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2007 年 2 月 15 日





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HiddenFiles
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

OSXは、いやOSXに限らずそれ以前のOSでもそうだが、各階層に不可視ファイル、不可視フォルダをいろいろもっていた。
このアプリはその不可視のファイルやフォルダをFinderで見えるようにするアプリ。

起動すると非常にシンプルなタグで
「不可視ファイルを見えるようにする」
「不可視ファイルを隠す」
というふたつのボタンが見える。
あとはそのまんまだ。操作に迷うことはないだろう。
それよりもこれを使うといろんなトコオに実に多くの不可視ファイル、不可視フォルダがあることに気づくと思う。デスクトップにだってたくさんある。
普段は見慣れないものがたくさんあるのは新しい発見になるだろう。
特にシステムをいじってみようという気がない人も、システムに対する理解を深めるために一度いじってみてはどうだろうか。






HiddenFilesを起動するとこういうフェイスが現れる
見えないものを見えるようにするか、隠すか、
アプリを終了するかという3つのボタンだけだ
使い方に迷うことはないだろう





不可視フォルダ、ファイルを見えるようにするとこの通り普段はないものが見える
こういうものも実はデスクトップに常駐しているのだ



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Shoot Things
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

横スクロールシューティングゲーム。

次々と現れる敵キャラを破壊しながらポイントを拾って、また洞窟のような隘路をすり抜けて行くという横スクロールシューティングの王道のような内容。






Shoot Thingsはこういうアルカイックな絵柄のシューティングゲーム






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ファイル、フォルダをコピペすると便利な機能がある

病み付きになってきた小ネタなFinderに関するTips。
これは知っている人も多いと思うけど。

コピーペーストは毎日使わない日はない。ショートカットキーは
コマンド+Cキー:(ペーストボードに)コピー
コマンド+Vキー:(ペーストボードを)ペースト

これは誰でも知っていると思う。

これを同じことをFinder上でやると面白いことができる。
例えばどこかのファイルでもフォルダでも良いけど、それを選択してコピー、テキストエディタなどの編集画面にペーストしてみよう。
すると選択したファイルやフォルダの名前が正確にペーストされているはずだ。

このサイトはアプリケーションの紹介がメインのコンテンツのひとつだが、そのオンラインウエアの名称を書き込む時に、アプリを見ながらタイプしていると問題が起きる。
フォントによっては小文字のLなのか、大文字のiなのかわからないことがある。
また、私自身の散漫な注意力の問題もある。
写し間違えて名称が違っていたりすると、ビジタが名称でググッても情報がでてこないという不便をかけてしまうので、アプリの名称は絶対間違えないようにアプリ本体をコピーしてhtmlに直接ペーストしている。

こういうファイルやフォルダの名称を正確に記録したい、写したいという時にもこのショートカットは使える。






例えばアプリケーションを選択してコマンド+Cキーを叩いてみよう





それをテキストエディタの編集画面にペーストするとアプリの正確な名称が現れる
私個人はこの機能には毎日お世話になっている


またこの同じことをやって今度はTerminalにペーストしてみよう。
そうすると今度はそのファイルのパスが自動的に入力される。
これと同じことは対象のオブジェクトをTerminalに直接ドラッグアンドドロップしてもできるが、私はエラーを防ぐためにはドロップよりもこのコピペの方が安全だと思っている。

こういうGUIのFinderとCUIのTerminalがこういうGUI的な手法で連携しているのは、OSXの魅力のひとつだと思う。






例えばピクチャーフォルダの中のサブフォルダをコピーしてみよう





それをTerminalの画面にペーストするとこのようにパスが入力される
cdなどのコマンドで移動したい時、移動先をFinderで見つけているんだったら
わざわざタイプしなくてもこういう手順で簡単にパス入力できるのはとても楽だ


2007 年 2 月 16 日





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MacPool
(Shareware)
OS10.4Tiger対応 Windows2000~XP対応

