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2007 年 2 月 8 日





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CPU
(Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応

名前も見た目も見たまんまなのだがCPUとディスクアクセスのレベルを表示するDashboard Widget。

Dashboardでそれができて何か良いことがあるのかというのは、微妙な問題なのだがでもこのWidgetは見た目のデザインがキレイなので思わず入れてしまった。
それ以上に特徴はない。

スピンドルメータがCPUのレベルでLEDメータのようなデザインがディスクアクセスのレベルで、それぞれ色が赤くなるとフルアップに近づいているということになる。
実用性はともかくなんとなくもっともらしいし置いておいても良いんじゃないだろうか。
(最新版にはネットワークモニタも追加された。ただし現在作者サイトのサーバが落ちているようで復帰するかどうか様子を見る)

<追記>
この件についてJ.S.Machさんのサイトでコーションをいただいた。
確かにこのテンプレートは酷似している。作者サイトがずっと落ちていることと関係があるのかどうか事実関係がわからないが、様子を見てこの記事を削除するなどの対応を考えることにする。

<さらに追記>
こちらのサイトが再開したことを確認した。このWidgetの扱いについてはこのままとした。J.S.Machさんいろいろ情報ありがとうございました。
ユーザは皆がみんなテンプレートを触る人ではないので、これもひとつのリソースだと判断してそういうことにした。でも比較すればボタンのデザインが微妙に違うだけで機能もデザインも全く同じようだ。こういう紛らわしいことをされると困るなぁ。そういうところにリンクを張っているこちらに「盗人サイトにリンクを張るとは何事か」なんてクレームをいってくる「正義感」に凝り固まった人が世の中にはいるから、こちらが迷惑するんだよね。いちいち確認するわけにもいかないし。ということでクレームはこちらではなく先方に直接いってくださいね。






CPUのそこそこピーク近い時の表示は黄色、そんなに動いていない時は緑





そしてフルアップが近づくと赤い色になる
わかりやすい表示ではある



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素早くテキスト領域を指定する小技

ちょっと病みつきになってきた小ネタなTips。

といってもこれは知っている人も多いかもしれない。
例えばテキストなどを誤変換した時に、再度直したいところを指定してかなキーを2回叩くと再変換ができるというTipsを書いたが、その領域を指定するのにいちいちマウスでドラックしているのは、カッタルイものがある。
その程度の手間を惜しむようだが、テキストを打っている時は少しでも動きを少なくしたいという気がある。特にモバイルの時にはそうだ。

それでマウスでダラーッとドラックしなくても領域指定できる方法がある。
ポインタを再変換したい単語の上に持ってきて、短く2回クリックしてみよう。
そうするとその単語だけが指定される。
解除するにはもう一回クリックすれば良い。

さらに単語だけでなくその文節を全部再変換したいという時には3回クリックする。
するとその文節だけ全て指定される。
私はこの技を覚えて以来、この再変換だけでなく何かのコピペの時などもうこの機能が無くては一日も暮らせないくらい常用している。






テキストの領域指定を簡単にするには指定したい単語の上に
ポインタを持ってきてダブルクリック(モバイルならダブルタップ)
そうするとその単語だけが指定される
もう一回クリックすると解除される





さらに3回クリック(トリプルタップ)するとその文節が全部指定される
文章を打つことが多い人には堪らなく便利な機能なはずだ


2007 年 2 月 9 日





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10年後のPCなど個人用情報機器の世界なんてのを軽く予想してみた

今漠然と考えていることを、まとめておこうと思う。
なんとなく個人を取り巻くITとかパソコンとかどういう世界になっているか、という予想だ。
ひとつ断っておきたいのはこれは私の希望的観測ではない。というよりも個人的な希望を言えばこの通りにはなって欲しくないのだが、こうなってしまうのではないかという予想だ。

1)Windowsはシェアを失い、OSの選択も重要性を失う
2)アプリケーションのパッケージを数万円で販売するというビジネスモデルは成立しなくなる
3)Individual Devise(個人向けパソコン)とIndustrial Devise(産業向けコンピュータ)の2極分化が進む
4)携帯電話とパソコンの境界線が曖昧になる


まず皆さんが興味深い話からすると、MacとWindowsのシェアがどうなっているかという話だ。
1番目から「Windowsはシェアを失う」とか書くと普段から私の言動を知っている人たちは

「そら見ろ、やっぱりお前の希望的観測ではないか?」

というかもしれないけど、これはそんな小さなシェア争いの話をしているのではない。

いろんな予想の立て方があるのだが、ひとつだけはっきりしているのはクライアントPCの世界で今のままWindowsという単独のプロダクトが95%のシェアを持ち続けるということはあり得ないということだ。

