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2021 年 7 月 12 日




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SierraになってFairMountが完全に起動できなくなったMacBook Proで使えるDRM回避DVDリッパーはMakeMKV

以前は仕事柄映像素材を権利者から借りるときに
「今すぐ渡せるのはDVD(Blu-ray)しかない」
と借りたらしっかりDRMがかかっていて、
「コピーガードがかかっていない素材をお借りしたい」
とお願いすると
「素材の取り寄せは数週間かかる」
とか言われて「それじゃ間に合わんがな」というシーンが結構あった。

そういう場合はFairMountを使って手っ取り早く用を済ませていたのだが、これももう更新されていないのでSierraではついに完全に起動できなくなってしまった。

そういう場合は何が使えるか探していたのだが、答えは足元にあった。


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MakeMKV
(Freeware)
OS10.10Yosemite対応 OS10.11El Capitan対応 OS10.12Sierra対応
OS10.13High Sierra対応 OS10.14Mojave対応 OS10.15Catalina対応
WindowsXP~10対応

DVD、Blu-rayからMKVファイルを切り出せるリッピングソフト。

DRMも回避できるしMKVはBlu-rayに収録されたHDに対応しているので、ハイビジョンも切り出せる。

ただしMKVは暗号化された画像データを複合してそのままMKVにリラップするだけなので、このままでは再生できる環境は数少ない。

ビデオ変換ソフトでMpeg4などに変換すると汎用性が高い映像ファイルになる。





MakeMKVのUI




ディスクを挿入するとディスクアイコンが回転し始め
OSアクセスモードというデータディスクとして開く動作をする
ここまでは普通
データファイルを取り出したいだけならこのまま
マウントしたボリュームからファイルをコピーする




アイコンをクリックすると画像データを復号する
これを指定のディレクトリに書き出せばMKVファイルになっている




このMKVをH264などの画像データに変換するのはHandBrakeなんかを使う
8CoreのCPUがフルアップするアプリは数少ないがこれもその一つ




Blu-rayのデータの場合はWindows機でFreemake Video Converterなどを使う方が速かったりする



最近では借りた素材をリッピングするというシチュエーションはあまりないが、光学ディスクって基本的に信じていないのでファイルとしてバックアップするのに使っている。

手元にあるブルーレイがすごい勢いで腐っていき、再生できなくなっているのでダメになる前にバックアップするのに最近は使っている。

本業の仕事で関わっている光学ディスクも結構な歩留まりでトラブルを起こしているので光学ディスクなんてそんなものなのかもしれない。

そういう用途ではDRMを回避できる組み合わせはありがたい。

偶然地上波のDRMのダビワン、ダビテンもこの手順で回避できることに気がついた。

そういう用途にはあまり関心がないので、使う場面もないと思うがいざという時のためにメモだけしとく。















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