Previous  Index  Next


2010 年 9 月 22 日




anchor

Mocha VNC Lite
(Freeware, via App Store)

iPhone、iPad、iPod Touchを使ってMac、あるいはWindowsをリモートコントロールするアプリ。

これは名前の通りVNCを使っている。
VNCについてはこれまでにも何度も触れてきた。
以下のページを参照していただきたい。
Macでもう一台のMacやWindowsをリモートコントロールする

「画面共有」を試す〜LeopardからOSに標準で実装されたVNCというコンピュータをGUIでリモート操作するシステム

知れば便利なオンラインリモート操作法いろいろ6〜Apple Remote DesktopやらVNCやらを使ってMacやWindows、Linuxを仮想KVM風に一元管理する(上)

知れば便利なオンラインリモート操作法いろいろ7〜Apple Remote DesktopやらVNCやらを使ってMacやWindows、Linuxを仮想KVM風に一元管理する(下)

これらの記事でも触れたように最近はMacの標準の「画面共有」もVNCをベースにしている。

VNCの最大のメリットはプラットフォームを選ばないということだ。
Mac同士だけではなく、WindowsもLinuxもプラットフォームに関係なくお互いにサーバになったりクライアントになったりで接続して操作できる。

そしてこのMocha VNCはiPhoneやiPadをクライアント、つまりコントロールする側として使える。
さすがにiPhoneは少し画面が小さすぎて、操作性の観点からできる操作は限られてくる気がするが、iPadなら充分実用的だろう。
ソファに座ったままiTunesサーバのMacの音楽再生をiPadからコントロールしたり、iPadでは面倒なエクセル、Wordのファイルをエディットしてみたり使い道はいろいろ考えられそうだ。

上記の通りMac標準の画面共有もVNCをベースにしているが、この画面共有はデフォではVNCのサーバとしては認識できない。
(VNCユーザの画面共有へのアクセスを許可する設定にすれば認識できる)

あるいはiPhone、iPadからコントロールする場合はVNCのサーバアプリを起動するといちいち設定変更の必要がない。
私はVine Serverを使った。

なお作者サイトには姉妹アプリとしてtelnetやRDP(リモートデスクトップ)のクライアントアプリもある。
これらも面白そう。





Mocha VNCの起動画面
設定ができていたらこのまま「Connect」ボタンを
クリックするだけでも接続できる




接続するにはサーバ側(リモート操作される方)マシンでVNCサーバアプリを起動するか
画面共有の設定で「VNCユーザのアクセス許可」にする
私の場合はVine Serverを使った




設定に必要なのはサーバ(リモート操作されるマシン)の
IPアドレスとVNCで設定したパスワードだけ
ポート番号などはデフォルトで5900が設定されているので
他のポートを使っている時だけ変更する




とりあえず一つだけ登録すればワンタップで接続可能になるが
複数の登録マシンを使い分けるリストも用意されている




接続するとこの通り
デスクトップが見えてそこをタップすると相手のマシンを操作できる




iPhone、iPadを寝かすとこのような画面になる
下の一番右のボタンでデスクトップをフルスクリーン表示もできる
勿論ピンチイン、アウトでデスクトップを拡大縮小も
できるので細かいメニューやボタンも操作できる




スクリーン下の一番左のボタンでキーボードを呼び出せる
これでリモート先のマシンで文字入力も可能
キーボードをしまう時には上のキーボードボタンをタップ




画面を拡大すればこういう細かいメニューも操作しやすくなる
因にログアウトしてVNCが無効になれば接続は切れる


2010 年 9 月 20 日




anchor

iPhoneの日本語キーって実は使いやすかったんだ!?