9ボール専門のビリヤードゲーム。

これは平面の2Dの視野しかないが、実際のビリヤードのイメージトレーニングにはこういうものの方が良いかもしれない。
ビリヤードは的球のとなりに飛ばしたい方向とは反対側にシャドーボールというかイメージボールというかそういうものをイメージして、そのシャドーの真ん中に当てるという狙い方をするので、そのイメージボールの感覚を養うには良いかもしれない。
どこの当てたらどういうふうにとびという感覚がつかめる。

遊び自体は単純なのだが、ルールを覚えるためとそういうイメージトレーニングの仕方を覚えることができるかもしれないので、ビリヤードがうまくなりたい人はやってみても良いかも。






MacPoolは9ボール専門のビリヤードゲーム
2Dだがわかりやすいインターフェイスだ






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IceClean
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

最近増えてきたメンテナンス系のアプリ。
以前は「Polizai」(ドイツ語で警察?)という名称で配布されていた。

これで用意されているメニューは以下の通り。

アクセス権の修復
設定ファイルのシンタックスチェック
Prebindingのアップデート
locateとWhatisデータベースのアップデート
launchサービスの再構築
ルート領域、ユーザ領域のキャッシュ削除
Safariのキャッシュ削除
強制的にゴミ箱を空にする
.DS_Storeファイルを削除して生成を停める
不可視ファイルを見えようにする(隠す)

UNIXコマンドをGUI化したメニューが大部分だということに気がつく。
これはどういうわけかAppleがこういうメンテナンスに必要なメニューをGUI化してくれないためで、デフォルトで使うならこういうコマンドを覚えなくてはいけないし、コマンドをどうしても使いたくないという人はこういうメンテナンスユーティリティを使うことをお奨めしたい。
もっともせっかくのUNIXを使っているんだから、私はこれを契機にUNIXコマンドを覚えてみたら良いんじゃないだろうかということをよりお奨めしているのだが。

とにかく何もメンテナンスをしないというのは良くない影響があるということは、先日の連続起動記録挑戦で思い知ったことで、悪くても3ヶ月に一回くらいは一通りのメンテナンス手順を実行してもらいたい。
よく
「Macを買って3年目でメンテナンスって何もやったことがないし、何をやったら良いのかさっぱりわからない。最近虹色ボールがやたら出て調子悪いのだがやっぱりデフラグをやった方が良いだろうか?」
なんて質問をトラシューBBSにしてくる人がいるが、デフラグなんて一生やらなくても良いからメンテナンスをちゃんとやれといってやりたい。
3年何もしなかったら調子悪くなって当たり前だと思う。

だからコマンドを使わない人は持っておくべきアプリなのだが、実際に動かしてみるとTerminalでコマンドを動かしてみた時よりもかなり時間がかかる。
これは所有権の変更の時なんかにも感じることだが、どういうわけか同じプロセスをやらせてもコマンドでやるのとGUIでやるのとでは随分スピードが違うことがある。
こういうことがあるからやはり私はCUIコマンドを覚えた方が良いと思うのだが。






IceCleanはシステムのメンテナンス手順の一部をGUI化したアプリ
こちらでは「最適化系」が集められている





もうひとつのメニューはキャッシュ削除などの「クリーンナップ系」が集められている


2007 年 2 月 17 日





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Isolator
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

アクティブなウインドウ以外を濃淡を調整できるスクリーンで遮蔽してしまうアプリ。

Macintosh式のウインドウオペレーションの弱点はたくさん開いたウインドウが重なっていった時にデスクトップが見づらくなることだ。
これはWindowsでも事情はあまり変わらないが、WindowsVistaはなんと3Dにウインドウを行列させてアクティブウインドウを切り替えることができるというすばらしいGUIを実現した。
そしてこれまでに市販されてきたほとんどのパソコンではこの機能は動かないというくらいこのグラフィックは莫大なリソースを必要とする。