なぜなら、そういう必要がなくなってくるからだ。

というよりも10年後にはプラットフォームがMacかWindowsかというのはあまり重要な問題ではなくなってくると思う。10年後にはマカvsドザの口汚い罵りあいが巨大掲示板で展開されていたなんて、若い子は誰も知らないというような状況になっていると思う。
彼ら「当節の若い子」たちは自分が使っているOSが何かもあまり気にしていないだろう。
「ああそういえばオレのパソコは『ふぇどらこあ』とかいうロゴが出てくるけど、これってWindowsなの?」
というような調子だと思う。

なぜそうなるかというのは次のふたつの技術の浸透によって、供給側も消費側もニーズが劇的に変わると思うからだ。

ひとつは無線モバイルの全環境的普及。
ふたつはアプリケーションサービスプロバイダーの台頭。

これがパソコンを取り巻く状況を一変させると思う。
なぜそうなると思うかその根拠となる事実を挙げて論証するのはメンドクサイ。
そのうちそれもやるけど今は結論だけ書いていく。

無線モバイルは単なる無線LANとか高速無線LANとかだけでなく、CDMAを基調にしたケータイネットワークに依存したモバイル、ブルートゥースのような無線機器通信などのネットワークが今はそれぞれバラバラな規格として存在している。
例えばTCP/IPとHTTP、POP、smtp、ftp、UDPなどインターネットにいくつもあるプロトコルを我々はほとんど意識することなくシームレスに使いこなしている。その切り替えはアプリを切り替えることでまったく無意識にやっているが、ワイヤレス環境も同じようにいちいち環境設定やドライブで切り替えることなく普通に意識しないで「ハンドオーバー」する時代が来ると思う。

これはどういうことかというと、自宅でもパソコンはイーサケーブルなんか繋がなくてもインターネットにつなげるし、そのまま家の外にも持っていける。駅でも喫茶店でも会社でもどこでも同じようにケーブルレスでWANに繋がるようになるのじゃないかと思う。

するとどういうことが起きるかというと、デスクトップのでっかいパソコンは専門職が プロフェッショナルなビデオ編集をするなどの巨大なデータを処理するのに使うくらいで、一般的なパソコンはノート型の非常に軽いパソになるということだ。
64bitだのそんな処理能力は一般ユーザには意味がない。

それよりも昨年話題になった100ドルパソコンのような、軽くて小さくてシステムとブラウザが動くだけという機能が絞り込まれたものが主流になる。


パソコンはますます高性能、多機能化していくはずなのにもう高速処理のCPUも大型データを処理するアプリも必要なくなるというのは逆行しているんじゃないかという矛盾には、ふたつ目のオンラインアプリケーションサービスプロバイダの台頭が答えになる。

コンピュータはその発生時からプログラムコードをデータと混在させて内蔵するという原則で運営されてきた。構造の面ではこれからもその通りなのだが、ネットワークと繋がることで今までとは違う考え方が出てくる。
これまでコンピュータはスタンドアローンなデバイスだったからその入力から出力までの処理を全てその内部で完結しなくてはいけなかった。
どういうことかというとWindowsというOSをインストールするだけでは、機能は不十分でそこにワードというワープロソフトをインストールしてそれでテキスト作成と表示をやらせる、エクセルという表計算ソフトをインストールして表演算やデータ整理抽出をさせる、またフォトショップというアプリをインストールして画像ファイルを加工するなど、そこには切り離された環境でも動くアプリケーションが必要になる。

またかつてのパーソナルコンピュータは外部から支援を受けないで動作することが、その特質になっていたわけだ。それは大型オフコンのよう太いケーブルに繋がったコンソールと違って、簡単に場所を移動できるということがその美質だったのだ。

ところが今では量販店の店頭で売られているノートパソが、15年前の大学の研究室にあったスーパーコンピュータと同じくらいの処理能力を持っている。
また全てのデバイスを繋ぐイーサネット、WANという共通の規格のネットワークが整備され、そこに繋がる能力も全ての個別のパソコンが持つようになった。

そうすると、そんな大型なアプリケーションを内蔵している意味があるのかということが問題になってくる。

アプリケーション本体どころか、その処理プロセスも全部ネットワークの向こう側に任せてしまえば良い。
さらに処理するべきファイルも全部向こうに預けてしまえば、パソコン本体にはその向こう側のアプリケーション本体のスイッチを押すユーザーインターフェイスだけあれば良いことになる。
それ以外のものはこちらには何も要らないのだ。

ワードのテキストはキーボードというスイッチで入力するが、その本体のファイルとワードのようなワープロアプリは向こう側にあれば良い。
そしてそれを表示するのもレンダリングまで向こうでやらせて、こちらはそれをブラウザで見ているだけで良い。

これは表計算であろうが、メールであろうが、画像処理であろうが同じことだ。

これからはこういうサービスプロバイダーが増えていき、数だけでなくサービスの種類も等比級数的に増加するだろう。

そうしたら個別のパソコンにアプリケーションをインストールして、単独で処理するなんてのはリソースの無駄遣いだということになる。
そんなでかい処理ができるようなパソコンなんか必要なくなる。

でも待てよ、それでは出先のお客さんのところでパワーポイントを使ってプレゼンをしなくてはいけない時に、プレゼン資料を持っていけないから不便ではないか?