最近、メールやTwitterをiPhoneから飛ばすことの方が多くなってきた。

これは私にとっては画期的なことだ。
どういうことかというと前のケータイもwebブラウザもメールもついていた。
だから出先からメールもTwitterもできる筈だったが、億劫でついぞそういうことに使ったことがない。
私はケータイのあのテンキーの親指変換が嫌いで、あれで文章を打たないといけないくらいだったら出先では音信不通でもかまわないと思っていた。
ケータイを使いこなしている人は、「パソコンより便利」なんていうけれど、あの親指で文章を打つインターフェイスがどう考えてもパソコンより便利だとは思えなかったし、そういうのを使いこなしている人を尊敬するしかなかった。

今までPHSにこだわっていたのも、出先でノートをネットにつなぐ手段を残しておきたいということが唯一最大の理由だった。


iPhoneの日本語入力の使い勝手にも正直そんなに、期待していなかった。

確か最初のころ、iPhoneの日本語入力は使いにくいという評判が立っていたような気がしていた。
しかし実際に使ってみると、iPhoneの日本語入力はさすがな工夫がいろいろしてあって、ケータイのテンキー入力とは全然違う使い勝手になっていることに気がついてきた。

最初の頃iPhoneを使う時には横にしてQWERTY配列のキーボードにしてローマ字入力で日本語に変換していた。
Macではそういう入力法に慣れているからだ。
ところがちょっとしたきっかけがあって、実はテンキー入力のカナの方がのこのやり方よりもやりやすいし、入力も速いことに気がついた。
ましてや縦のままで使うQWERTYがものすごく使いにくいので、不満を感じていいたのだが今はこのテンキーかなにすっかりゾッコンになってしまった。

その意味はキャプチャーで説明。

これもハードウエア的なハンディキャップ(物理的なボタンを持たないでタッチスクリーンに操作系を集中してしまう)をソフトウエア的な工夫で逆にアドバンテージにしてしまうという発想に、iPodのジョグホイールのガタをソフトウエア的に解決してしまった時のエピソードを思い出した。

よく考えられていると思う。





iPhone、iPod Touch等の日本語変換は最近のMacのことえりと同じように
ヌーメリックな変換候補を予想してどんどん表示するスタイルになっている
そして最近よく使う変換を候補の上位に持ってくる学習機能も動いている
これだけでもケータイの日本語変換よりも随分進化していると感じていた




しかし日本語テンキー入力の面白さはそれだけじゃなかった
例えば「か」を長押ししているとこういう十字メニューが出てくる
カ行を打つために「か」のボタンを何度も押さなくても
一回押すだけで「け」も「こ」も入力可能
さらに面白いのはこの十字メニューが出てくるまで待たなくても
「か」を押して下にドラッグすると待ち時間なしに「こ」が入力できる
これはケータイのテンキーより便利なのは勿論、
QWERTY配列キーボードでローマ字入力するよりも速い




さらにキーのモードを変更するのも「地球マークボタン」を長押しすると
「日本語テンキー」、「日本語ローマ字」、「英数キー」に一発で変更できる
これも長押しして出てくるまで待たなくてもタップ+ドラッグですぐに直接変更可能
英語、数字、日本語混じり文章もスピードを落とさずに入力できる




余談だが最近iPhoneがBBモバイルのWifiに繋がらなくなっていた問題が解決した
マニュアル通りプロファイルをインストールするだけではYahoo!モバイルポイントに
接続しようとするとパスワードを要求されてそこで止まってしまう
My SoftBankに入るとそこにWEPパスワードがあることに気がついた




これを入力すると無事に繋がるようになった
有料サービスだからややこしいのはしかたないが
その割りにはWEPキーというのはどうなんだろう?

anchor

ChangeMAC
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

MacのMACアドレスを変更するアプリ。

MACアドレスというのは「Media Access Control address」の略語でマシンやデバイスに一意にふられた固有のアドレス、つまりどういうことかというと同じものが世界に二つとなくて、このアドレスで個体を識別できるというアドレス。
16進法で12ケタの数字と記号で表記される。
MACアドレスというが、別にMacに固有のものではなくWindowsにもUNIXにもハードウエアにはふられている。

