Cassio
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
3Dなグラフィックが美麗なオセロゲーム
これは読者の方からメールで情報をいただいたので試してみたのだが、きれいなだけでなくツオい!
作者さんによるとデータベースには90000ものトーナメント戦の棋譜を保管し、数多くのワールドチャンピオンのように振る舞うMacオセロなのだという。
以前にもオセロと五目にはうるさいよということを書いてしまったが、これは本当に強い。
先攻めだとかなりの率で勝てない。
ダウンロードリンクにはフランス語版と英語版が用意されている。
ひとつでユニバーサルというわけではないのでダウンロードの時に注意すること。
ところでこのアプリの表記を「Shareware」とするか「Freeware」とするかでちょっと悩んだ。
作者さんは
「このアプリはシェアウエアである」
と書いておられる。しかし
「ただしシェアウエア料金を支払わなくても煩わしい『金払え』リマインダーなどは表示されない。
『シェアウエア』とはあなたがCassioを気に入って支払うということを尊重するという意味だ」
と書いておられる。
作者がシェアウエアと書いているからSharewareと表示するべきかとも思ったが、ここではそういうものをFreewareと呼んでいる。
多くの場合Freewareはレジストを要求しないがドネーションは歓迎している。
中にはドネーションも拒絶する作者さんもおられてその考え方は千差万別なのだが、大抵の場合はFreewareはそういうものを指しているので、この場合もFreewareとした。
あくまで利用する側の立場からわかりやすい分類をするという当サイトの考え方によりこうした。
Cassioをプレイしてみる
機械じみたこれまでのオセロと違って最初の一手から意図が感じられる布石をしてくる
確かに強い!
このように惨敗してしまった
いつか時間が有る時にじっくりと攻略法を考えてみたい
Kiryu
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.4Tiger対応
OS10.5Leopard対応
将棋対極プログラムBonanzaをMacでも使えるようにした将棋対局ソフトフロントエンド。
このBonanzaは作者説明文によると
「保木氏が開発したプログラムで、第16回世界コンピュータ将棋選手権(2006年)において、初登場でいきなり優勝」
という強豪プログラムだということだ。
実際やってみたところ確かに強いと思う。
最初からきちんと布石をして手を進めている意図がわかる。
先日そういう強豪オセロアプリを紹介したところだが、これも強い。
最近のボードゲームアプリの進化には感心するばかりだ。
昔のハイパカボードゲームなんてほんとに他愛なかったことを思うと隔世の感だ。
Kiryuの対局を開始するとこういう設定が現れる
先手後手を選べるし飛車各オチなども選べる
そして対局が始まるわけだが見た目のシンプルさとはちぐはぐなくらい強い
MicroWar
(Freeware)
おすすめ度★★★
OS10.5Leopard対応
MacでPCを撃墜しつつ1984年からのMacとWindowsの歴史を学ぶというイベーダーゲーム。
要するにルールはインベーダーゲームそのものなのだが、宇宙人と円盤ではなくMacをカーソルキーで移動してPCを撃墜するのがミソ。
これは「ヴェアダル」さんの
Macの歴史を学びながらPCを撃ち落すインベーダーゲーム『MicroWar』 | Macの手書き説明書
という記事で知った。
私がMacを使い始めた頃はOS8だったが、こういうゲームはたくさんあった。
まさにこういう感じでWindowsをインベーダーやモグラ叩きのモグラになぞらえたり、ビル・ゲイツをハエたたきで叩くゲームとか、WindowsPCをスプレーで撃退するゲームとかそういうのはMacの世界には一杯あった。
当時のMacのゲームクリエーターの感性がそうだったからだろう。
ところが今ではそういうゲームはすっかり見かけなくなってしまった。