そういう切り替えのインターフェイスが必要かどうかという議論は別の機会に置いておくとして、とりあえずデスクトップに広がったウインドウを間違えてクリックしてしまい意図しないウインドウやアプリがアクティブになってしまい、作業中のウインドウが下の方に隠れてしまうというイライラを経験したことがある人は多いはずだ。

このアプリは文字通りそういう今不要なウインドウを「遮蔽」して作業中のウインドウに集中させてくれるアプリだ。
背景のウインドウを隠すスクリーンは通常真っ黒だが、キャプチャーのように半透明にすることもできる。
これでもアクティブウインドウ以外の部分はクリックできないので、作業には集中できるだろう。 またスクリーンは黒系だけではなく赤でも青でも好きな色を付けることもできる。

なかなか良さげなのだが、私の環境の場合はなぜかこのアプリはWindowServerに異常な負担をかけてCPUをフルアップさせてしまうという問題を起こした。
この時の症状は背景が半透明な設定にしていても真っ黒になってしまい、アプリをいくら切り替えても勝手にもとに戻ってしまう。
いつもなるわけではないし、暫く経ったら納まる時もある。
だからコンフリクトというわけでもないだろうし、特定のアプリの組み合わせが良くないということでもないと思うが、原因が分からないので対処法もわからない。

以前これと同じ不具合をScreenSieveの時も体験した。 これもやはりサーチでヒットした部分をハイライトで表示し、それ以外の場所をスクリーンで「アイソレイト」するアプリだったが、なぜかスクリーンはどういう設定をしても真っ黒になり、何をサーチしてもスクリーンは真っ黒なままだったので使い物にならなかった。
これは何か私の環境固有の問題だろうか。
このアプリがちゃんと使えているという方は情報をいただけるとありがたい。






Isolatorはアクティブなウインドウ以外を好みの濃さ、色のスクリーンで隠す
「遮蔽する」という名前の通りのアプリだ





スクリーンを半透明にするとこんな感じでなかなか良いんじゃなだろうか





ところが何かの弾みでスクリーンが真っ黒になりアプリを切り替えてもすぐにもとに戻ってしまう
これが出ている時にはWindowServerのおかげでCPUがフルアップしほぼコントロールできなくなる
良い感じのアプリなのだが残念ながら現状ではアンインストールしてしまった






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gomoku-1.0
(Freeware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

シンプルなフェイスの五目並べJavaランチャーアプリ。

見たまんまで、メニューからニューゲームを選択するとスタート。
設定は手筋のサーチの深さで、深くすると強くなるかもしれないがいちいち待たされることになる。
やってみた印象は時々異常な強さを見せるが、簡単な勝ち筋を見落としたりなんだかちぐはぐな感じだ。






gomokuはシンプルな五目並べゲーム
碁盤の目の数はかなり少ないがこの中で勝負がつかないのは
どのみちヘボだということなのかもしれない





負けるとこういうメッセージが出る
「勝ったぞ! 馬鹿な人間よ!」
ムカつく奴だ





勝つとこういうメッセージ
「おっと! やられたぜ」


2007 年 2 月 19 日





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セキュリティアップデート2007-002とJavaアップデートなどがセットできている。
OSXユーザはアップデートを。
今回面白いなと思ったのは、Macの時計が「デイライトセービングタイム」つまり「夏時間」に対応したことだ。
米英などを筆頭に主要先進諸国はもうほとんど夏時間を取り入れているので、日本との時差が夏と冬とで違うわけだ。実は昨年2月からMacはアメリカと一部カナダに関しては夏時間に対応していたらしいが、今回それ以外のいくつかの地域が追加されたということらしい。
ともかくこの主要国との時差計算が著しくややこしかったので、これからはこういう時差を表示してくれるアプリが、これに対応してくれるとうれしいのだが。
ちなみにアメリカは3月の半ばという中途半端な時期に夏時間に切り替わるようで、ここいらもややこしさの原因になっている。
対応してくれるとうれしいなぁ・・・>AION






