Previous  Index  Next


2009 年 2 月 1 日




anchor

DEFCON
(Shareware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

核戦争戦略シミュレーションゲーム。

先日昔懐かしいMissile CommandのDashboardウィジェット版を紹介したが、他にもいくつか懐かしいゲームを入手している。
このDEFCONが流行していたのは80年代だったろうか。

当時のコンピュータのレンダリング能力の問題からグラフィックはワイヤーフレームのみで、それも黒バックに緑の線で表示される味気ないものだったが、このゲームに関してだけはこの味気なさが逆に妙にリアリティがあった。
当時のSAC(戦略空軍司令、こういうミサイル戦になった時のコマンド)の作戦司令室ではこんな感じのモニタを見ていたのではないかという気がする。

ゲームはカードゲームと同じで通信の場合は通信相手、コンピュータと対戦の場合はコンピュータとプレイヤーが交互のターンで一手ずつ戦力を展開していき、攻撃命令を出したりする。
DEFCONとは「Defense Condition」の略でDEFCONは1から5までのレベルで表示される。
これは警戒態勢のレベルを表したもので「緊張状態」のDEFCON1から「全面核戦争交戦中」を表すDEFCON5までに段階づけられ、それぞれの対応マニュアルが決められている。
例えばDEFCON1の場合は通常兵器のみ使用可能で、どこかのレベルから核兵器も使用が許可されるという感じだ。


このゲームの真の狙いは「核戦争クール!」ということではなく全く逆で、核戦争の不毛を表現しているのだと聞いたことがある。
今回最後まで試さなかったのだが、結末は「双方全滅」と決まっているらしくこのゲームには勝者はいない。
緊張を緩和する方向に持っていかないと結局は緊張はエスカレートすることになり、エスカレートすれば最後は核戦争になってしまい、核戦争になってしまえば躊躇っていても自分が全滅するだけだ。
結局躊躇することなく全弾発射せざるを得なくなる。
その結末は明らかだ。

これのWindows版が残っていることは知っていたが、AmbrosiaからMac版が配布されていることを最近知った。シェアウエアだが、お試し版がダウンロードできる。






DEFCONの起動画面
プロダクトキー入力をここでやるがお試しの場合は「PLAYDEMO」でログインする





オプションの項目が一杯





ゲームスタートは戦力の配備から





ゲームにはデモ用として過去の対戦の再現もついている
それを見ていると面白い
これは東大西洋で小競り合いが始まっているところ





やがてこのような軌跡が大陸間を飛び交い始める





これは「始まっちゃった」ところ
ヨーロッパは火の海になっている
こうなるともう後戻りはできないし行きつくところは「双方全滅」しかない


2009 年 2 月 2 日




anchor

Snood
(Shareware)
OS10.3Panther対応 OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

これもMacの懐かしいゲーム。

上から降りてくる顔の軍団に下から「顔」を発射して同じ組み合わせの固まりに命中させて消していく。
いわばテトリス+さめがめのような脱力系落ちものゲーム。
組み合わせに命中させられないと撃った「顔」は軍団の下に貼り付いてしまう。
それが一番下に届いたらゲームオーバー。
単純なゲームなのだがやってみるとかなり難しい。

これが旧MacOSの時代にMacのコミュニティで流行していた記憶がある。
今から考えればMacを実用的に使うということよりも、当時は「Macで遊ぶ」ということにみんなの興味があった気がする。
パソコン自体がまだそんなに実用的でもなかった時代の話だ。






Snoodはシェアウエアだがデモバージョンがダウンロードできる





上から降りてくる顔の組み合わせと同じ顔を命中させるというだけの単純なゲーム
毎回消せる組み合わせばかりではないので無駄弾をどう処理するかの戦略が多少ある





一番下のブロックに侵入されたらゲームオーバー
顔は全員どくろに変身する
スゴい脱力系だが結構難しい


2009 年 2 月 3 日




anchor

Dropbox Cache Cleaner
(Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

名前の通りwebストレージサービスアプリのDropboxの同期に伴って発生するキャッシュを削除するDashboardウィジェット。

DropboxはローカルのDropboxフォルダに置いたファイルが自動的にwebストレージ上のファイルと同期するwebサービスのクライアントアプリ。
これを起動しておくと例えばグループウエアの運用などが簡単に実現するスグレモノだ。

これ自体はなかなか良いのだが、この作者さんによると時には数ギガにも及ぶようなキャッシュを生成するのだそうだ。
私のところではそんなに頻繁に同期をしていないせいか、キャッシュは大した大きさでは無かったが場合によっては深刻な増え方をするそうだ。それにしてもギガはスゴい。