ところがそんな心配も要らなくなる。
そのためのシームレスなワイヤレスモバイルネットワークだ。
出先だろうがどこだろうがしっかりとしたセキュリティに守られた自分のIDさえあれば、出先のモバイルで無線インターネットに接続して、そこからネットの向こう側の自分のファイルを呼び出すことができる。
もっといえば自分のパソコンなんか無くても良いかもしれない。
借りたパソにIDを入れてやはりファイルを呼び出せる。
アプリケーションもネットの向こう側のサービスを使うので、借りたパソにパワーポイントがインストールされているかなんて心配することもない。
ブラウザさえインストールされていれば問題ない。
そしてブラウザがインストールされていないパソなんて現在ですら考えられないからだ。


つまりパソコンはもうアプリケーションを内蔵する必要もないし、ファイルも中に溜めておく必要がないから、ストレージもごく小さいもので良いし、CPUもそんな高性能なものである必要はない。
ましてWindowsVistaを動かすような強大なリソースなど何の意味もない。
あえていえばグラフィックボードくらいはちょっと良いものを入れておいた方が、楽しめるメニューが増えるかもしれないというくらいのことだ。

これが未来のパソの姿だとすると、どういうことが起きるだろうか。

まず最初の
1)Windowsはシェアを失い、OSの選択も重要性を失う
はこういうことだ。

Windowsはもっとも後発のGUIであったにもかかわらず、なぜ95%を超える圧倒的なシェアを持つことができたかといえば、バンドル戦略でワードを普及させることに成功して、これをビジネス文書のスタンダードにしてしまったからだ。
それが完成したところで、別パッケージの製品として大量販売にも成功し、その間にワード以外のワープロアプリを採用することを検討していたベンダーにWindowsそのもののライセンス停止をちらつかせて強権的にシェアを確立し、ビジネス現場に他に選択の余地がないというところまで追い込むことに成功したということが上げられる。

つまりテキストを制覇したからWindowsは圧倒的メジャーOSになれたのだ。
しかし上記の事情でテキストはモバイルで誰でも安直に簡単に(しかも無料で)いつでもどこでも利用できるというASPが台頭してきたらどうなるだろうか。
それを受信するプラットフォームは別にWindowsでなくても、MacOSXでも(10年後にはOSXIになっているかもしれないが)BeOSでもFedraCoreでも何でも良いわけだ。

そのレンダリング機能もプラットフォームに依存しなくなれば、Windowsである必要はないわけだ。

そうなったら一体誰が世界一高いワープロソフトなんかお金を出して買うだろうか?
誰が世界一高いオペレーションシステムなんか買うだろうか?
そんなメリットはどこにもない。

だからWindowsは必然的に今の95%以上なんていうシェアを失うし、今の価格を維持することもできないだろう。MSOfficeなんて製品をパッケージで販売することも不可能になる。
だからこの時代にはマイクロソフトは現在の巨大な企業組織を維持できなくなって、倒産、あるいは解散ということになる。
もっともそうなる前に潮目というものは目先の利くMSの経営陣にも見えるだろうから、倒産する前に会社の大部分を清算してWindowsとMSOfficeをオープンソースにしてしまうだろう。
ちょうどNetscapeがMozillaになったようにだ。
そうやって何らかの形でマイクロソフトとWindowsは生き残る可能性が高い。
その頃には「ビル・ゲイツ記念財団」という名称に変わっているかもしれないが。
しかしMSの幹部にとってはそれまでに充分以上の利益を手にしているわけだから、誰もこれをMSの滅亡とはいわないだろう。発展的解消なのだ。

しかしMacユーザも喜んでいる時ではない。
冒頭に述べたようにこの時代にはもうパソコンのOSに求められる機能は単なる受信機の機能になってしまうので、OSに何を使うかということは大した問題ではなくなる。別にMacOSXIでもWindowsHastaLaVistaでもFedraCoreCoreでも何でも良いのだ。

そしたらもう、このそれぞれのシェアが何%だのとかというデータも何の意味も持たなくなる。 みんな各自安くて自分の手に馴染んだものを使うだけだ。

また
2)アプリケーションのパッケージを数万円で販売するというビジネスモデルは成立しなくなる
というのも読んだそのままだ。
もうパッケージソフトにお金を出すヤツは誰もいなくなるだろう。
それよりもどこのASPがサービスがいいか、使い勝手が良いか、機能が高いかという激烈な競争になってくるに違いない。
ユーザが頭を悩ませなくてはいけなくなるのはどこのプロバイダを使おうかということだ。

だからその時代にはこのMacのアプリケーションの試用記録を綴っている当サイトも絶滅しているだろう。そんなものは意味がなくなってくるからだ。
その頃には私は楽隠居して、映画の話ばっかり書いているかもしれない。