昔のゲームのサイトに行ってももう8年ほどバージョンアップしていなくて、クラシック環境でないと起動できないとかそんなのばっかりだ。
多分Macユーザの精神性もこのOSXが出てからの9年ほどでかなり変わったのだという気がする。
今では大抵のMacユーザはWindowsも使う両刀使いだし、人によってはBootCampやVMWareなどでMacとWindowsを同時に使っている。
かくいう私もMacのサイトを主宰しているが、実際には毎日Windowsをいじっている時間の方がはるかに長い。
昔はWindowsを毛嫌いしてWindowsユーザを「ドザ」とか呼んで蔑んでいた人もいたが(自分もそのうちの一人だったということを否定しないが・・・)今では自分自身がWindowsユーザになってしまったからユーザに向かって「ドザ」とか罵るのは虚しい響きしか感じない。
今頃そういうことを言っている人は逆に希少になってしまった。
もっともWindowsしか知らない、Windowsの世界に凝り固まった人を見るとやはり同情に近いものは感じるが。
ビル・ゲイツをハエたたきで叩いていた時代には本当に嫌悪を感じて叩いていたが、今では
「マイクロソフト大丈夫なのかな? Windows7もどうやら安泰ではないみたいだし・・・」
とか心配して叩く指も鈍ってしまう。
70年代を体験した世代がインベーダーゲームのような低機能グラフィックのゲームに郷愁を感じるように、Macユーザもそろそろ必死になってビル・ゲイツやMicrosoftを叩いていた時代に郷愁を感じ始めているのかもしれない。
このゲームで遊んでみてふとそんなことを感じてしまった。
「あの頃はWindows3.0とか嬉しそうに使っている奴らをよくバカにしてケンカしていたよなぁ・・・あの頃が懐かしい」
という感じだろうか。
ゲームは一面クリアするごとに年代が現代に近づいていく。
Macも進化していくので最終面にまでいけばiPhoneが出てくるのだろうか。
そうなるとネットブックとiPhoneの対決ということになるのだろうか。
私の低すぎるゲーマーとしてのスキルでは確認することもできないが。
MicroWarに触れてみる
もうメニュー画面からして昭和のイメージ満開だ
ルールはまんまインベーダーゲームだ
残忍なPCインダストリー世界を侵略するウインテルをMacで撃破するのがその使命
PCが落とす「バグ弾」を避けながら上空を通過する「飛行船」(?)が
落とすハッピーMacを疲労と自砲のMacのパフォーマンスが上がる
PCが残り少なくなると動きが速くなって捕まえにくくなるのも昔のインベーダーゲームのまま
一面クリアするごとに年代が進みPCもMacも進んでいく
このMacは既にダメージを受けてモニターにヒビが入っている
(要するにプレイヤーが下手だからだ)
プレイヤーがあまりにも下手なために先の年代の画面を見ることができなかったが
クリアが進んでいけばPCもMacも進化していく(に違いない)
最後にポイントランキングが出るのもアーケードゲームの定番
(昔はここに名前が入ると写真に残しておきたいと思うほど熱中していた)
Block Invaders
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.6SnowLeopard対応
WindowsXP~7対応
Linux対応
70年代に大流行したビデオゲームの「インベーダーゲーム」をリアルに再現したゲーム。
インベーダーゲームに郷愁を感じている人は、結構多いらしく再現したゲームソフトは割と数がある。
多分私が知っている範囲の中では一番当時のグラフィックに近い。
どう近いかというと当時のビデオゲームの解像度がこの程度だったのだ。
まさにピクセルというよりはブロックでインベーダーの造形を表現していた。
そういう感じを再現するために、作者さんも非常にローレズなグラフィックにこだわったようだ。
見た目はリアルだが、残念ながら動きがあまり良いとはいえない。
Mac版は起動したら終了できなくなってしまった。
毎回強制終了。
例によってWindows版ならちゃんと動くのかと思って起動してみたら、Windows版の方はなんと起動すらできなかった。
