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終活に向けて断捨離断行…戦友DualUSB/iBook G3も完全にお亡くなりに…
ちょっと思うところがあって部屋の滅多に使わないものを大幅に断捨離することにした。
その過程で久しぶりに開いて見た初代の…いや正確には2代目かな…のiBook DualUSBがモニター変質して完全にお亡くなりになっていることに気がついた。
このDualUSBのiBookについては2012年のこちらの記事で取り上げた。
老兵iBook G3 DualUSBついに完全退役
液晶パネルの表面が変質して粘液が漏れ出しているようで、酢酸系の化合物のような異臭もちょっとしている。
このiBookについては退役した当時もすでに液晶のリッドに異常があったので遅かれ早かれ廃棄物になる運命だった。
ただ初期の頃、MacOSと激闘を繰り返したこの筐体には少なからず思い入れがあったのでなかなか手放せなかった。
iBook Dual USBを多分6〜7年ぶりぐらいに開いて見たら微量ながら
強烈な異臭と液晶パネルがネバネバになっていることに気がついた
以前ギブソンのフルアコを所有していた時もピックガードが化学変化して
異臭を放っていたがアメリカの当時の産物は樹脂関係に問題があったようだ
このiBookは起動してディスクを初期化することもできそうにないが、かといって分解してHDDを破壊するのもめんどくさい。
裏側からHDDの位置にリュータのドリルで穴を開けて、プラッターまで貫通させてディスクを破壊した。
その他歴代のMacから交換のため取り出したHDDを外付けにしていたが
40GBだの256GBなどのディスクはもう最近は使い道がなくなっていたので
ディスクいっぱいにHAIKU OSのインストーラーを大量にコピーしてディスクのデータを上書き破壊
256GBは面倒なのでOS Xのインストーラーを上書きコピーして内部データを破壊して初期化を繰り返した
ディスクは不燃ゴミとして廃棄した
思い起こせばOS Xの10.0がバンドルされていたiBook。
最初期のOS Xは毎回カーネルパニックを起こしていた。
仕方なくしばらくOS9.1〜9.2を使ってこれとも激闘を繰り返していたが、やがてOS10.2、10.4とバージョンを上げてやっとまともに使えないこともない…というレベルに達したところでモバイルパソコンとしての寿命が尽きた。
そのあとも自宅サーバーとしてしばらく使っていたが、ついにWebサーバー、ファイルサーバーとしてもスペック的に厳しくなってきたので完全退役させてもう9年になる。
仕方がない。
形あるものはからなず滅びる。
森羅万象、諸行無常の理(ことわり)あり、朝(あした)に紅顔といへども夕(ゆうべ)に白骨となす。あはれといふも愚かなり…ということだ。
【追記・10/25】
ノートPCを廃棄する時に外部からリュータやドリルで穴あけをする場合、間違ってバッテリーなどに穴あけをすると発火の危険性があるので真似しないでください。
PCの構造がよくわからない人が真似すると危険だと判断してあえて穴あけの手順は書きませんでした。
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