3)Individual Devise(個人向けパソコン)とIndustrial Devise(産業向けコンピュータ)の2極分化が進む
3つ目のこの項目は、こういうことだ。
個人ユースのパソコンはこういう受信専用の100ドルパソコンのようになっていき、もはや巨大なリソースなどまったく必要としなくなる。
しかし会社などの業務用コンピュータは再び高性能化、大型化が始まり昔のUNIXのターミナルのようなワークステーションのようなスタイルに戻っていくと思う。

会社の業務で使うコンピュータはますますサーバ・クライアント化していき、例えばプロユースのデータ処理はますます巨大化、オンライン化していく。
そこで必要なアプリケーションの都合によると思うが、暫くは専用アプリケーションの都合からWindowsNTのサーバシステムは生き残るかもしれない。

しかし、ここではWindowsを採用しなくてはいけない理由がパーソナルコンピュータよりももっと希薄になっていき、Windowsサーバは最終的には絶滅するだろう。

09年問題を引き起こしていたドザオヤジどもが全て定年退職してしまえば、そんな酔狂なサーバを運用しなくてはいけない理由は無くなるからだ。

ここではサーバ・クライアント型大型業務用機と個人が個人業務で使うモバイルデバイスは完全に二極化していくだろう。


そして
4)携帯電話とパソコンの境界線が曖昧になる

ということだ。
ここまでのところをもう一度読み返してもらって何か気がつかないだろうか?
これらの変化は人類未体験の未曾有の出来事ではなく実は我々はすでにこういう出来事を一度体験している。

ケータイモバイルの世界の成立だ。

我々はケータイ電話のOSに何が使われているかなんて気にしたことがない。

そこに7割強のTRONが使われているとかLinuxも使われているとか、Windowsはほとんど使われていないとかそんなことを気にしながらケータイで通話したりメールしたりなんて全くしない。

それどころかそこにどんなアプリケーションが使われているかなんてことも気にしたこともない。

気にしているのはどこに接続したらどんなサービスが受けられるか、どこのケータイキャリアと契約したら一番サービスが受けられて料金が安いかということだけだ。

しかもゲームにしても、占いにしてもそのアプリケーションの実体はほとんど端末の中にあるのではなく、オンラインの向こう側にあるのだ。
まさにケータイの世界こそパソコンなどのインディビデュアルデバイスが目指している世界ではないだろうか。
そうなるといろいろ見えてくることがある。

個人用パソコンは仕事用であれ、趣味用であれインディビデュアルデバイスである限り、業務用コンピュータとは2極化して完全に別物になってしまうと書いた。
そして逆にケータイとこの受信機になってしまったパソコンの境界線がだんだん曖昧になってくる。
パソコンのようなケータイ電話もでてくれば、ケータイ電話のようなパソコンもでてくる。

実際、ワードやエクセルを搭載したケータイ、MacOSXを搭載したケータイのようなものもすでに発表されているし、逆にドコモやauのようなネットワークでモバイル通話もできる超小型パソというものも際限なくでてきて、このふたつのジャンルは完全に境界線が無くなってしまうかもしれない。

あとはどれくらいの規模のものが使いやすいかはそれぞれ個人のニーズでますます多様化してくるだろう。一頃のようにビジネスマンといえば皆IBMのThinkPadを持っていなくてはならないとか、テレビマンは皆MacのPowerBookを持っていないといけないとか、そういう型にハマったデバイスの選択はなくなっていくだろう。
同じ業界でもそれぞれの個人のポジションによって、何ができて欲しいかというデバイスに求めるニーズは違ってくるはずだから、皆がみんなWindowsをインストールしたIBMを持っていないといけないなんていう気持ち悪い状況はもうなくなってしまうに違いない。


冒頭にも書いたようにそんな世界になって欲しいかどうかというと、私はちょっと憂鬱だ。

ここまでの書き方でわかると思うが、そんな時代は「パソコンいじり」を趣味にしているような連中にとってはとても楽しい時代とはいえない。

というよりもそういう趣味はあり得なくなるだろう。
今だってケータイをいじっているのはそれをツールとして使ってコンテンツを利用したり誰かと通信するためであって、
「ケータイをハックしてもっと高性能にしてやろう」
なんて目的でケータイをいじっている人は皆無だと思う。
パソコンもやがてはそうなってしまうということだ。

そうすると私のような趣味はもう成立しなくなるだろう。
このサイトも閉鎖を余儀なくされるだろう。

それとも21世紀のこんな時代にもエアコンもついていないようなシトロエンのコンパーチブルをいじりたおして乗り回している人達がいるように、その時代にも骨董品のThinkPadやMacBookをいじり倒して
「オレのMacはまだまだ現役だぞ!」
なんてやっているような趣味があるのかもしれない。

「Mac同好会」
なんてじいさんばっかりの趣味のサークルで
「わたシュはPPCのiBookを持っているんでシュが、まだ起動できるんでシュよ!」
「へぇ~! それはシュごい! どんな画面がでてくるんでシュか?」
なんて入れ歯の手入れをしながら縁側でたむろしているかもしれない。