Linux版は試してない。そっちが本命なのかな。
当サイトでは動作環境の表示について確認できたものを載せるルールにしてるが、すべての環境をテストできるわけではないので、作者さんが「動く」と言っていたら「動く」と表示するルールにしている。
しかしこれは今のところ動かない可能性はありつつも、そういうルールにしているので、アプリ名の表示は上記のようにしているということで了解してもらいたい。
見た目がよくできているので、動きがよくなったら嬉しいと思う。
なんせ、パソコンを使い始めた動機はインベーダーゲームにお金をつぎ込み過ぎた反省から
「自宅にゲーム機があればお金を使わずに済むのに」
という思いもちょっとあった。
結局Macではあまりゲームをしていないが、元々そういう動機だったということをこれで遊んでいて思い出した。
<追記>
CLIOMAXIさんの情報で、このアプリはescキーで終了できることが分かった。
これでいちいち強制終了しなくてよくなった。
相変わらず調子は悪いが・・・
インベーダーゲームをリアルに再現したBlock Invadersの画面
当時のビデオゲームの画面のドット数なんてこんな感じだった
それでもあんなに熱中できたのは若かったからなのか・・・
上を通るUFOを狙ってハイスコアを取るために
ブロックに穴を開けておきわざとインベーダーどもを
ギリギリまで生かす「名古屋撃ち」のワザが炸裂だぁ(ふっ、古い)
よくできているBlock Invadersだが残念ながらあまり調子が良いとはいえない
起動するたびに強制終了になってしまうのでWindows版を
試してみたがなんとこちらは起動すらできなかった
Windows7なら起動できるんだろうか・・・
なんせXPもレガシーOSの仲間入りしつつあるし・・・
DragNPitch
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
こちらは野球盤的簡易ピッチングゲームのMacバージョン。
iPhoneバージョンはタップした指で操作するがこれはマウスや、タッチパッドで操作するのでやや難易度はマシ。
iPhoneバージョンで屈辱を味遭わされた私は、こちらもチャレンジしてみたその結果は・・・
MacバージョンのDragNPitchの画面
先日DragNThereminというデスクトップテルミンを紹介したが
同じ作者さんなのでポリシーなのか技術的問題なのかこれも画面の大きさは固定だ
操作法もiPhone版と同じでプレートをクリックしてストライクゾーンの中にドラッグする
その速さがスピードガンに表示されるのは同じだがコースが下に数字で表示される
メニューの切り替えも下のボタンから
練習で調子に乗って142km/hの豪速球が決まったところ
やはりトラックパッドの方が操作はしやすい
しかし油断をして甘いコースに入ると140km/h前後の速球でも
すぐにこういう結果になる・・・がっでむ
Thopter
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
2D縦スクロールシューティングというシンプルなヘリコプターゲーム。
アローキーを使ってヘリコプターを前後左右に動かしながら、上から襲いかかってくる飛行機というかなんというかな飛行物体を撃ち落とし彼らが残していったオチモノを広集めてスコアを稼ぐ。
キー操作は
スペースキーで射撃
controlあるいはoptionキーでミサイル
ゲーム中止はescapeキー
というシューティングゲームはこうでなくてはというくらいのシンプルなもの。
何も考えないで惚けたように撃ちまくって遊ぶのがいいと思う。
Thopterのスプラッシュ画面
ここにキー操作の説明も出ている
射撃を続けていれば弾は四方に飛び続けるし難易度がどうこういうようなゲームでもない
頭を空にして打ちまくる外人のような楽しみ方が正解だと思う
撃墜した時に敵が残していくオチモノを拾いに行かないといけないが
あまり深追いすると追いつめられる
ハイスコアを狙おうとするとそれなりに難しさもあるようだ
ExtremeTuxRacer
