Calq
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
Windows2000~XP対応
Macに付属の電卓アプリはなぜかたいして高機能でもないのに起動が遅い。
仕事で電卓を使いたくなる時というのはとっさの時が多いので、そういう時にこの電卓アイコンがノンビリジャンプしているのを見るのは実にイラツク。
それで仕事の時にさっと使える電卓としてこのアプリをお薦めする。
普通にアイコンをクリックして使うこともできるが、ログイン項目にいれておけば常駐してコマンド+option+Cキーで計算フォームがフローティングで現れる。
加減乗除のみという電卓としての最低限の機能しかないが、どうせ急ぎの時に使うアプリだ。
計算結果はコマンド+Cキーでコピーできるので、それを他のテキストファイルにペーストできるのも便利だ。
Calqの計算フォームはフローティング表示
最低限の機能しかないが、必要充分ともいえる
Calq
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
Windows2000~XP対応
デスクトップのアクセサリのように常時起動しておきショートカットキーで素早く呼び出して計算できる電卓アプリ。
システムにバンドルされている「計算機」は技術計算にも使えるほど高機能になってきたたが、相変わらず起動も遅く電卓を使いたい時というのは大抵はとっさの時なのでこの起動の遅さ故に使い物にならない。
そのイライラを解消する計算機として登場したこのCalqはその立ち上がりの速さと邪魔にならないフェイスでたちまち愛用の電卓になった。
そのCalqが多機能アプリとなった。
以前は簡単な加減乗除ができるだけの本当に緊急用の簡易電卓だったのだが、計算のメニューが格段に増えて、システムバンドルの計算機と同じように技術計算機にも使えるようになった。
キャプチャーの通り三角関数や対数やあとよく知らないコマンドまで用意されていて、それらをホットキーに割り当てて使えるように自由に設定できるので、頻繁に思い出したように何かを計算したい人には役に立つアプリになるに違いない。
またデフォルトでは数秒で自然にフェイスが消えるように設定されているが、こういう種類の計算に使うのであれば消えない方が使いやすいと思う。
自然に消えるのはデスクトップが散らからないようにという配慮なのだが、それが使いにくいなら設定に入って消えるまでの時間を「永遠」にすれば消えなくなる。
コマンドとホットキーの設定や消えない設定などはすべてフェイスの「preference」をクリックすることで入れる。
またメニューエクストラとしても機能するようになったので、電卓を呼び出すショートカットキーを忘れた時にはメニューアイコンからプルダウンして電卓画面を呼び出すこともできる。
このメニューアイコンからも設定画面にも入れるしアプリを終了させることもできる。
一段と便利になったんじゃないだろうか。
Calqの設定画面
「Keys」タブで計算メニューの設定とそれを入力するホットキーを決定できる
技術計算にも使えるほど豊富なメニューになってきたが軽さは相変わらずなのがよい
設定したホットキーが覚えられないという人も大丈夫
このようにメニューとキーを常時表示するスタイルにも変更できる
私のような物覚えの悪い人でも問題ない
例えば三角関数はこうやって入力する
設定したホットキーを叩くとsin(と入力されるので計算したい数字を置いて)で閉じる
そしてリターンキーを叩く
そうするとこの通り
他にメモリ機能等も充実してきて電卓としては完成の域に入っている
さらに面白いのはメニューエクストラとしての機能も追加されたこと
計算機を呼び出すショートカットキーを忘れても
メニューアイコンからプルダウンで呼び出せる
ますます私のような物忘れの激しい人間に対応している
またここから計算履歴を開けるのも新しい
即答こ〜でんねん
(Freeware)
おすすめ度★★★★
最近良く見かけるようになった、ケータイ用の2次元バーコードを生成するアプリだ。
ブックマーク、メールアドレス、テキストなどを生成したり、アドレスブックからメールアドレスやURLなどを読み込んでバーコードを生成する。
最近は個人サイトでもケータイ向けサイトを併設するところが増えている。
そういう人たちはケータイに気軽にブックマークしてもらうためにこのバーコードをサイトに掲げるのも良い。
生成したコードはjpeg、gif等に書き出すことができるので、webサイトに貼付けるのは簡単だ。
またこれをjpegに書き出して名刺に刷り込むということもできる。
これでケータイからも気軽にメールして下さいというご挨拶になる。
こういうのはなかなか洒落てるんじゃないだろうか。
即答こ〜でんねんはURL、メールアドレスなどを2次元バーコードに書き出すアプリだ
またDoCoMo、auについては絵文字にも対応している
生成したバーコードはjpeg等に書き出せるので名刺に印刷しても良い
これはオシャレじゃないだろうか。
QRこ〜でんネン!