一意にふられているからこれは絶対に変更が利かないかというと実はそんなことはなくて、ネットワーク上ではMACアドレスの部分を他のアドレスに置き換える、つまり他のアドレスになりすますことができる。
よくネットワークのセキュリティで
「MACアドレスのフィルタリング(あらかじめ登録されたMACアドレスのマシン以外の接続を拒否する設定)をかければいっそう安全性が高まる」
なんて解説をしているのを見かけるが、Windows向けのMACアドレス変更アプリなんて探せば数種類見つかるし、Linux用、UNIX用なんてのも事情は知らないがきっとあるに違いない。
だからMACアドレスのフィルタリングでネットワークの安全性を高めるなんて、ほぼ迷信みたいなものだ。

それはそれとしてそういう目的でMACアドレスの変更をしてヨソのネットワークに侵入したりするとこれは犯罪行為になる。くれぐれも気をつけてもらいたい。
付属のマニュアルにもあるが、ドイツではオープンなネットワークにも無断で接続すると犯罪になるというように日本よりも法律が厳しい国もある。外国に行く時には気をつけてもらいたい。

ちょっと脱線したが、そういう悪戯をしないとしたらMACアドレスの変更にどういう意味があるのかというと、これはこれで意味がある。
MACアドレスはNIC(ネットワークインターフェイスカード)ごとにふられているので、例えばネットワーク管理者の手違いで、自分のMACアドレスフィルタリングが間違ったアドレスで登録されてネットワークに入れないとか(!、「何だかなぁ」な事例だが実話)、NICが故障して交換したが登録変更が間に合わないとか、そういう場合にはMACアドレスをソフトウエア的に変更して、自分の資格で接続するのは違法ではない。
急いでいる時には必要なことだと思う。

WindowsではMACアドレス変更アプリはいくつか見つかるが、Macに関してはこれしか見つからない。
本当は他にもあるのかもしれないが、私は見つけることができなかった。もしご存知の方がおられたら情報を寄せていただけると嬉しい。

試してみたところ、有線イーサネットに関してはMACアドレスの変更には成功した。
しかし無線LANに関しては何故かMACアドレス変更には成功しなかった。

作者さんの付属マニュアルにMac Proではうまく動かないとあるが、私のところでテストした結果MacBook Pro、Mac mini(intel)でもうまく動かないようだ。

本当は無線LANでもMACアドレスを変更するのは意味がありそうだ。

最近YahooBBモバイルポイントでMacBook Proも無線LANできるようにしたので時たま使っているが、こういう公衆無線LANだと同じネットワークに繋がっている個体のMACアドレスはやはり見えてしまう。
最近はMACアドレスでおおよその住所を検索できるようなサービスもあるようなので、後は名前も割れてしまえば自宅を特定できてしまう。
本当はそういうところにつなぐ時にはMACアドレスは偽装できた方がいいのだが、Macに関しては今のところそういうアプリはないということなのかもしれない。
あるいは犯罪を防ぐという意味で、そういう機能は排除される方向なのかもしれないが、現にWindowsではザルのように偽装可能なので、Macだけ正直にというのはどうなんだろうと思ってしまう。
あるいはどなたか、偽装の方法をご存知ならこれも情報をいただけると嬉しい。





ChangeMACはMacのMACアドレスを変更するアプリ
何だかややこしいがMACアドレスは個体の固有の名前だと思えばいい
システム環境設定ネットワークに入ると
無線LAN(AirMac)、イーサネットそれぞれの固有のMACアドレスを確認できる
ChangeMACを起動するとその最初のMACアドレスが表示されている筈だ




下のプルダウンを使ってベンダーごとに
割り当てられたMACアドレスを任意に作り出すこともできる
この場合はゼロックスに割り当てられたアドレスを
ジェネレイトする設定で下の左ボタンで生成される
右ボタンでそのアドレスが適用されるという流れ




システム環境設定ネットワークに入ってAirMac、イーサネットなど
それぞれの詳細に入ればマシンに割り当てられたMACアドレスを確認できる
ChangeMACはここを変更するわけではないのでここを見ても変更に成功したかどうかは分からない




そこでネットワーク上の別のマシンのTerminalを起動して
arp -a」というコマンドを打ってみる
するとネットワーク上のマシンのMACアドレスがすべて見える
残念ながらChangeMACはAirMacを通じてMACアドレスの変更をすることはできないようだ