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
WindowsXP~7対応
Linux対応
あのTuxRacerが帰ってきた。
これはOSXに移行したばかりの頃、
「OSXはUNIXだからUNIX、Linuxの膨大なソフト資産が利用できる」
として紹介されていたLinux由来のゲームだった。
Linuxのアイドルのペンギン「タックス」君が氷の上を快速で滑り降りていくのをカーソルキーで操作してタイムを競うというシンプルなゲーム。
しかし最初のころのLinuxソフトのシンボルだったこのTuxRacerはいつの間にかOSXの上では動かなくなってしまい、UNIXユーザやLinuxユーザが大量に流れ込んできて、その後のMacOSXは大洪水のようにソフトが大量に押し寄せてくるという豊潤の時代を迎えたが、その最初の実感を与えてくれたタックス君が動かなくなったことに淋しさを感じていた。
そのタックス君がまたOSXの上でも動くようになった。
早速起動して見たが、このゲームはPowerPC時代のグラフィックが苦手だったMacで動かしても驚くくらい軽快に風景が飛び去っていくスピード感が売りだった。
その特徴は失われていないくて、それどころか以前よりもさらにスピード感がアップした。
これも何も考えないで爽快なスピード感だけを楽しみたいという人にお勧めだ。
ExtremeTuxRacer何かキーを叩くと開始画面に進める
レースの種類を選択する画面
コースを選択する画面
以前のバージョンではナイトレースとか霧が出ているとか
いろいろ気象条件も設定できたがそこらは簡素化されている
氷のコースを滑り降りる「タックス」君の勇姿
新しい機能が追加された
カーソルキーで左右と加速ブレーキの操作をするが
eキーでジャンプ、tキーで宙返りのワザを見せてくれる
カーソルキーで左右に振りながらtキーを叩くと
横ロールの芸も見せてくれるのは笑った
スピード感がアップしたのですぐにコースアウトしてしまう
木や崖に引っかかって進めなくなったらrキーでスタートに戻る
終了はLinuxソフトにありがちなコマンド+Qキーが利かない仕様
常にescキーを使う
GEOSPOT
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
Windows2000~7対応
地理当てクイズアプリ
「こなへん」とはナギャー弁で「ここらへん」という意味なもんだで、問題に出された場所をGoogleEarth風の地球上で「こなへん」とクリックで指すんだがね。
そしたらあっとれば「KONAHEN」と赤いリングの当たりマークが出るし、外しとったら「急げ」だの「がんばれ」だのヨケーなお世話の英語が出てきて急かすもんだで、楽しいでいかんわ。
最初は国の名前だのトロクシャー問題が多いが、進んでいってレベルが上がったらどえれゃーマニアックな問題も出てきてオエリャーせんわ。
楽しめるアプリだで、おみゃーもやりゃあ。
起動するとスプラッシュとして「こなへん」という
正解の時に出てくるキーワードの解説が出てくるんだがや
出てくるのがGoogle風の地球
これをぐりぐりドラッグして「こなへん」と思う場所を
クリックすりゃぁええという子供でもすぐできる直感的なゲームだがね
真ん中のPLAYボタンをクリックしてちょう
上に何を探すか問題が出てくるのでそれが
ある場所をクリックするだけのゲームだがや
左の残り時間とレベルは気にしとった方がええんだなも
「見つけた!こなへんだぎゃ!」こらあめちゃんこ楽しいだがね
終わったらこんな表示
レベルに注目してちょーでゃあ
成績はこんな感じで表示されるなも
記念にプリントアウトもできるでよぉ
2012年5月20日
Biplanes
(Freeware/Shareware)
おすすめ度★★★★
OS10.8Mountain Lion対応
MacとiPhoneで楽しめる3Dフライトゲーム
メニューはタイムチャレンジ(決まったコースを通過する時間を競う)とバルーン(風船割り)がある。
OpenGLの美しいグラフィックがスムーズな飛行機操縦ゲームで、操作はマウスポイントの動きだけでコントロールするのは実は案外難度が高い。
