の手順でiPodでも地下鉄路線図が見られるはずだったが、先日これをトライしたところGraphicConverterがクラッシュしてシステムを巻き込むというトラブルが発生して全く進まなかった。
Photoshopで代わりをできないか検索してみたところそういうプラグインを見つけるには見つけたが、試す時間がないままになっていた。

あきらめかけていたがBBSで「mp」さんから旧バージョンを本家サイトから落としてきて使っているがこちらはノートラブルだという情報をいただいた。(当然英語バージョンになってしまうが)

早速上記リンクからGraphicConverter5.7.1をダウンロードしてきたところ、先日のトラブルが嘘のように何の問題もなく一発で成功した。

ところが分割した画像ファイルのネーミングがアトランダムでそのまま読み込んでもバラバラになってしまう。
それであとはパズルゲームみたいなものだ。
一番左上から01.jpg、02.jpg、03.jpg・・・と並ぶようにして2段目一番左が06.jpgがくるようにする。そして以下右に向かって07.jpg・・・として3段目一番左が11.jpg、4段目が16.jpgというようにリネームして25枚のjpegを並べる。
これでiPodに読み込ませればOKだ。

手間はかかったが、iPodでさっと地下鉄路線図を確認できるのはやっぱりちょっと便利。ちょっとうれしい。

ちなみに「さきぱぱ」さんの最新情報によるとGraphicConverterのv5.7.2はバグがあったようで、昨日早速バグフィックス版のv5.7.3が出たそうだ。
この作者さんの対応の早さには感心する。
それに対応版が出たので、この記事もこんなにくだくだ書く意味もなかったのだが・・・

皆さんはGraphicConverterの最新版をダウンロードするようにしていただきたい。
(現在のところ英語版のみで日本語サイトからはバグ版のv5.7.2しか落とせない状況だ)




追記

「さきぱぱ」さんよりまたまた情報をいただいたが、日本語版もv5.7.3にバージョンが上がったそうだ。こちらも対応が早い。(ローカライズ作者さんも多少意地になっている感じですか)






GraphicConverterを使って地下鉄路線図jpegを25分割する
「Split」にチェックを入れてボタンを押すとどういう分割にするか訊いてくるので
Number of partsに5×5と入力して実行するだけで良い





そして路線図の25分割jpegができるのだが、並びがバラバラなのでリネームする





フォルダにmetroとかなにか分かりやすい名前をつけて
その上のディレクトリからiPodにシンクロするようにiTunesで設定する
これで地下鉄路線図を出先でも調べられる便利なiPodが完成だ
同じ手順でGoogleの地図を取り込むなどの使い道が考えられる
手間を惜しまないならばの話だが・・・






アプリ、システム操作に関するtips


anchor

InternetExplorerってやっぱり・・・

とあるブログで「MacOSXの新着アプリテスト記録とトラブルシューティング」はInternetExplorerでは見ることができないと書いてあったのを知った。

「おや? おかしいな?
確かにトップページには『InternetExplorerはサポートしない』というようなことを書いてしまったが、かといってInternetExplorerが表示できないような込み入ったタグも打った覚えはないが・・・」
と思って久しぶりにMac版InternetExplorerを起動して表示確認をしていた。
別に表示に問題は無いように見えていたが、しばらくしてiTunesビジュアルプラグイン、スクリーンセーバ/iTunes visual plug in, Screen saverのページを開いてoption+カーソルキーで上下に送っていたら、何度やっても同じ場所でクラッシュする。
これは不思議だ。
何か変則的なタグでも打ったかと思って調べたが、何も見当たらない。
もちろんInternetExplorer以外のSafariMozilla、WebKit系のブラウザで同じ操作をしても同じ症状は再現しない。

どういうことだか分からないけど、やっぱりInternetExplorerは不思議なブラウザだ。
「このサイトはInternetExplorerでは見ることはできません」
とお断りをした方が楽であることは間違いない。







アプリ、システム操作に関するtips


anchor

Safariはwebやインターナルの画像ファイルのサイズをタブに表示してくれる

web上の画像を別画面に表示した時にそのタブに画像の名前だけでなく、画像のピクセルサイズを表示してくれる。

この痒い所に手が届く心配りがたまらない。

webを作っていると昔の画像と同じ物を使いまわす時に、画像の名前だけでなくサイズが欲しい時がある。
例えば私のサイトではアイコン画像はすべてサイズ指定をしているからだ。

しかしそういう時にオリジナルのhtmlファイルからサイズを探さないといけないというのは結構ストレスがたまる手間だった。
ブラウザがピクセルサイズを表示してくれれば簡単なのにと思っていた。
ところがそういう私の思いが通じたのか、同じような不満を持つユーザが結構多かったのかわからないが今のSafariはこの機能を実装していたのだ。

Tigerインストール以来感動ばかりしているが、これも細かい話しながら私にとっては結構感動の出来事だった。
この機能はまだシイラも実装していないはずだ。

一時期他のブラウザーをいろいろ物色していたが、やはりSafariからは離れられなくなりそうだ。






Safariは別画面に表示した画像のピクセルサイズも表示してくれるようになった
細かいことながらこの配慮にはしびれるものがある











Previous Topへ Next





site statistics