それでこれをワンクリックで実現するのがこのDropbox Cache Cleaner

ヘビーユーザには便利かもしれない。






Dropbox Cache CleanerはシンプルきわまりないDashboardウィジェット
クリックすると削除されるキャッシュファイルの大きさが表示されている





ワンクリックするとこの通り表示はゼロに





ところで削除されるべきキャッシュは作者サイトによると
~/.dropbox/cache/(任意のフォルダ名)/というやや奇妙な場所に入っている
通常のキャッシュクリアではここは確かに見過ごされてしまうかもしれない


2009 年 2 月 5 日




anchor

Analogue
(Freeware)
OS10.5Leopard対応

デスクトップに「アナログ」を表示するアプリ。

いつからだったか、2011年の地上波アナログの停波にともない、いまだに50%を超えないデジタル受像機を少しでも普及させるために、総務省はアナログで受信しているテレビ視聴者の画面に「アナログ」と表示するように指導して、それが励行されている。

今民法、公共放送に限らずCM以外は「アナログ」の文字が画面右上に燦然と輝いている。

総務省が地上波アナログを停波してテレビ局をデジタルに移行させる理由は簡単だ。
このデジタル移行のおかげでVHF帯の電波が広範囲に空くのだが、ここにケータイ各社などの通信業者を入れて、オークションでもやって莫大な国庫収入を目論んでいるのだ。
この国庫のためにテレビ局は殺されるのだ。
もっといい面の皮なのは、BSやCS、ケーブルテレビなどの別にデジタル化する必要がないメディアだ。
放送方式の統一化を守るために、これらの「別にデジタル化しなくてもどうでもいいメディア」もデジタル化させられる。

このために莫大な出費を迫られて倒産したり買収されたりするテレビ局がいくつか出てくるだろう。

それでも地上デジタル受像機の100%普及は2011年には間に合わないだろう。
今回の不況が大きく足を引っ張る筈だ。総務省は再々度延長をするのだろうか?
それとも今度こそ「情報弱者切り捨て」を敢行するのだろうか?
見物だ。

という話はあまり関係なく、その「アナログ」をMacのデスクトップにも表示するというやや倒錯した被虐的なアプリ。

これこそオバカアプリ満載だった、昔のMacアプリのテイストがぷんぷんする。

このアプリを起動してDVDなんか観てみりゃぁ、そりゃぁリアルなことリアルなこと・・・
だからどうなんだとかじゃなくぅ・・・






Analogueを起動するとデスクトップの右上の隅に「アナログ」のインポーズが・・・
透明で丸ゴチでDVDなんか観るとスゴくリアルだ





メニューエクストラとして起動し終了もここからする
新しいバージョンは透明度の設定ができるようだが今のところダウンロードリンクは404だ(追記あり)





と思ったら作者さんから情報をいただいた
新バージョンはダウンロードできるようになった
このように透明度を調整できる設定がついてされた


2009 年 2 月 6 日




anchor

Vue 6 infinite
(Products)
OS10.5Leopard対応 Windows2000~XP対応

精密なCG静止画、アニメーションを簡単にサクサク作るアプリ。

先日ここで紹介したVue 5 Easelはひとつ前のバージョンで今は6になっている。
それで気になっていたので、Vue 6をを落としてきて試用版を試してみた。

前にも書いた通り有りものの素材を組み合わせてそのテクスチャーをエディットしていくだけという単純化された操作法なので、数日使い込んでいればプロのようなCGができるだろう。
静止画だけでなく、例えば「落下する」とかそういう簡単な動きならアニメーションとして作り込んで、動画としても保存できる。

素材はかなりいろいろ用意されているし追加でこの配付元から購入することもできる。
ただ残念なのはjpegだとかTGA、tiffのような一般的な素材を読み込むことができない点か。
この仕様が結構このソフトの使用範囲を狭めてしまうかもしれない。

起動時に描画のボードやソフトについていろいろ難癖つけてくるが、無視する。
これが使用上の大鉄則か。






Vue 6のインストーラを起動する
インストール先はこの通りアプリケーションフォルダの第1階層と書類フォルダだ





このUIを見てJaguar以前の古いOSXを思い出してしまうのは私だけだろうか





さてインストールは完了
ここまでは非常にスムーズ





Vue 6を起動しようとするとこの通り
「コンバーティビリティモードを無効にするか」と聞いてくる
「はい」ボタンをクリックすると即システムが落ちてログアウトしてしまう