セキュリティアップデートと一緒に夏時間に関するアップデートも含まれている






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Psst
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

Macは起動の時にジャーンという例の豪華な起動音を発する。

思えば今から20年前にはじめて触ったMacが「音が出る」ということに感動してしまったことがある。
当時はパソコンといえばBASICのようなCUIがまだ多くて、音を出してもせいぜい「ブー」とか「ピー」とかいうビープ音がせいぜいだったので、音楽的な機能をパソコンが持つこと自体が画期的だという感じがした。

今でもこの当時の伝統で音質は豪華になっているが、ジャ~ンという例の起動音を鳴らしてMacは起動する。この音自体は嫌いではないのだが、出先でモバイルを再起動しなくてはならなくなった時にこの「ジャ~ン」をやっているとちょっとカッコわるい。
これはOS9時代には不調の印でもあったから、この音を聞きつけて「Macフリーズしてんの?」なんて口さがないことを言う人もいる。
それに真夜中の家族が寝静まった時にアップデートをかけるなどの理由で再起動をする時にも、やっぱり音無しでいきたいものだ。

このアプリは起動して設定をすると起動音を完全に止めたり、小さくしたりという設定が可能になる。
この起動音はファームウエアで鳴らしているのだが、このPsstはdaemonでスピーカボリュームを絞ることで対応しているようだ。
ファームウエア自体はいじらないので安心してためしてもらいたい。
またアンインストールもちゃんとアンインストーラが付属しているので、daemonをインストールすることに抵抗感がある人も試してみることはできる。

それでボリュームなのだが、私の場合は完全に絞ってしまうのではなく小さな音で鳴る設定にしたい。
なぜなら普段は良いのだが、起動できないなどのトラブルが起きた時にこの起動音が鳴るか鳴らないかは結構重要な判断材料になるからだ。
起動音も鳴らないで画面が真っ黒の場合はファームウエア以前のトラブルだから、原因はハードウエアである可能性が高い。
しかしちゃんと起動音が鳴って、一度林檎マークが出てきたらディスクアクセスまでは成功しているわけだからソフトウエア的なトラブルである可能性が高い。

こういう判断材料になるので、ちょっとだけ小さな音で鳴ってくれるのが一番良い。






Psstを起動するとこういうシンプルな画面が出てくる
これはボリュームを絞り込んだ状態でPsstを稼働させている状態





こちらは音量を完全に絞り込んだ状態でPsstを稼働させていない状態だ





Psstを稼働させていなくてもStartUpItemにはdaemonは入っている
そこで完全にアンインストールするアンインストーラも同梱されている
daemonを入れることに神経質な人もこれなら試してみる気になる?





アンインストーラを起動すると「daemonを削除しても良いか?」と聞いてくる
完全に使わないという場合は「yes」をクリックしよう


2007 年 2 月 20 日





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「Macは商業化された最初のGUI」は嘘だった!

こちらにこのような写真が掲載されている。
コンピュータ史に埋もれてしまったWindows65の姿だ。






Windows65は後のPCすらなかなか獲得できなかったオールインワンの形態をすでに獲得している
AppleがMacintoshで持ち運び可能な一体型コンピュータを開発したというウソが暴かれてしまった


この写真を見るとWindows65はすでに黒画面にドットで文字や図形を表現する後の時代のスタンダードを飛び越え、面で表現するグラフィックを備えていることが伺える。
またタイプライターを再利用したQWERTYキーボードや電話カプラーを装備するなど、後のインターネット対応パソコンの条件をクリアしていることが伺われる。
(また電話カプラーは受話器のレストとしても利用でき、受話器を取ればそのまま普通の電話としても通話もできるという、後のケータイなみの機能も装備しているらしい)

