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OSXのtips2-15

今まで運用記録に書いてきたシステム運用のtipsを一カ所にまとめることにした。 要するに記事の量が当初の想定よりも多くなってしまい 私自身探すのが大変になってきたからだ。 ちょっとしたメモとしてのtipsも結構重要な情報になったりするので ここで項目を集めることにした。
アプリ、システム操作に関するtips

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Macの便利なウインドウオペレーション2~散らかったウインドウをワンクリックで選択したり消したり移動したり・・・

個々のアプリ紹介の記事で「コマンド+option+デスクトップをクリック」で、デスクトップに一杯散らかったウインドウを一瞬で消してFinderがアクティブになるという方法を紹介した。
この方法はTipsのページでも紹介しているが、私としてはexposeよりもよっぽど便利だし分かりやすいと思っている。

これに関連してわかばマークのMacの備忘録のwakabaさんよりBBSに情報をいただいた。
私はこのデスクトップをクリックするというのが旧MacOS以来の直観的なメソードだと思ってきたのだが、ここは発想の転換でOSXだからドックにも当然重要な意味を持たせている。

ドックアイコンをクリックすることでWindowsのタスクバーのようにアクティブなプロセスを変更できるというのは見たままなのだが、wakabaさんによると同じように
コマンド+option+ドックアイコンをクリック
で今度はそのクリックしたアプリ以外のウインドウを全て消すことができる。
例えばSafariの羅針盤アイコンをクリックすれば、Safari以外のウインドウを全て消すことができる。






ドックアイコンをコマンド+optionキーを押しながらクリックしてみて欲しい
例えばこのアイコンをクリックするとSafari以外のウインドウが全て消える
これでデスクトップを常にスッキリできるだろう



ちなみにコマンドキーだけを押してドックアイコンをクリックするとFinder上でその実体ファイルを表示することができる。
これも知っておくとちょっと便利かもしれない。
wakabaさんがBBSに書いておられたoption+クリックで今度はそのアプリのウインドウだけ消すということもできる。
これなどは実際に使う場面はあまりないかもしれないが、デスクトップに散らかったウインドウを整理していく時に知っていると便利かもしれない。
これはなかなか懐かしいTipsだ。

懐かしいTipsといえばこういうものもある。
スクリーン前面のアクティブになっているアプリを変更しないで背景のウインドウの位置をずらすことができる。

背景にあるウインドウのタイトルバーをドラッグすると、当然そのアプリがアクティブになってそのウインドウは最前面に出てくるのだが、コマンドキーを押しながらドラッグすると、そのアプリはアクティブにならずにウインドウも背景にあるまま位置を動かすことができる。
これなどは古典的なTipsなのだが、ちゃんと今のOSXでも使えるという意味では懐かしいTipsかもしれない。






コマンドキーを押しながら背景のウインドウのタイトルバーをつかんでドラッグしてみよう
背景のままそのウインドウの位置をずらすことができる
アクティブアプリを変更しないでちょっとデスクトップを見たい時とかに便利かも







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MSWordには100段落の自画自賛文を自動生成する機能がある(「だからどうした」とかはいいっこなし)

これもTipsといっていいのかちょっと迷うところだが、こんな記事を見つけた。
ITmedia Biz.ID:オフィスソフトで100段落の“長文”ダミーテキストを自動生成するということで早速ここにある文字列
=rand(100,10)
を入力してみる。
その結果が以下のキャプチャーの通り。

この記事によるとデモとかの時に実際に長文の文章を生成して見せて、この例文でパラグラムなどの処理を説明するのに使う機能なのだそうだ。
リンク先の記事が落ちた時のために一応引用しとくと
『「=rand(100)」と入力すると100段落分のダミーテキストを生成。「=rand(100,10)」とカンマで区切った後にも数値を入力すれば、1段落ごとの文字列を繰り返す回数も指定できる。』
とのことだ。

が、そのためにこんな25ページもの例文が必要だろうか、ということとMSOfficeはすでにオフィスでは100%近いシェアを持っているワープロソフトなのにその例文をこんなチープな方法で自動生成しなくてもそこら中に転がっているだろうということも疑問に思うし、それに
「インターネットで最も使われているワープロはWordです。」
という例文の意味が分からない。Wordでhtmlを吐き出してホームページを作っているような人が、今でもいるんだろうか?
どちらにしても「最も使われている」という言葉の意味分からない。
どこでつかわれているの?