ログインして次に上のアラートを無視して「いいえ」をクリックすると今度は
「いますぐOpenGLを使用するセッテに変更しますか」と聞いてくる
「はい」をクリックするとシステムごと落ちて前に戻る
これを延々繰り返すのでこのアラートは無視して「いいえ」をクリックし続けるのが正解らしい





それやこれやすったもんだでやっとのことで立ち上がったVue 6





操作画面の構成は5とそんなに変わっていない





大気ボタン、またはメニューから大気の様子を選択する





オブジェクトを選んでそのテクスチャーを選択する





地形を選択してテクスチャーを選択したり地形をエディット
それ以外のオブジェクトは見本は見ることができるが有料版に登録しないと使用できない





日本語は一応通るのだが、スペースキーを叩くと100%クラッシュする
つまり実際にはほぼ使えないということだ
文字を使いたい時にはPhotoshopを使えということか





書き出しのレンダリング設定
ここで画像の大きさアスペクト比などを設定できる





jpegに書き出したのがこれ
640以下のサイズならスカしが入らないという話だったが結局入っている
結局オブジェクトを組み合わせるだけなので簡単だが以外に自由度はない
私のセンスではこういう正月飾りのようなものしか作れなかった


2009 年 2 月 9 日




anchor

この個人消費冷え込みの厳しい時代にプリンタとデジカメ買ってちょっとほくほく

といっても買ったのはこれ、いずれも下から2番目くらいの最入門機だが。


EPSON PX201

Nikon S210

実は年末にデジカメとプリンタが一気に壊れて、年賀状も印刷できないという惨状に見舞われていた。
毎年大騒ぎして年末に完徹して印刷しても、大して印刷屋に出すのと比べて安く上がっていないようだし、今年は印刷屋に出してみようとトライしてみたのだが、大してキレイでもない年賀状に結構いい金を請求されたと奥さんが憤慨していたので、結局プリンタを買うことにした。

実際家ではプリンタを使うことは滅多になくて、インクヘッドにインクが乾燥して詰まらないようにメンテナンスする方がメンドクサイくらいなのだが、ないとやはり不便か。

ならばやはりカメラも要るということでCoolpixも必要最低限のスペックだが購入。

しかし最低限のスペックといってもどちらも数年前なら中級機か上の下くらいのスペックは持っていて、技術の進歩にはちょっと驚かされる。

このプリンタを買ったのはひとえに「無線LAN内蔵」に惹かれたからで、無線ネットワークプリンタというものを一度体験してみたかったからだ。

プリンタというものはパソコン本体からあまり距離を置いたところに置けない。
自宅ではUSBなどで接続することが多いからだ。
パソコンの隣りということで最初はよかったのだが、周りにはDSLモデムが来たりスキャナーが来たりもろもろ周辺機器が来ると勢いプリンタはパソコン台の上の2階に置くということになる。
これ合理的なレイアウトなんだけど操作しづらくて、見た目も鬱陶しいのでずっとなんとかしたいと思っていた。
せっかく無線のLAN環境が有るのだから、そちらにネットワークプリンタとして置けないかと思っていたが、この機種が安いながらもそういう機能に対応していた。

これは面白い。
さっそく設定にチャレンジする。






開封直後のEPSON PX201
キャビン左の「無線LAN」マークが神々しい





これの設定には手こずった
ネットワーク接続設定で全く認識しないのでAirMac Utilityまで起動してすったもんだしたが
結局「初回の設定の時のみLANケーブルを使って有線接続せよ」という
説明書の指示を見落としていることに気がついた
有線LAN接続したらこのようにあっさり認識した
そういうことはもう少し大きい文字で書いてほしいなぁ





このMACアドレス、IPアドレスを確認したら無線で使うか有線で使うかを選択する
有線のLANでも使えるのがポストスクリプト機みたいで面白い
これはこれでいろいろ使い方が有りそうだ





次のステップは接続するネットワークを選ぶ





すると当然WPAのパスワードを要求される





これらのステップを終了して設定を保存したらLANケーブルを抜いて今度は無線調整する





ワンクリックで今度は無線で接続して設定を確立して記憶させる





接続完了するとこんな表示





以上ですべてのステップは完了
後はプリントダイアログで無線プリンタを追加してプリントするだけ





これはプレビューのプリントダイアログ
EPSONは縁なし印刷をWindowsのみサポートとしていたが、
この世代からMacでも縁なし印刷ができるようになった
ちなみに写っているのは最近ウチの家族になったトイプードル