またモニタ部分のガチャガチャ回すチャンネルを切り替えれば、コンピュータ画面だけでなくテレビ放送も見ることができるなど、今日の日本の家電メーカが打ち出している「パソコンでテレビ」をすでに実現していたこともわかる。
(ただしモニタはモノクロなためカラー放送も白黒でしか視聴できない)
なお、モニタ上下に物理的に時計や計算尺が装備されていることから「計算機! 時計!」などのクールなアプリケーションをソフトウエア的には実装していない可能性はある。

この資料からは
「GUIはゼロックス・パロアルト研究所で考案され、Apple社がMacintoshで製品化に成功した」
という一般に信じられているコンピュータの歴史は間違いであり、これらのアイデアの権利は全てマイクロソフト社が所有しているという同社の主張が正しいということが伺える。
なお、このパソコンが1965年に発売されたとすると、当時ビル・ゲイツ氏は10歳だったわけだが、
「10歳の少年にこんなGUIのコードが書けたのか?」
という指摘に対してはMS社も沈黙している。


なんてジョークはともかくたまたまネットを見ていて見つけたjpegがこれ。
ちょっと古いネタだったかもしれないが気に入ったので、思わず載せてしまった。


ネットを流し読みしていてこのふたつのサイトも見つけてしまった。
ひとつは「マカ」を皆殺しにせよというプロパガンダが書かれたKiLL MACers !というサイトで、おそらく「マカー」という言葉の起こりはこのサイトだということらしい。
(でもこれ「キル メイサーズ」としか読めないんですけど)
もうひとつはまるで合わせ鏡のような"M or W?"..."It's OR!"というサイトだ。
こちらもホンワカとしたMacユーザの「逝っちゃった」感が実に良く出ていて、この両者のサイトを見ていると90年代より果てしなく続いた「Mac vs. Windows どちらがすぐれているか?」論争が実に凝縮された内容になっている。

まとめるならばMacユーザは
「Macこそ唯一正当のGUIであり、そのすぐれた哲学の前にはWindowsなどといううす汚いGUIモドキは何の価値もない」
と礼賛するとWindowsユーザは
「マカはみんな電波が入ったキモイ基地外、ジョブズ教という宗教法人に洗脳され無限にお布施を払い続ける逝っちゃったマイノリティ」
ということになり実際この十数年間に渡って巨大掲示板を中心に、延々と繰り広げられてきた不毛な罵り合いを突き詰めてしまうとほぼこのワンセンテンスに両者の主張は納まってしまう。

そしてこの両者のサイトは、いずれも更新されなくなってすでに数年経っているということも象徴的だ。

マカとドザというふたつの民族の主張をもう少し分析するなら、ドザの主張は
「マカは電波が入っていて気が狂っている」
というこの一言に尽きる。
だから
「すでにシェアが5%を切っていることに気がつかなくって、Windowsが滅亡したあとMacがすべてを支配するなんていう信じがたい幻想をたった4%以下のシェアのプラットフォームユーザが夢見る異常事態が起こる」
ということになる。
「マカは自分たちが使っているOSが仕事にも遊びにも役に立たないことにすら気がつかないミイラのような存在」
ということになるだろう。
こういう客観的でもなんでもない決めつけがなんで成り立つかというと、ドザはやはりマカに天敵意識を持っているからだ。
かのサイトを良く見て欲しい。
「愚かさというか、蒙昧さ」
とか
「それは比較とは、い・い・ま・せ・ん。ボケ頭!」
とか
「なんでクソ林檎会社の機械は、こんなに世界中のマーケットで支持されないのでしょうか?」
とか
「脳ミソが5年前の豆腐を叩き潰した状態になっているようなマッカーだから」
なんて形容詞が、なんで普通の市民生活を営んでいるはずの常識人から出てくるんだろうか?
精神異常者ならともかく、普通の人からはここまでの罵詈雑言は「よほどの恨み」がない限りでてこないだろう。