そんな時代が来るような確信に近いものを持っている・・・



2007 年 2 月 10 日





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CocoaMadRace
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

3Dなレースゲーム。

視点は主観に変わらない、カーソルキーで左右前後、スペースキーでターボというだけのシンプルそのものな内容。
ガードレールに当たったりお互いに衝突すると網状の「バリヤー」様のネットがかかる。
コツは早めのブレーキと早めのステアリングだろう。






CocoaMadRaceのスタート直後の画面
左上に現在位置が出る





やってみればわかるが必ず団子レースになるので
衝突を避けてタイムロスをしない早めのステアリングがコツになる


2007 年 2 月 12 日





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情報ソースはどこだったか忘れた。
webをあちこち見ていてこういうサービスが始まっていることを知った。
Second Life- あなたの世界。 あなたの想像力。
これは用語辞典にも書いたが、7年前にソニーのアバターサービスが目指していたことそのものじゃないだろうか。

要は無料で登録したユーザはweb上の仮想空間で自分の分身を持てる。
その自分の分身は、現実の自分と違って筋肉むきむきのイケメンだったりスーパーモデル並みのスタイルをもった美人だったりする。
そこは自分の好みで自由に設定できる。

そしてweb上で好きなところにいっていろいろな冒険ができたり、あるいは有料会員になったら自分の島をもってそこに自分の好きな世界を構築したりできる。そこでお互いに他の人のアバターを招待したり、コミュニケーションを図ったりまさに第2の人生を堪能できるわけだ。

これは7年前のソニーのアバターが目指していたことと同じだが、ソニーのアバターよりも描画がバタ臭いというか、幼児的なイメージがあったソニーのアバターよりもずっとリアルでセクシーというか大人っぽい。
これで会員から有料登録をあつめるだけでなく、ゲームクリエーターを育成したりマーケティングにも利用しようという一粒で3度くらいおいしいという企画だが、問題はソニーのアバターよりもはるかに描画にパワーをとられそうな図柄なのが気になるところ。
こういうものは会員を集めないとパワーを発揮しないし、かといって会員が集まればその維持にかかるリソースは膨大になるし難しいところだ。実際ソニーもそこいらの問題で撤退してしまったんじゃないだろうか。

でも近日中に日本語版のビュアーもでてくるようだし、そしたらきっと登録するだろう。面白いんじゃないだろうか。






こういうイメージのアバターが自由に生活を楽しむSecond Life
この描画で会員を集めたら必要なリソースが大変な様に思うが
会員を集めないと魅力がでないだろうしその行方が注目されるサービスだ


2007 年 2 月 13 日





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iTunesのリストが突然消える、ライブラリフォルダの設定が勝手に元に戻ってしまう。

これもどこで見たのか思い出せないのだが、メモしておかなくてはと思ったTips。

私はiTunesのライブラリフォルダを起動ボリューム以外に設定している。
iTunesのライブラリはデフォルトでは、
"~/Music/iTunes/iTunes Music/"
に設定されている。

しかし、ここで音楽ファイルをどんどん増殖させると、音楽はすぐに増えてしまうので起動ボリュームの容量を圧迫しはじめる。
だから起動ボリューム以外にライブラリを移す設定をしている。
起動ボリューム以外なら頻繁に書き換えをしないかぎり、容量の残りが少なくても断片化を心配しなくていいというメリットもある。

また自宅サーバ機はマルチアカウントで使っている。
これは私だけでなく奥さんや子供たちもiTunesの音楽を共有するためにやはり起動ボリューム以外にiTunesライブラリを置いている。
この場合
"/Music/iTunes/"
を各アカウントにコピーすることになるがここにmp3の実体が入ったままだとディスク容量を3倍も4倍も喰うことになり、いくらハードディスクが大きくても足りなくなる。
だからひとつのライブラリを共有することはスペースの節約にもなる。






iTunesの設定でライブラリフォルダの設定を変更することができる
この設定を使ってiTunesの音楽ファイルを格納するライブラリフォルダを
起動ボリューム以外のところに設定する





そうすると指定のディレクトリにライブラリフォルダの実体ができる
そのディレクトリの名前も自由に設定できる


問題はこの設定をやった時にiTunesをログイン項目に入れているとトラブルが起きるということだ。
私はログインするたびに毎回iTunesが立ち上がったら鬱陶しいのでそういう設定ではしていないが、音楽が大好きでiTunesが大好きで、Macを起動している時には常に音楽が鳴っていないと気がすまないという人もいるに違いない。
そういう人がiTunesを起動項目に入れるとiTunesのリストが突然真っ白になってしまい、リストには音楽が一曲も入っていないという表示になってしまうことがある。
また起動ボリューム以外に設定していたはずのライブラリフォルダの設定もデフォルトの位置に勝手に戻ってしまったりする。