2013年までは無料ということだが、選択できないステージや装備は有料でということかも。
トライラーかもしれないけどこれ単体でも結構遊べると思う。
飛行船に吊るされた飛行機でバルーンゲームへと発進
コースは自由だが時間は限られているので風船を
割る順番はどうすれば合理的か考えないといけない
それ以前に最初は飛行機がいうこときかないが…
プロペラで風船を割っていく他愛無いゲームだが結構難しい
タイムチャレンジは決められたパイロンのコースをできるだけ速く飛ぶ
この通りグラフィックは美しい
2012年12月12日
DynaStunts
(Freeware/Shareware)
おすすめ度★★★★
OS10.8Mountain Lion対応
3Dのオートバイスタントゲーム
こちらも2013年年初まではフリー。
オートバイでスロープをジャンプしながら星を集めていく、言ってみればマリオ式横スクロールなのだが視点の工夫で3Dの雰囲気は十分きれい。
スロットは開け過ぎるとすぐに頭ぶつけて店頭ということになるのでこれもそこそこ難易度はある。
これはカーソルキーだけで操作する。
上キーは加速、下キーはブレーキ右は前進、左は後進という感じ。
ゲームを選択してオートバイスタントにチャレンジ
視点は3次元だが左右の操作をしなくてもコースから外れたりはしない
コース上の星を集めて進んでいく
つまり結局はスーパーマリオタイプ横スクロールゲームということ
でも侮ってはいけない
ジャンプのスピードやタイミングを間違えるとこの通り
2012年12月12日
RC Mini Racers
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
ラジコンカーレース・シミュレーションアプリ。
往来でサーキットレース、スプリントなどのメニューを遊べる。
ラジコンカーだからステアも軽いし車体も軽い。
加速感はあるが逆に操作は難しい。
スプラッシュに続いて出てくるメニュー
続いてお決まりの車種の選択
ゲームをスタートすると最後尾からのスタートになる
障害を避けて他の車を抜いて走って順位を上げれば良いというシンプルなゲーム
ただしラジコンカーなので車体は軽い
すぐに飛ばされてコースアウトする
途中のゲートにターボの元が浮いているのでそれを拾うとターボが使えるようになる
2013年2月4日
Deer Hunter Reloaded
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
リアルなデイアハンティング(シカ猟)ゲーム。
これこそゲームの原点と言うか、そもそもGameという言葉は「猟果」という意味の狩猟用語だった。
シカをゲームとする猟はディアハンティング(Deer Hunting)という。
これにまつわるタイトルの有名な映画もあった。
狩猟民族のヨーロッパ人にはハンティングは生きるための術だったし、ハンティングなんかしなくても生きていけるようになってからもハンティングのスキルを常に維持しておくことはスポーツの重要な目的だった。
日本人にはそういう伝統がないので生き物を殺すのがスポーツというのは理解しにくいことだが、ヨーロッパではむしろ最も正統派なスポーツの一つで、そのゲームを追う行為は格調高いものであるべきだった。
日本人がこういうのをゲーム化する場合、アニメっぽくして子供っぽい絵柄にするだろうがヨーロッパ人の感覚だからむしろこういうものは漫画っぽくしたら不謹慎で、リアルであるべきという発想なのかもしれない。
シカを撃つ銃はボルトアクションの3連発でなくてはいけないし、スコープを使って遠距離から気配を殺して狙わなくてはいけない。
やってみれば分かるが、ストイックな地味なゲームではある。
バカスカ機関銃を撃ちまくるゲームではなく、そういうメンタルなリアリティがあるゲームが好きな人にはたまらないゲームだと思う。
スプラッシュからもうこのゲームの雰囲気が分かると思う
正統派なシカ猟のゲームだ
エイムポイントは画面上に見えている
狙いをつけてクリックで射撃
設定で狙いを修正するセンシティブを小さくできる
そのままでは銃がぶれ過ぎるかも