(Shareware)
おすすめ度★★★★
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
2次元バーコード、いわゆるQRコードをジェネレイトするアプリ。
最近わけあってこういうものをいじり始めている。
理由はこういうことだ。
仕事でauのガラケーを使わなくてはいけなくなった。
10年以上前にiモードのヒットをきっかけに日本の通信技術が世界を変えるかもしれないというような趣旨の番組まで作ってしまったくせに、実はガラケーが苦手だ。
何が馴染まないってやはりあの親指変換の文字打ちが、どうしても馴染むことができない。
これまでもパソと親和性が高いPHSを使ってきたり、PHSに見切りをつけたらiPhoneに乗り変えてみたりで、ずっとガラケーから距離を置いていた。
しかしついに今回年貢の納め時というか、ガラケーを使わなくてはいけなくなった。
初めて使ってみるとガラケーってまさにiPhoneのようなスマホとは全く違う文化で、どなたかがこれを「箱庭文化」と名付けたのは至極名言だと改めて思っている。
それはともかく、このガラケーで長文メールを打たないといけないとなると感慨なんかに耽ってもいられない。
なんとかパソコンで文章を打ってガラケーに転送して発信したいものだと思うし、パソコンで収集したテキストをコピペしないといけないシチュエーションも出てきた。
こうなるとガラケーとMacの相性って結構悪いことに気がつく。
仕方ないか、MacとiPhoneなんて文化はやはり日本からは出てこないし日本と馴染めない文化かもしれない。
などと感慨にふけっている場合ではなくMacから長文テキストを渡したい。
それで思い出したのがかなり昔にテストした即答こ〜でんねんだった。
あのお手軽QRコードジェネレイト機能を使えば、QRコードリーダーが標準装備されているガラケーにはむしろ親和性が高いかもしれない。
と思ったら即答こ〜でんねんの作者さんのページが無くなってる・・・長年サイトのメンテナンスをさぼっているせいだな。
探しまわってやっと見つけた。
アプリの名前もQRこ〜でんネン!に変わっていた。
しかしつい先日Lion対応版を発表されたばかりで、開発は継続されているのが嬉しい。
そしてシェアウエアに移行していた。
久しぶりに使ってみた印象は、相変わらず簡単直観的オペレーションで使いやすくしかも随分高機能になっている。
試してみた感想は満足のいくもので、名刺につける名前、メールアドレス、サイトURL、住所、電話などのデータを直接ケータイに読み込んだり、メールの文章を作って直接ケータイに読み込ませてケータイのメールから発信するのも成功した。
QRこ〜でんネン!は長文メールの場合も、分割QRコードに書き出すことができるが、ガラケーもまた分割QRコードを普通に読み込んでひとつの長文メールに置き換えができた。
こういうところでのガラケーの技術ってすごいものがあると思う。
iPhoneでもこれできるのかな?
いまのところできそうにない感じだけど、そういうアプリはあるのだろうか?
これはビジネスなどの場面で利用価値が高いアプリだと感じた。
これはアドレス、住所などを一発で読み込ますことができるQRコードを
ジェネレイトできるモード
このQRコードをjpegか何かに書き出して名刺にでも載せておけば
渡した相手に連絡先を入力させる手間が省ける
ドコモ、au、vodafoneが選べるがiPhone(ソフトバンク)向けには
vodafoneよりも「混在タイプ」の方が情報が落ちないようだった
ホームページへ誘導するリンクQRコードもこのように生成できる
ポスターなんかの端っこによく印刷されているあれだ
そしてこれが今回一番ありがたかった機能のメール原稿渡しQRコード
このように送り先メールアドレス、表題、本文を書いてそのQRコードを読み込ませれば
新規メールの原稿をそのままガラケーに渡せる
いまだにvodafoneになっているが絵文字なんかも用意されている
私は絵文字を使ったことが無いのでこれがどの程度の精度なのかは伺い知る術もない
そしてメール原稿やテキストなどは長文になるとQRコード分割にも対応している
これをauのガラケーに読ませたらちゃんと認識・統合してひとつの長文メールの
原稿になり、そしてそのメール文は実際に発信することにも成功した
こういう地味にすごいというのが日本のガラパゴス技術というか
まだ世界に日本の技術のすごさは何割も理解されていないと思う
それは理解されにくいマニアックなすごさだからだとも言えるのだが
2011年7月31日
Fob
(Freeware)
おすすめ度★★★
Macのタイマーアプリをいくつか今まで紹介してきたが、これは決まったルーティンを繰り返す人には最適なタイマーだ。
プリセットで何種類かよく使う時間をセットしておくことができる。
例えば料理用途なら、「半熟卵」「固ゆで卵」「パスタアルデンテ」「タリアッテリアルデンテ」...
というような具合に茹で時間をいくつもセットしておくことができる。
そしていくつも同時にタイマーを走らせることができる。
なのでレンジの3つの火口をフルに使いながら、別の料理の蒸らす時間を計るとか同時進行できそうだ。
勿論料理以外にも使い道があるかもしれない。
タイマーの表示はドックでもメニューバーでもできる。
Fobの設定画面で必要なタイムなどを設定できる
警告音も選べるし、時間がきたらファイルを開いたりアプリを起動したりという設定もできる
こちらはドックでのタイマー表示
そしてこちらがメニューバーでのタイマー表示
どちらも邪魔にならない良い表示ではないだろうか
Word Counter 1.6
(Freeware)
おすすめ度★★★
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
テキストのワード数、文字数を自動でカウントしてくれるアプリ。
自前のホームページを持っている人はサイト紹介の登録ページに自分のサイトを登録する時に、文字数制限なんかで悩んだことがあるかもしれない。
また、テキストを収容するスペースの容量がシビアな時に文字数が判ればおおむね保存した時のファイルの大きさも見当が付く。
そういう状況で使える文字数、ワード数カウントアプリだ。
作者注釈によるとMSWordなんかは"--"のような記号を1ワードと数えてしまったり余計な機能があるので、そういう不満を持っている人には勧められるとのことだ。
日本語のワード数も数えられそうだが、まだ完全に検証したわけではない。
というより日本語のワード数のカウントのしかたって結構曖昧でバラバラだから無意味かもしれない。
文字数はちゃんと数えられる。
Word Counter 1.6はウィンドウにコピぺしたテキストの
文字数、ワード数をカウントしてくれるなかなか小気味よいアプリだ
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