この症状はこの起動ボリューム以外のところにライブラリフォルダを設定して、iTunesを起動項目に入れるというふたつの設定を同時にした時に現れる症状らしい。
原因はライブラリフォルダを置いているボリュームがマウントされる前にiTunesが起動されてしまい、ライブラリフォルダを探しに行くが見つけることができないためにiTunesが「ライブラリフォルダが存在しないのでデフォルトライブラリを生成した」ということらしい。

対策としてはこのふたつの設定を同時に行わないことだ。ログイン項目のリストの順番をエディットすることで回避できるかどうかはよくわからない。基本的にはこの設定はふたつ同時にやらないということに尽きると思う。
またこのトラブルが起きても消えるのはライブラリリストだけで、mp3の実体はちゃんと設定したディレクトリに残っているのであわてて削除してしまわないで、冷静に探してみよう。

過去、こういう設定をしていなくてもリストが全て消えてしまったトラブルを経験しているので私の場合はiTunesライブラリのリストを常にバックアップしている。
そのリストの実体はこれだ。
"~/Music/iTunes/iTunes Library"







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装飾キーには違う役割を割り当てることができる

以前、DoubleCommandというアプリを紹介した時にこのアプリを使って装飾キーの設定を変更できると書いた。
装飾キーは
コマンド、option、control、caps lock
のことだが、このcaps lockキーがタイプミスで入ってしまってアルファベットが全部大文字になってしまったりで鬱陶しいことがある。

しかしこれはこういうアプリを使わなくても、デフォルトのシステム環境設定で回避することができる。
システム環境設定ペイン/キーボードとマウス
に入って下の装飾キーボタンをクリックするとこの4つのキーのリマップをする設定が現れる。
ここでキーを無効化できるし、違う機能を割り当てることもできる。

ちなみに最近私はモバイルではここにcontrolを割り当てている。
微妙な差だが、こうしておくと左手だけでコンテクストメニューを呼び出せたりしてちょっと便利だ。






システム環境設定ペインのキーボードとマウスに入って装飾キーボタンを叩く
すると4つの装飾キーにどんな機能を割り当てるか設定できるタグがでてくる






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コンテクストメニューでURLからwebに直接飛べる

好評にお答えしてまだまだ続く小ネタなTips

URLなどをwebページのリンクに書く時には大抵の心得たweb作者や管理人ならそこにハイパーリンクを埋めておくものだが、中にはテキストでURLを書いてほったらかしの人もいる。
例えば
http://www.geocities.jp/nmuta2004/
このセンテンスをクリックしても何も起こらない。ここで表示されているURLに飛ぼうと思ったらこのURLを選択してコピー、これをブラウザのURLフォームにペーストしてリターンキーを叩くというプロセスをとっているんじゃないだろうか。

それが正攻法ではある。

しかしもっと簡単な方法がある。
controlキー+クリック
でコンテクストメニューを呼び出してもらいたい。2ボタン以上のマウスを使っているなら右クリック一発で良い。
このURLを選択していれば
「アドレスを開く」
というメニューが現れているはずだ。
ここをクリックするといちいちコピペしなくても、そのページに飛べる。試しに上の文字だけURLでテストしてみて欲しい。

この小技ははwebブラウザだけでなく
テキストエディタiTextExpressなどのCocoaアプリのテキストエディタでも使える。
こういうアプリでURLを「文字」で書いているテキストからやはりコピペを使わずに「URLを開く」メニューで直接ブラウザを開いてそのページに飛べるし、次回のためにそこにクリッカブルなリンクを作ることもできる。

これは便利じゃないだろうか。






webページなどにハイパーリンクも何も埋めてない
文字だけのURLが出ていてもSafariのようなCocoaブラウザなら
右クリック一発でそのURLのページに飛ぶことができる





この小技はテキストエディタなどのCocoaのテキストビュアでも使える
「URLを開く」でデフォルトブラウザを開いてそのページに飛ぶというプロセスが一発でできる
またリッチテキストを使えば「リンクを作成」でクリッカブルなリンクを作成することもできる
次回からは単純にクリックするだけなので便利だ






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ClipToWebCM
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

右クリックなどで利用できるコンテクストメニューのプラグイン。

URLなどを文字だけで書いているようなテキストでも、わざわざURLをブラウザのフォームにコピペしなくても、コンテクストメニュー一発でそのサイトに飛べるというTipsをでも書いた。
しかしこの便利な機能はCocoaアプリでしか使えない。

iTextなどのCarbonアプリでは使えないし何よりも MSOfficeWordはこの機能が使えない残念なアプリだ。

そこでこのプラグインを入れておけば、URLのテキストを拾ってデフォルトブラウザのURLに置くという動作をやはりワンクリックで実現してくれる。
これはCocoa、Carbonの操作感の差をなくしてくれる良いプラグインだ。
単機能だがお奨めしたい。






ClipToWebCMを入れていればCarbonアプリのiTextなんかでも
裸のURLを右クリックしてブラウザで直接飛べる様になる
チョットした手間だがこれがあると便利ではあるに違いない


2007 年 2 月 14 日





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smartctl
(Freeware)
OS10.4Tiger対応