これは以前に紹介した自宅のMac miniまわりだが仏壇みたいなパソコン台の上にプリンタを載せていた





この仏壇のような台が無くなったのでとてもすっきりした


2009 年 2 月 10 日




anchor

Picturesque
(Shareware)
OS10.5Leopard対応

静止画に手っ取り早くリフレクション、影などのエフェクトをつけて見栄えする背景をつけるピクチャーエディタ。

使い方は簡単で最初に現れたウインドウに画像ファイル、またはフォルダをドロップして、好みのエフェクトを選択してそれぞれのポップアップのスライドをいじって好みのかかり具合に調整したら保存するだけ。
リフレクションのエフェクトはきれいなのでこれが手っ取り早くポートレイトなどにかけられるのは面白いのじゃないだろうか。
Picturesqueのスカシ文字はシェアウエア登録するとなくなるということらしい。






Picturesqueのウインドウはこんな感じ
ここに画像ファイル、またはフォルダをドロップ





開いた画像はこんな感じ
パースペクティブ(立体)のエフェクトやリフレクション、フレーム、
影など好みのエフェクトを好みの加減でかけることができる





いい感じででき上がったらそのまま別ファイルとして保存することができる





Picturesqueのスカシは入るもののこんな感じでファイルは書き出される




anchor

Nikkei Stock Average
(Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

日経平均の現値、分足のチャートを表示するDashboardウィジェット。

仕事柄日経平均の動きに注意しておかないといけないのだが、専門職ではないのでいつもデスクトップにQuick等を表示しておくこともできない。
今どきネットを見れば日経平均ぐらいどこにでも出ているといえば、出ているのだが一日忙しくて日経平均のチェックもできなくて、終値も知らないなんてことがままある。
いつもデスクトップに表示するというアプリは、専門職ではないので煩わしい。

そこでこういうDashboardウイジェットが役に立つと思う。
これなら表示が大きいから何かのついでに目に入る。
現値も重要なのだが、こういうものはやはりザラ場の雰囲気と上下の変化が重要なので、分足チャートをいっしょに表示して前日終値に対して下がったら赤、上がったら青ベースというのも分かりやすくていい。






Nikkei Stock Averageの表示
小さなウイジェットだが4本値も分かるし
ザラ場の雰囲気も分かる役に立ちそうなウイジェットだ





前日終値よりも高い場合は背景が青くなるのも実用的




anchor

Yen Exchage Rate
(Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

円ドル為替レートを表示するDashboardウイジェット。

こちらもNIKKEI NETより円ドルの為替レートを取得して表示してくれる。

為替は今非常にデリケートな動きをしているので、目が離せないのだが四六時中監視しているわけにもいかない。
これもあるとありがたいウイジェットだ。
前日比で円高の時は青、円安の時には赤の表示になる。






Yen Exchage Rateの表示
ユーロ円、ユーロドルも併せて表示していて
今はここが激変しているのでこれも便利だ




anchor

Sonybank Widget
(Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

これはソニー銀行からTTの現値、セル、バイの実勢価格をリアルタイム表示してくれるので海外出張が多い人とかは便利なウイジェット。

これも為替レート表示ウイジェットなのだが、こちらは実際のTTの取引価格が分かるので、お金をやり取りする人には便利なウイジェットだと思う。

表示通過はUSドル、ユーロ、英ポンド、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドルとなっている。






Sonybank Widgetの表示
FXなどで人気のある通貨も含まれているので便利な人もいるのじゃないだろうか




anchor

Jorudan Transfer
(Freeware, Widgets for Dashboard)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応

ジョルダン乗り換え案内を検索するDashboardウィジェット。

使用法は見たままで出発駅、当着駅、出発時間で検索、あるいは到着時間で検索を選んで検索ボタンをクリックするだけ。
デフォルトブラウザが起動してジョルダンのページで、結果の乗り継ぎ案を表示してくれる。

これをDashboardに常駐させておくのは便利かもしれない。
出掛ける前に列車の乗り継ぎをどういったらいいかサッと確認するのに便利だ。
特に現在の私の勤務地はいまだに列車の乗り継ぎが私の頭に入っていないので、こういうものは役に立つと思う。






Jorudan Transferの画面
見たまま出発駅と当着駅名を入れ、時間縛りが有る時には下のプルダウンで選択する





デフォルトブラウザが起動してジョルダンの乗り継ぎ案内ページが開く
お出かけ前に乗り継ぎを確認するのに便利






Previous  Index  Next


site statistics
あわせて読みたい