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大容量ファイルの転送に失敗する〜Finderがうまくいかないので使ってるcpコマンドよりrsyncコマンドがさらに軽い
MacのFinderがネットワーク越しにファイルを転送する用途に使うと虹色ボールが回り始めて、特に多数の大容量ファイルを転送すると虹色ボールが止まらなくなるというバグが、MacOS時代からずっと直ってなくて、今MacはOS15まできているのに一向に改善していない
特にWebサーバーに大量のファイルをアップロードする時、MacServerはFinderが使えるんだけどこれ使うとまた例のバグが邪魔をする。
それでTerminalを使ってcpコマンドを使って転送するということをやっていた。
それで大体こと足りるんだけど、今回ファイルサーバーに大容量のファイルを大量に転送する必要が出てきたがこれでは失敗することが判明。
前々から知ってはいたんだけどrsyncコマンドを試してみることにした。
cpコマンドはファイルをコピーするコマンドだが、rsyncはファイル並びにディレクトリを同期するコマンド。
聞くところによるとレジュームが効くし、差分をコピーするので失敗しても続きから転送できるしcpコマンドよりもシステムへの負荷が小さいそうだ。
オプションは-aが-r、-l、-p、-t、-g、-o、-Dを兼ねていてサブデイレクトリもターゲットになってシンボリックリンク、パーミッション、タイムスタンプ、グループ、所有者なども対象にする…要するにできるだけ元ファイルに忠実にコピーするというオプション。
さらに-ahvとしてファイルサイズをキロやメガなど人間にわかりやすい単位で表示するとかコピーした結果の情報を出力するオプションと転送中の進捗を表示する--progressと組み合わせるとでかなり使いやすいコマンドとなることが判明。
ファイルサーバーとして稼働しているMacBook Proがクラッシュして
バッテリーが死亡していることが判明した話が先週
最大12.8GBのファイルをいくつも一気に転送したい時に
cpコマンドも問題が起きることが判明したのでrsync -ahv --progressで転送テストした
コマンドで転送するとどれぐらい進行しているか分かりにくいなと思っていたけど
--progressオプションで転送済みファイルサイズ、進捗%、転送速度、経過時間がリアルタイム表示される
そして転送が完了したら転送したファイルサイズ、転送速度などの結果が表示される
最後にrsync -cで差分をチェックすることができる
確かにFinderやcpコマンドよりも動作が軽い
さらにcpでも発生したファイルの破損もなさそうなのでこれを当面使うことにした
Windowsのrsyncアプリは日常的に使用しているのだが、あれもそもそもはUNIXのrsyncコマンドの機能を一部Windowsに移植したアプリだし、本家のUNIXのrsyncコマンドはずっと他機能だということを知った。
これは面白い。
なんで今まで使っていなかったんだろう…というぐらい使える。
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サーバー用途のMacBook Pro 2009のバッテリーが突然容量6%以上充電できなくなった…さすがに純正バッテリーはもうないのでサードパーティ製に
先先代の主力機だった2009年モデルのMacBook Proは、今ではすっかりサーバーになっていてラックに据え置きになっているのだがこれがちょっとヘビーな作業をしている時に重くなったので再起動をかけたら突然バッテリーが6%以上充電できなくなった。
ずっと5000mAの容量があるという表示だったが、2019年にバッテリー換装してもう5年以上使っていて初期容量の80%の容量のままというのはあり得ないとは思っていたが、再起動すると突然満充電から6%に下がってしまった。
そしてそのままそれ以上充電できなくなった。
ハード故障が疑わしいが一応PRAMクリア、NVRAMリセットの手順を踏んでみた。
その結果やはり充電は6%以上できないままだった。
見かけ上5000mA以上容量があるように見えているが、どうも容量情報を正常に取得できていないと判断。
前回もAmazonからバッテリーを購入したのだが、さすがに自称「純正バッテリー」はもう商品欠番になっていた。
そこでサードパーティ製のバッテリーを購入。
一応「MacBook Pro 2009Midモデル対応品」と書いてあったが、どうなるか…
大容量ファイルを大量にファイルサーバーになっているMacBook Proに転送する
という作業を数日集中的にやっていたらMacBook Proが重くなってしまった
それで再起動したら突然バッテリーレベルが6%になってしまいそれ以上チャージできなくなった
このバッテリーだが自称「MacBook Pro 2009純正品」ということだったが
バッテリー容量の表示が新品の時から変だった
普通チャージのコンディションによってバッテリー容量は毎回ばらつくので
先先代以前のバッテリーのように容量グラフはギザギザになるはずだが
今回のバッテリーはこのように脳死したようにフラットライナーだった
実際「脳死」していたのかもしれない
そして再起動したら充電は100%から一気に6%まで
落ちてしまいそれ以上充電できなくなった
要するにこれが本当の充電容量で5000mA以上の充電容量が
あるかのような表示は嘘だったということだ
電源管理を司るNVRAMリセットを試みてみたが改善しなかったので
Amazonで注文したバッテリーに交換することにした
2009年モデル対応のバッテリーはもう流石に純正品は
流通していないので「WorldPlus」というメーカーの対応品を購入した
品質については未知だが「1年間保証」を謳っているので自信はあるみたいだ…
バッテリー交換は特に難しいところはないがバッテリーケーブルをこじって引き抜くところだけ要注意
以前これをしくじってケーブルソケットを破損したことがトラウマになっている
バッテリースクリューは3枚刃の専用ドライバーを使う
このメーカーのバッテリーにはこれが付属していた
早速電源投入したところちゃんと充電を開始した
バッテリー容量も6100mA以上を表示している
シシテムメニューエクストラから見ても充電は成功している
もともと容量表示に関しては問題のある個体だったのかもしれない。
前のバッテリーは交換したのは6年ぐらい前だが、4年前ぐらいから持ち運びしなくなりサーバーとして据え置き使用になったので、バッテリーが傷んだのは電源アダプター刺しっぱなしによる過充電が原因ではないかと思う。
が、サーバー用途なのでしょっちゅう電源ケーブルを抜いて放電することもできないし悩ましいところだ。
据えっぱなしだとバッテリーの寿命は5〜6年というところか…
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