S.M.A.R.T.という概念があることをSMARTReporterというアプリの説明で書いた。これはSelf-Monitoring, Analysis and Reporting Technologyという機器自身が定時的に自己診断して故障を予測するという考え方で、身近なところではハードディスクの自己診断システムに使われている。
実は我々が使っているMacなどの内蔵ディスクの大部分にはそれは採用されている。しかしデフォルトではそれをGUIで見ることができないので、それを知るためにSMARTReporterのようなメニューエクストラは使い方が簡単だし、表示法も「OK」か「error」かという非常にシンプルな表示だから使い方で迷うことはない。
しかしOKかNGか二者択一しかなくて、何をもってOKと判断しているのかもうちょっと詳しいことを知りたいという上級者には、こちらのメニューエクストラをお勧めする。

これはsmartctlというLinuxやFreeBSDなどで一部採用されているSMARTに関するコマンドをGUI化したものだ。
なおOSXのbashではこのコマンドは採用されていない様子だ。( Terminalでコマンドが動かないからそう判断したのだが、この辺ちょっと自信なし。誰かエラい人が補足して欲しい)

このメニューエクストラをプルダウンすればステータスを全て表示することができる。
各段のエラーレートなども詳しく表示されるので、SMARTでエラーが表示された時に、何が具合悪いのか詳しい情報が欲しいという人には良いかもしれない。
上記のSMARTReporterとどちらを使うかは、シンプルでわかりやすいのが良いのか、見づらくても詳しい情報を表示してくれるのが良いかというユーザの考え方によると思う。どちらがすぐれているというようなものではない。






smartctlを起動するとメニューに小さなアイコンが現れる
そこをプルダウンすると詳細なsmartctlコマンドのステータスが表示される





セルフテストをスタートするにはsmartctl -tのコマンドを打てとあるがこの使い方がわからなかった
よくわからないがこのコマンドはLinux系特有だというような情報も見かけた
終了するには一番下の「smartctlを終了する」をクリック






anchor

最近聞いたすごいな、あるいは面白いなという話をとりとめもなくいくつか。

昨日中国問題に詳しい国際問題評論家の宮崎正弘さんの勉強会に参加してきた。
この方は机上の中国通ではなく、これまでに何十回も中国に渡って中国全土を踏破したという筋金入りの知中派であり、筋金入りの反中国論者だ。

宮崎さんのお話を聞いていると、中国共産党幹部や党から派遣された銀行幹部が持ち逃げした横領金の総額は中国のGDPを上回るとか、途方もないデータがポンポン飛び出してくる。
この方はネットなどにあふれかえっている、中国のことなんか何も知らないくせに中国の反日感情のニュースだけに反応して
「中国を再び植民地にしろ」
とか言っている観念的な嫌中論者とはわけが違う。
なんせ全部自分の目で確かめてきて、全部現地で当事者から聞いてきた話を基に
「中国は必ず衰退します」
といわれるので説得力がある。

昨日の驚きは中国の環境破壊の話だ。中国では工業化が進んで大気汚染がひどいとか、工場排水などの公害が日本では話題になる。
確かにそれも問題なのだが、もっとすごいのは
「中国には2万2000のダムがあって、そのうちの2000が決壊しています」
なんて宮崎さんがこともなげに言ったことだ。
2万2000!?
2千200の間違いじゃないの?
と聞き直すと宮崎さんは
「いや、2万2000です」
とまたこともなげに繰り返す。
そのダムの数にも驚いたが、そのうちの一割に近い2000のダムが決壊しているという事実がすごい。
これが中国の河川沿岸部に深刻な洪水被害をもたらし、自然破壊、砂漠化などの問題を引き起こしているそうだ。
同じ工業化の公害でもやはり日本とはケタが違う。

かの有名な三峡ダムもダムの躯体に亀裂が発見されており決壊が近いという説もあるという。このダムを運営している法人て香港かどこかに上場していなかっただろうか?


またロシアは旧ソ連のスターリン時代を彷彿とさせるような恐怖政治が甦ってきていて、プーツィンは政敵をほぼ全員暗殺または投獄してリンチにかけてしまい、ロシアではプーツィンが死ぬまで政権交替はないとういうことらしい。
それだけでなくロシアはベラルーシ、ウクライナ、タジキスタン、ウズベキスタン、グルジア、カザフスタンなどの旧ソ連だった周辺国に対して恫喝的な外交と経済制裁を繰り返し、ガス油田資源を完全に押さえ込んでガスOPECというようなものを作ろうとしているらしい。
例のチェチェンのテロリストが小学校を爆破して大勢の子供を殺した事件を見て
「なぜあんなひどいことをするんだろうか?」
なんて事情を知らないと思ってしまうのだが、彼らにはあんなことでもやらないと納まらないような理由がちゃんとあるのだ。
(もっともあの事件自体がロシアの自作自演ではないかという疑いもあって、簡単に決めつけはできないのだが)