ステージをクリアすると銃やスコープをグレードアップしていく
画面には2頭のシカがいると説明が出ている
ブッシュに隠れている場合はA/Dキーでブッシュをよける
Wキーでスコープを装着、スコープのズームはW/Sキーで調整する
命中!生き物を殺すということは血が出るということ
そういうことも含めての「ゲーム」であるということだ
2013年2月4日
Battle_Nations
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
将棋盤のような戦場に並んだコマを選択して相手のコマを撃つ昔の行軍将棋を3Dグラフィック化したようなゲーム。
Mac、iPhone、iPadなどでも遊べる。
ゲームが始まる前に帝国が戦争をしている理由など長々説明があるが
勿論読まないで飛ばしてもゲームには支障はない
自分のコマを選んで相手のダメージが多そうなところを撃つ
どこを撃つかは指定されている
それを交互にやって相手を全滅させた方が勝ちというまさに行軍将棋そのもの
勝ったら勝ったでまた能書きがあるw
2013年2月4日
SuperTrains Free
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
トーマスみたいな英国田舎鉄道風の汽車を走らせて、星を集めてポイントを重ねるマッタリ系ゲーム。
汽車を走らせながら、ポイントを正しい向きに切り替えていく。
ただそれだけだし、汽車のスピードは自由に変更できる。
だけでなくバックも可能(!)ということは失敗したと思ったらやり直しがきく。
つまり誰がやってもクリアできる、しかもスピードを上げて反射神経を競うような遊び方もできるがきれいなグラフィックをマッタリ楽しむのんびりしたゲームとしても楽しめる。
ちゃんと視点切り替えのカメラボタンもあったりする。
ゲームスプラッシュ兼メニューは「スタート」と「説明」の二つだけ
左下の「Start」ボタンをクリックすると走り出す
汽車のサウンドを出してのんびり走るがスピードを上げたい時には右のスライドを上へ
止めたりバックさせたいときは下へドラッグすれば良い
立体的なレイアウトを走りながら星を集めていけば良いというゲーム
途中説明が出てくるが進行方向にポイントを切り替えていかないといけない
ポイントの向きが合っていないと脱線して
ゲームオーバーだが気をつける点は逆にそこしかない
ポイント切り替えボタンは右下のポイントボタン
左上のカメラボタンで視点を切り替えることもできる
これは引いた俯瞰モード
これは接近した客体映像
角度はマウスで動かせるので主体映像にすることもできる
マウスで正面向かせた主体映像
汽車を運転している気分になれる(?)
シムシティ調の中俯瞰にも切り替えられる
これらのモードを切り替えながら先にあるポイントが
通り抜けられる向きになっているかを確認するのがゲームのコツ
それにしてもOpenGLベースだと思うがこのきれいなグラフィックにも注目してほしい
ポイントがこうなっていたら脱線する
こうなる前に切り替えすることだけ注意すればクリアできる
失敗しても停止、バックもできるので誰でもクリアできると思うが
2013年2月5日
Simple! Jang Plus200
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
あのフリーウエアで唯一の本格的4人打ち麻雀ゲームアプリが帰ってきた。
このSimple! Jang PlusはOSXを導入してしばらくしてから見つけて当時は随分遊ばせてもらった。
Macで麻雀ゲームのうち、まず4人うちというのがいくつも無くてその中でも唯一のフリーウエアということで、これを見つけた時は小躍りしたのを憶えている。
フリーウエアにしてはとても作り込んであって、麻雀の基本的なルールは全部抑えている印象だった。
今付属マニュアルを見ていたら、十三不塔が無いのがちょっと意外だったくらいだ。
これがIntel化あたりからだったかしばらく新しいOSXでは動かなかったが、また復活したということらしい。
遊び方は簡単で、何も考えずにメニューバーから「新規対局」ですぐに始められる。
