Album Art For The Rest of Us
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
これはiTunesライブラリに入っている音楽ファイルのID3に書き込まれたジャケットアートを表示するスクリーンセーバ。
という趣旨のスクリーンセーバはOS10.4ではデフォルトでひとつバンドルされているが、それよりも半透明表示でランダム感がなんとなく美しいセーバだ。
Album Art For The Rest of Usのランダムなセーバ画面
iTunesを自動的に起動するがそのリストとは無関係に
本当にランダムにジャケットアートを表示する
3DWork
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.4Tiger対応
iVisualize用の素材QuartzComposerファイル。
これを表示するにはiVisualizeのインストールが必要になる。
インストールしていると生成される
"~/Library/iTunes/iVisualize/"
というフォルダに.qtzファイルを入れるだけで良い。
3Dに回転しながら展開するジャケットアートが奥に手前に立体的に配置されながら表示される美しいビジュアライザーになる。
3DWorkのジャケットアートの表示の仕方はなかなか美しいと思う
手前にも奥にも配置されたアートがダイナミックな印象
ChemicalBurn
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.4Tiger対応
画面に散らばるドットから放射されるミニドットがネットワークが変化する様を表すスクリーンセーバ。
この絵ヅラを見ていて思い出したのはARPAnetの最初のノードからインターネットがどういう風にできていったかという、UCLAで見せられた概念図だった。
最初の回線はUCLAとスタンフォード大学のホストコンピュータ間でつながった。
すぐにユタ大学などを含めた4ノードの四角いネットワークが開通した。
しかしこの四角いノードが外にどんどん広がっていくにつれて不思議なことが起こった。
ネットワークが外に広がっていくと、核になるノードとそうでないノードができる。どういうことかというと枝と幹という部分ができてくる。当然幹線になるノード間のネットワーク負荷は大きくなってくる。
やがてそれが限界に近くなると、それをバイパスするようなネットワークが外側にできてくる。
すると今度はそちらが幹線になってかつての幹線はトラフィックがどんどん減っていき、やがてはネットワークの外縁になってしまう。
インターネットではもっとも初期のノードのなかにもほとんどトラフィックが無くなって回線そのものが廃止されたところもあるという話だった。
これは不思議な現象だ。人間の脳内でもニューロンがほぼこれと同じようなことをやっているそうだ。ネットワークも生き物のように変化し続けているという話をこのセーバを見ていて思い出した。
こういうのを数学では「複雑系」と呼ぶんだったっけ?
ひとつひとつの要素は非常に単純な原理で動いているのだけど、その要素がたくさん集まると予想不可能な複雑な動きをするという考え方だったと思う。アリの集団の行動のような。
なんていろいろなことを考えさせられる不思議なセーバだ。
ChemicalBurnはネットワーク模式図のようなニューロン発達模擬実験のような不思議なセーバ
Hotel Gadget
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.4Tiger対応
未来派図画工作さんのスクリーンセーバ用QuarzComposerファイル。
ホテルガジェットには様々なお客さんが憩う様々な空間があるというコンセプトらしい。
とってもアートなスクリーンセーバだ。
このセーバは前は確かシェアウエアだったと記憶しているが、今回いちから書き直してフリーウエアにしてしまったということらしい。
それで前バージョンよりも動きがついてより3D感が強くなった。
それで余計に不思議な浮遊感が強くなった。
これは何か音楽をかけながら見てもらいたい。
Hotel Gadgetはモノトーンのアートなスクリーンセーバ
未来派図画工作さんのサイトには他にもアートな作品がいろいろある
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