その「よほどの恨み」というのはやはりWindows3.*の時代にMacユーザがWindowsユーザ並びにMS-DOSユーザを散々こき下ろしたという歴史的事実が基になっていると思う。
この時代シングルタスク、ひとつしかウインドウが開かないウインドウオペレーションをを見てMacユーザがWindows3.*ユーザを散々こき下ろしたということが刷り込みのようになってWindowsユーザに
「マカは天敵だ」
という意識を植え付けた。
Windowsユーザには罪はなかったのだが、Macユーザから見ればWindows3.*はやはり趣味の悪いMacのカリカチュアにしか見えなかったので、どうしてもいじめたくなったのだと思う。

そしてこれが原体験になってWindows95が出てやっとWindowsがMacと比較しうるようなGUIを獲得したあとも初期のコアユーザにとっては
「マカは許しがたい天敵」
であり
「全ての論理性を越えた、暴虐の抑圧者」
としか映っていなかったのだと思う。
だからムスリムのボスニアヘルツェゴビナ市民がセルビア人を蛇蝎のごとく憎悪するがごとく、ドザにはマカは
「精神異常者で人権感覚がまったく無い暴虐の民」
というふうにしか見えていなかったに違いない。
やがてシェアの逆転があり、さらにこのWindowsがマジョリティの時代しか知らない若いユーザが、この古い時代を知っているドザエバンジェリストの煽動に乗って
「マイノリティのくせに尊大な口の聞き方しか知らないマカ族」
というイデオロギーを再生産して、それが今日に至るマカとドザの口汚い罵倒合戦に繋がっているのだろう。

またマカはマカで、スカリーの夢、ジョブズの夢を順番に見せられて
「Macこそ未来のGUIのひな形」
という空想的なイデオロギーを植え付けられ続けて、なぜMacがどんどんシェアを失って行くのかを理解できないまま、
「いつかは必ずMacがメジャーOSになる時代が来る」
と信じ続けて今日までやってきた。
シェアを失い続けているのは
「ものの価値を理解できない、値段が安いか高いかしか比較条件を知らないバーバリアンのようなドザが世間の多数派だからで、本当のOSの価値が理解されてきたら世界のほとんどはMacによって占拠されるに違いない」
なんていう理解の仕方をしていたからだ。

最近でこそやっとこういう暗示はほどけてきて
「Macが支配的なOSになる時代は永遠にこないかもしれない」
ということに気がつき始めているが、それでも
「MacはあらゆるOSの中でもっともエレガントで、人間工学に配慮されて、しかも常に革新的で優れたOSである」
という信念は失わずに今日にきている。
このシェア4%を切っているプラットフォームが
「常に全てのプラットフォームのあり方を決定する優れたOSである」
という確信を持っているという「選民意識」がWindowsユーザには鼻持ちならないところなのだろう。
「なぜ革新は95%のシェアを持っているWindowsから起きるという事実を認めようとしないのか?」
ということなんじゃないだろうか。

こうしてドザとマカの罵詈雑言は果てしなく続く。
それがどんなふうに果てしないかというと、それを実際に見てみたい人は2ちゃんねるのMac板やOS板を見てみれば良い。
そこに実際の罵詈雑言がどういうふうに拡大再生産されているかは、いくらでも実例を見ることができる。

なぜ、こんな今更な話題を書いてみようと思ったかというと、かのふたつのドザサイトとマカサイトを見つけたからだ。
先にも書いたが、このサイトはふたつともこの数年更新が止まっている。
このことが非常に象徴的だと思ったからだ。
当サイトに、このページの上なのだが
「ドザとマカが巨大掲示板を中心に罵り合いをしていたなんてことは、いつか若い世代には全く理解されない時代が来る」
という予想を書いた。
そうすると早速反応が来たのは、当サイトの細かいミスをあげつらって
「無理しなさんな(www」
という反応だった。
(解らない人のために解説するなら2ちゃんねるではwwwは笑笑笑という意味で、もっと言えばどちらかというと冷笑的な笑いで、ユーモアに感じている笑いではない。こういう書き込みをするということは書き手は明らかにこちらの感情を損ねることを目的としている)