少し慣れてきたら対局相手を選択できる。
それぞれの雀師の癖は付属のリードミーに詳しく書いてるので、
「対々、チリコ狙いが好きな打ち手ならカモにできる」
とか人によって好みがあるだろうから設定してみるといい。
MPというライフパワーみたいな物が点数によって増減するが、「イカサマあり」に設定すると、このMPが増えた時にイカサマが可能になる。
自分に可能になるということは相手にも可能になるのかも知れないから、このモードで遊ぶ時は相手のリードを許してはいけないとか、駆け引きも多少あって面白い。
設定を見ると大体オーソドックスなルールで、関西特有のブー麻雀みたいなのはないが、そういうインフレルールがお好みの人以外は楽しめると思う。
ゲームの開始はメニューバーから新規対局も前回中断した対局のリジュームも可能
また対局相手を変えるのもこのメニューから
対局相手はこのリストから選べる
名前からもう癖が分かりそうだがそれぞれの詳しい正確は付属リードミーに書いてある
対局は4人打ち東南まわしの本格的なルールなのが
PCマージャンゲームではまず少数派になると思う
右下の操作バーでポン、チー、カン、リーチ、上がり(ツモ)の操作ができる
環境設定でルールを決めることができる
デフォルトはありありの東南まわしでオーソドックスなルール
イカサマはデフォルトは無しだが「あり」設定も可能
点数はスモークパネルに表示される
細かい符の計算は自動なのでこれも問題無い
こういう九種九牌で流局にすることもできる(しない選択もできる)
細かいルールが再現されているのがフリーウエアとは思えない再現性
2013年5月14日
Laserface
(Laserface)
おすすめ度★★★★
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
宇宙からやってきた謎の生物を撃退するLaserface Jonesを操って無数のエイリアンを殲滅する縦横スクロールシューティングゲーム
ありがちなパターンだけど、何も考えないでバカスカ撃ちまくるようなシューティングゲームを無性にやりたくなる時もある。
そういう時にまさにうってつけのゲーム。
Laserface Jonesがゲームのタイトルらしい
このカエルの卵のような巨大エイリアンの巣が地球に襲来
Laserface Jonesが最後の希望だ…という説明が続く
主人公はスペーススーツを着て横、縦スクロールを移動して撃ちまくる
マウスでポイントを移動してクリックでシュート
カーソルキーまたはW、A、S、Dキーで上下左右に移動
ボスキャラ?なかなかダメージを与えられないがとにかく休まず撃ちまくること
やられてもReturnキー一発で復帰
こういうアホっぽさが好き
2ndステージ以降はシェアウエアレジストが必要ということらしい
2013年8月25日
Simple! Jang Plus2
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.5Leopard対応
OS10.6SnowLeopard対応
OS10.7Lion対応
OS10.8Mountain Lion対応
OS10.9Mavericks対応
Mac OS Xで遊べる数少ない本格派4人打ち麻雀ゲーム。
数少ないといったがフリーウエアではおそらくこれしかないんじゃないかと思う。
このアプリ自体はOS9時代から遊んでいた、私にはもっとも古くから馴染みがあるアプリ。
しばらく最新環境で動かなかったのでディスコンなのかと思いきや、なんと作者サイトを発見してちゃんとメンテナンスをされていたようで最新のMavericksでも動く。
作者さんのこの努力には頭が下がる思いだ。
このアプリの特徴は単なる麻雀の手作りゲームではなく、4人打ちになっていて対戦するというところ。
だから高得点を上げるには手作りのスピードだけでなく、風によって打ち方を変えるとかある程度戦略的なことは関係してくる。
例えば「北家の早鳴き親孝行」とか、「南家はケンカせよ」とか「親はとにかく上がり優先」とか場の巡りで打ち方が変わってくる。