その圧力をもっとも感じているのが中国であり、だから中国は日本と外交問題になることは承知の上で東シナ海のガス田の盗掘を急いでいるのだという。

こういう向こう側の事情を知ると全てが理にかなっているというか、国際関係で起こっている問題がちゃんと「理由があって起こっている」ということがわかって非常に面白い。
ただこのことから導きだせる結論は、もはやロシアはゴルバチョフやエリツィンの時代のロシアとは別の国であり、アメリカや日本にとっては同盟国でも友好国でもない立派な敵国であるということになる。
だから「北方領土についてロシア政府の理解を得て地道な交渉をもって解決する」なんて世迷いごとではないかとも思ってしまう。彼らはもうそんな問題には何の興味ももっていないのだ。
面白がってばかりもいられないのだが。




もうひとつは仕事をする服装の話だ。
先日イベント進行をやったシンポジウムで
「日本ではクールビズだのウォームビズだの、仕事をする時にネクタイをするべきかとかそんな太平楽な議論が起きているが、アメリカでは東海岸ではほとんどの人(経営者)がネクタイにスーツだが、西海岸では一人もネクタイをした経営者に会わなかった」
という話がでてきた。
それは企業文化なのか、プラグマティズムなのかということが話題になったが多分パネラーのお一人が信越化学の社長から聞いた話が結論だった。
その社長はこういったそうだ。
「シリコンバレーの連中はなぜジーパンにTシャツみたいな格好をしているかわかるか?
彼らはあの格好がカッコいいからそうしているわけではない、それは彼らの仕事の仕方を見ていたらわかる。何かひとつ仕事に集中し始めたら彼らは2日でも3日でもいくらでも徹夜をする。そして疲れたら、その辺のソファに突っ伏したり、中にはそのままデスクの後ろの床で寝たりする。
そんな時にスーツにネクタイではしんどいだろう?
だからあんな格好をしているのだ」

これは金融などのサービス業中心の東海岸と、ITなどのものづくり、ソフト作りが中心の西海岸とのワークスタイルの差だということだ。

そういえば6年前だったか、クアルコムのサンディエゴ本社にジェイコブズ会長を訪ねた時に、やはり服装のことを質問したことがある。
「クアルコムでは社内での服装は自由なんですか?」
ジェイコブズ「われわれは結果を求めているのであって、ここではドレスコードは一切求めない。
実際ネクタイをしているのは私を含めて数人しかいないだろう。ここでは圧倒的に少数だ。
何を着ようと服装は自由だが、せめてクツだけは履いてくれよとはお願いしているけどね。
また出勤時間も基本的には一切チェックしていない。
求められた期間に求められた以上の成果を上げてくれれば、何時に出勤したかとか何日出社したとかも一切問わない」

日本の企業はなかなかここまでは割り切れないんじゃないだろうか。
技術者だろうが専門職だろうが毎日朝礼をしてその時間には必ずいないといけないとか、「社内連絡会議」だの「経営企画会議」だのやたら「企画」の会議が多くて、その資料準備で日常業務なんかやっている暇がないとか、変な矛盾が多いと思う。
しかし会社が社員に求めるアウトカムは常に非常にシンプルであるべきだ。

「今月末までに◯◯の基盤設計を完了してテストして要求仕様をクリアしていること」
とか、常に具体的で明確であるべきだ。
何か観念論を持ち込むことで結局現場は混乱し、その混乱は無秩序が原因だとか言ってやたら会議をして「ハッパをかけ」たり服装などの勤務態度をチェックする・・・
どちらが合理的な企業文化なのだろうか。



あまり関連があるのかないのかよくわからないが、今日本のメーカーのものづくりが世界で称賛されていて、もう耳タコな話なのだがトヨタの看板方式だの「改善提案」などGMやフォードの幹部連中が工場見学しにきて感銘を受けて帰っているとかいう話を良く聞く。
(その割にはGMやフォードのものづくりはいっこうに改善されないので、これらのアメリカ車のメーカーの問題点はもっと違うところにあるように思うのだが)

ただそのトヨタの改善提案だが、実はこれは今から30年前トヨタ自動車の幹部が、アメリカのフォードの工場を見学しに行った時に
「サジェスチョンボックス」
なる箱が各職場に必ず置いてあるのを見て
「これは良い制度だ、是非取り入れよう」
ということで始まったというエピソードを聞いた。
実はUSスティールと新日鉄などについても同じような話を聞いたことがあるのだが、要するにアメリカ人が日本のものづくりには到底かなわないといっているその「日本のものづくりのプラグマティズム」は実はかなりアメリカから学んだものが多くて、それを今頃になってアメリカ人が
「日本方式だ」
とか言ってありがたがっているという話が結構多いらしい。

やはりこういうものは循環するんだろう。
日本だっていつか衰退して海外で見つけた技術を称賛していたら、実はその源流は日本だったなんてことが出てくると思う。


いくつか本当に取り留めないことだが、書いておかないと忘れそうなので書き留めておく。











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青木さやか