それはともかく、とりあえず誰かにMSWordの使い方を教えている時に手近に適当な文書ファイルがない時にはこういうテクニックで、さっと例文ファイルを作ることができる。
便利かどうかはよくわからんけど。






MSWord=rand(100,10)という文字列を入力して リターンキーで確定するとこの通り
自画自賛文はバージョンにより微妙に違うようだが概ねこういう意味不明な文が出てくる
長文の処理を説明したい時にサッと使えて便利(かもしれない)





PowerPoint=rand(100,10)という文字列を入力するとこのとおり
The quick brown fox jumps over the lazy dogという有名な
パングラム(26文字のアルファベットを全て使い切った文章)が表示される
でも100段落はちょっとPowerPointには高負荷なようで調子はおかしくなってしまう







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最近どうもシステムの動きがモタると思ったらSpeederが原因だった・・・ってスピーダーなのにそれってどうよ?

タイトルの通り、最近どうも動作がモタる、カラーボールが頻繁に出る、CPUが常に50〜60%以上プロセスに占拠されている、IMが切り替わるのに異常に時間がかかって待ちきれずにタイプしはじめると
っっっこおおおおおおおんんんんんあああああふうううにいい〜こんなふうに入力されてしまうなどの妙な現象が続いていた。

それでその原因を切り分けていたのだが、なんとその原因がこれだった。


Mac OS X Speeder

(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.4Tiger対応

見てみるとちゃんと作者サイトに7月に「連続使用していると段々動作が遅くなるバグを解消」とある。
なので早速バージョンを上げた。
上げたのだが、これでもやっぱりCPUは結構な量フルアップしたままで、スピードは改善したのだがなんだかやはり全体にモタリが残るような気がする。

対策としてはこのMac OS X Speederはずっとバックグラウンドで起動しっ放しにしておくのではなく、一度起動させたらすぐに終了させるということで良いと思う。

一度nice値を変更すれば、そのプロセスの値はプロセスが一巡するまでは有効だ。
目安として一日に1回だけ起動するとか、再ログインするたびに起動するとかそれですぐに終了させるということで充分だと思う。

最初このMac OS X Speederを使い始めた時には起動しっ放しでもかなり高速化したと思ったが、どのアップデートからかこのScriptそのものが結構CPUに負担になって来ているように思う。
だから高速化を享受して、しかもこのアプリのせいでシステムをモタらせたくないという両方の条件を満たすために上記のような使い方が良いと思う。








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Safari3はタイトル上で右クリックをするとサイトのパスを表示してくれる

Safari3で気がついたTips。
webサイトを見ている時に時々階層が深いサイトがある。
最近のブログにはあまり見当たらないが、昔ながらのhtmlサイトはトップページから、各項目のメニュー、大項目、その中の関連ページをいくつも階層(リンク)をたどって入っていく構造を持ったサイトもある。
当サイトは、そういうリンクの深みにビジタがはまってしまわないように、階層は最大で3つまででそれ以上深い階層を作らないという原則で、最初からそのためにリンクの構造を考えていたのだが、やはり古いサイトには、かなり深いものもある。

そういう時にサイトのトップに戻りたいのではなく、途中の中項目まで戻りたいとか、メニューまで戻りたいという時にページ内にそういうリンクを完備してくれるといいのだが、そういう階層が深いサイトというのは往々にしてひとつ戻るリンクだけでそういうリンクが無かったりする。

その時にSafari3のタイトルバーのサイトタイトルが出ているあたりで右クリックをしてみよう。
ここでサイトの構造が階層的に表示される。
その構造の途中に戻りたい時には、そこで途中の階層をクリッックすればいい。
これは便利だ!
Safari3以前のバージョンにもこの機能があったのかどうかよくわからない。

またこの階層表示はwebだけでなくインターナルなファイルを表示している時にも、内蔵ディスクのそのファイルまでのパスを表示してくれるので、たくさん表示していてどこのファイルか分からなくなった時にも便利だ。






Safari3でwebサイトを表示している時にタイトルバーのページ名が出ているあたりを
右クリックするとこのようにそのサイト内での階層構造が表示される
途中の階層に戻りたい時にはそこをクリックすると戻れる





この階層表示はwebだけでなく勿論ディスク内のファイルを表示している時にも使える
インターナルなファイルを大量に開いている時にはどれがどのファイルのページか確認するのに便利だ







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Safariはアローキー、スペースバーで便利にどんどんスクロール

もうひとつSafariのTips。
当サイトのような上下に長い表示領域を持っているサイトを見る時には、どんどん上下にスクロールしていかないといけない。
スクロールホイール付きのマウスで操作している時にはいいが、そうでない時にはちょっと辛い。

そこでSafariでは2種類のスクロール法が用意されている。
下スクロール:
optionキー+下アローキー
または
スペースバー

上スクロール
optionキー+上アローキー
または
Shiftキー+スペースバー

これはどちらでも使いやすい方を使えばいい。
スペースバーでスクロールなんてなかなかヒットだと思う。

ページの一番下に移動:
コマンドキー+下アローキー
ページの一番上に移動:
コマンドキー+上アローキー

と組み合わせて使えば、キーボード操作だけで表示領域内のどこにでも自由に移動できるので便利だ。












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