4人打だとテンパイがかかったところで対面からリーチがかかったりということもあるので、捨て牌も読まなくてはいけない。
ただし捨て牌に細工をして相手を引っ掛けるという心理戦は無いようなので、そこらはやっぱりパソコンゲームだ。
ただ対戦相手は対子手が好きなヤツ、チャンタ、清一染めてくるとか癖はあるのでそういうのを見ながら打っていると楽しい。
ちなみに作者サイトではいまだにOS9版も配布されている。
Simple! Jang PlusはMacでは数少ない本格的な4人打ち麻雀ゲーム
ツモはテーブルをクリック、それ以外は右の操作バーのボタンで
上がり牌が場に出たら右の「和了」ボタンでロンをかける
間違えたらチョンボ罰金もあるので要注意w
2014年8月3日
桜花
(Freeware)
おすすめ度★★★★★
OS10.9Mavericks対応
Mac OS Xで唯一と思われるBonanzaと対局ができる将棋ゲーム。
Bonanzaとはコンピュータ将棋プログラムとして将棋の全くの素人が開発し、それでも人間のような自然な手筋と将棋大会に出場できる実力で話題になった。
棋譜を再構成して作成された将棋アルゴリズムなのだが、その強さは定評がある。
この桜花はBonanzaの最新バージョン6.0を採用している。
実際このアプリを相手に平手戦をやってみれば、少々の将棋自慢ぐらいだったらやられると思う。
またユニークなのは棋譜を出力できるだけでなく、既存の棋譜を読み込んで「探索」機能でその局面で他にどんな手が考えられたかという手筋を検索することができる。
こういう能力が飛躍的に向上していけば、人間のインスピレーション能力とコンピュータの探索能力どちらが問題解決に有効かというテーマに行き着き大変興味深い。
とりあえずアマチュア将棋の有段者でないという人は飛車角落ちぐらいで対戦してみると面白いと思う。
ただ千日手になると絶対に自分から手を変更しないのがまたコンピュータらしい面白いところだ。
新規対局を選択すると対戦は人とコンピュータ(Bonanza)がやるか
どちらが先手かなどを選択する画面があらわれる
探索深度を上げて飛車角落ちぐらいで始めてみると強さに驚かされる
なるほどと思わされる手が繰り出され意外な強さにちょっと驚くに違いない
またレコメンドの次の一手をこんな感じで表示してくれる機能もある
このBonanzaの話題になったのは手筋の評価手順と探索能力が
それまでのチェスソフト、将棋ソフトと違ったユニークなものだったということ
この桜花も手筋の探索・評価、有効な手のみソートなどいろいろ面白い
将棋を勉強するために名人の棋譜を読ませて分析のためにこれを使っている人もいると聞いた
さらに対局の流れでどちらが優勢かというグラフィックな表示が用意されているのも面白い
2014年8月3日
Computix !
(Freeware)
おすすめ度★★★★
OS10.10Yosemite対応
OS10.11El Capitan対応
OS10.12Sierra対応
任意に動くボールに並んだ数のうち縦の列はコンピュータが取るので横の列の数字をとって最終的に合計が大きい方が勝ちという数取りゲーム。
作者サイトには「教育的ゲーム」と書いてあるが、数字が読めるようになった幼児でも遊べる簡単なゲームだと思う。
とにかく横並びで一番数字が大きい、あるいはプラスの数字がないならマイナスが少ない数字を選んでいけばいい。
相手を追い込むような余裕も戦略もないと思う。
これも頭を空っぽにして遊んだ方がいい。
ボールがある列は緑にハイライトされている
あなたは横の列の中から最も大きな数字、あるいは最もマイナスが少ない数字を選ぶ
コンピュータは縦の列から同じルールで取っていく
最終的に右の合計の多い方が勝ちというとてもシンプルなゲーム
私の環境ではなぜかフランス語になってしまうが文字が
読めなくても支障がないくらいわかりやすいインターフェイス
勝つとこういう表示になる
負けるとこういう表示になる
初心者、ノーマル、上級者、エキスパートの4段階の難易度を選択できる
2017年4月29日
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