当サイトのミスを指摘してくれることはありがたい。
正直私はこういう雑な性格だし、細かいところまで全て検証しているわけではない。
中には正直やっつけでやってしまったところもある。この書き手が指摘したところも、実は私的にも問題を感じていたところなのだが、スタートした当時はマイナーなサイトだったし「いずれちゃんと考えよう」と思っていい加減にやっていたところだ。
そこを指摘されたのだから痛み入るわけだが、問題はそういう指摘は建設的な文脈でいただければ私も快く「ありがとう」と言えるのだが、残念ながら今回は
「エラそうなこと書いたってお前の知的レベルはしれているぞ」
という文脈でいただいたわけだ。
私としては多いに心楽しまないところだ。


いや、私の名誉なんかはどうでも良い。
書きたかったのはどうしてこういう反応が出てくるかということだ。
どうして私が見ず知らずの人の憎悪を買わなきゃいけないのか。

この書き手はやはり私を「電波の入ったマカ」というステロタイプな捉え方をしているんじゃないだろうか?
このサイトは単なる反Windowsサイト、アンチマイクロソフトサイトとして単純に理解されているんじゃないだろうか?
だから不快感を表明するために、わざと私の感情を害するようなことを書いたのかもしれない。

しかし当サイトは単なるアンチマイクロソフトなサイトなのだろうか?
私としてはAppleの悪口もMacOSそのものの批判も書いてきたつもりだ。勿論ジョブズを礼賛するなんてことはしていないはずだ。
しかしMac系サイトだし、「Windowsは滅びてマイクロソフト社は倒産するかもしれない」なんて書いているし電波系マカのサイトに違いないということで、「憎悪」を買ってしまうのだろう。
こういう「ステロタイプ」というのは怖いのかもしれない。
「ああ、いわゆる◯◯系だね」
なんて決めつけをされると、もうそこから離れることはできない。
「いわゆる『アンチマイクロソフト』系のサイトだね」
ということになってしまうのだろう。
そうするともうそういう理解のされ方しかしない。

しかし私自身はいわゆるコンサバティブなマカは感情的に合わないということも相当あちこちに書いているはずだし、Macもそんなにご立派なものじゃないということも書いているつもりだし、iMacがGLODで死んだ時に修理をあっさりあきらめてクズ屋に引き取らせた辺りが、真性のマカとはやはり根本的に違うというような事例まであげて実感を込めて書いたつもりだが、そういうところは全く理解されていないんじゃないだろうか。
結局当サイトは、単純なアンチマイクロソフトな電波系サイトという理解しかされていないだろう。
冒頭のWindows65の話は私は面白がって書いているのだが、これも単純なWindows批判にしか見えないのかもしれない。
そしてそういうものに浴びせられる言葉は、かのリンク先のサイトのように
「さいてーのウンコみたいなマッカー」
という言葉になってしまうのだろう。
それこそステロタイプだということを私は言っているつもりなのだけど。


救いなのはこのふたつのリンク先のサイトはどちらも更新が止まってしまった「死んだサイト」だということだ。
このことが象徴的だと思うし、やはり私が予見した通り「マカとドザが罵り合っていたなんて話が理解されないような時代が遠からず来る」という傍証のひとつだと思っている。
2ちゃんねるには相変わらずこれらのサイトの主のような人々が集まっているが、そういう人々自体がそもそもマカもドザも少数派になりつつあり、やがて2ちゃんねるの消滅とともに消える運命にあると思っている。

あとに続くのは大転換の時代だ。
そして以前にも書いたが、私自身はそういう時代はユートピアのような清々しい時代ではなく、むしろ私のようなタイプの人間には退屈な時代になるに違いないと考えている。
というようなことを書いても「やたら強気の文章を書く」とか「アンチマイクロソフト」という決めつけ方をされるんだろうな。
これも一種の知の後退だという気がする。







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Caffeine
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

スリープしたり、モニタスリープしたり、スクリーンセーバに入ったりを一時的に禁止するメニューエクストラ。

そういう目的なら以前からSleepLessというロシア製(?)のメニューエクストラを使っているが、こちらはかなり前にシェアウエアに移行している。
どうしてもフリーがいいという向きにはこちらが良いのではないだろうか。

こちらはモニタスリープだけでなくスクリーンセーバも止めるようだから、パワーポイントなどのデモをスクリーンに出さなくてはいけない時に、あちこち設定するよりもこれを一発起動するだけで、スリープもスクリーンセーバも禁止できるという方が便利だ。
必要がなくなった時にそれを解除するのもワンクリックだし、特にモバイルでは実用的だろう。






Caffeineを最初に起動するとこういうタグが出る
ここに使い方が書いてあるから読んでおくこと
2回目からはこれは出ない





Caffeineを起動したなりだと
メニューバーにこういうアイコンが出るが何も起こらない





このメニューアイコンをクリックすると「いびき禁止」状態にアイコンが変わる
この状態になるとスリープにも、スクリーンセーバにも入らなくなる





Caffeineを終了させたい場合はコマンドキーを
押しながらメニューアイコンをクリックする
そうすると「終了」メニューが出てくる


2007 年 2 月 21 日





anchor

OpenTerminalHere
(Freeware)
OS10.2Jaguar対応 OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応

GUIとCUIつまりグラフィックにアイコンやウインドウをオブジェクトにするオペレーションのインターフェイスと、シェルに文字を打っていくインターフェイスをシームレスにつなぐアプリ。

具体的にはFinderで現在表示しているディレクトリ(フォルダなどの階層)にTerminalを開いた時に移動できているという状態でTerminalを開く。
というのは普通bashなどのTerminalでは起動した時にデフォルトのカレントディレクトリ(現在見ている階層)はホームフォルダになるわけだが、実際にはもっと違う階層ですぐに作業を始めたいということがよくある。

例えばピクチャフォルダを見ているとして、今そこに見えているjpegなどの画像を一気にリネームしたいという時に、Terminalを起動して、同じ場所がカレントディレクトリになっていたら便利だ。
そしたら
cd
のようなコマンドをいちいち実行しなくてもすぐにリネームのコマンドを打ち込める。
それを実現するためにこのアプリのアイコンをFinderのツールバーに登録すれば良い。
そうしたらそこをクリックするだけですぐに今見ている場所をカレントディレクトリにしてシェル画面に入れる。頻繁にGUIとCUIを行き来する人にとっては便利なボタンになるに違いない。






OpenTerminalHereはこのようにFinderのツールバーに登録すれば便利
そのボタンをクリックするだけで・・・





すると今見ていた場所をカレントディレクトリにしてTerminalが起動される
私はTerminalの自動起動を禁止する設定を入れているので
これは機能しないがその設定を外せばそうなるはずだ
セキュリティ上の理由で私はこれを外す気はないのだが






anchor

>cd to
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

これも上記OpenTerminalHereとほぼ同じ趣旨のアプリで、使い方も全く同じ。
アプリ本体アイコンをFinderツールバーにドロップすれば、カスタムボタンになる。
これをクリックすれば、今見ている場所をカレントディレクトリにしてTerminalが起動する。

同じような時期に全く同じ機能のアプリが複数出てくるというのは、そういう使い方をするユーザが増えてきているということを示しているのかもしれない。






>cd toの使い方はアプリ本体をFinderツールバーにドロップするだけ
それでカスタムツールボタンに早変わりする





そのボタンをクリックするとこの通り
本来ならそこをカレントディレクトリとしてTerminalが起動するはずだ
私の場合セキュリティ上の都合で・・・以下同文










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青木さやか