有線イーサネットに関しては変更に成功した
これができるだけでもネットワーク接続のトラブルの時には役に立ちそうだが
やはり無線でも使えるとなお嬉しい・・・悪用する意図がないにしてもだ


2010 年 9 月 18 日




anchor

DragNPitch
(Freeware, via App Store)

簡易野球盤ゲームのiPhoneバージョン。

野球盤というかピッチングゲームなので、名前もDragNPitch
名前の通り球筋をドラッグして狙う。

ウォーミングアップをやってみれば分かるが、ゆっくり指を滑らせてじっくり狙うと球速が足りなくてベースの手前でワンバンドになってしまい全部ボールになってしまう。
それなりに速く動かすと、ストライクゾーンの中で止めるのが難しい。
左上のメニューから、バッターとの対戦、ナインパネル(ストラックアウトのようなゲーム)を選択できる。

対戦の場合、ボールになるのを嫌ってストライクゾーンの真ん中にボールを置きにいくと、すぐにホームランを打たれる。
9パネルも最後の3枚が難しい。





遊び方は実にシンプルでプレートをタップするとピッチャーがセットに入る
そのまま狙いたいところにドラッグしていけばそこに球は飛ぶ




球は飛ぶのだが結構素早く指を動かさないと
球威不足でワンバウンドになってしまう
図は素早い指の動きになれてきて106km/hの豪速球が決まったところ
スピードガンがなかなか雰囲気




左上の「メニュー」ボタンからメニューに入る
「Game」「9パネルズ」が選択できる




バッターがいるとやはりコントロールが定まらない
コースを狙いすぎるとボールになるし球速も落ちる




攻めあぐねた時はど真ん中だ・・・とセオリー通りなことを
やっているとすぐにこういう結果になる
こいつらは甘い球を絶対逃さない




「9パネルズ」はこういう感じでテレビで
人気があったストラックアウトのようなゲーム
これも全部消すのは難しい



anchor

DragNPitch
(Freeware)
OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

こちらは野球盤的簡易ピッチングゲームのMacバージョン。

iPhoneバージョンはタップした指で操作するがこれはマウスや、タッチパッドで操作するのでやや難易度はマシ。
iPhoneバージョンで屈辱を味遭わされた私は、こちらもチャレンジしてみたその結果は・・・





MacバージョンのDragNPitchの画面
先日DragNThereminというデスクトップテルミンを紹介したが
同じ作者さんなのでポリシーなのか技術的問題なのかこれも画面の大きさは固定だ




操作法もiPhone版と同じでプレートをクリックしてストライクゾーンの中にドラッグする
その速さがスピードガンに表示されるのは同じだがコースが下に数字で表示される
メニューの切り替えも下のボタンから




練習で調子に乗って142km/hの豪速球が決まったところ
やはりトラックパッドの方が操作はしやすい




しかし油断をして甘いコースに入ると140km/h前後の速球でも
すぐにこういう結果になる・・・がっでむ


2010 年 9 月 17 日




anchor

DragNTheremin
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

デスクトップでドラッグで演奏する「テルミン」を実現するアプリ。

「テルミン」について簡単に。
電子楽器=シンセサイザー(当時はイコールだった)は古くは1910年代まで遡ることができる。
最初は電子部品の計測用の波形ジェネレータと同じようなものだった。
1919年にテルミンを発明したテルミン博士の数奇な人生はドキュメンタリー映画にもなっている。

ただしこの楽器は音程のコントロールが問題だった。
後にピアノの鍵盤と同じキーボードを装備したシンセサイザーが登場するが、当時のモノポリーなジェネレーターをコントロールするのにテルミンは意表をつくような方法をとった。

実物のテルミンは楽器本体の上と横にアンテナのようなものが立っていて、そこに手をかざすと空間の静電容量の変化を感じて音程を変更するしくみ。
演奏者は手を挙げたり下げたり左右に揺らしたりして「演奏」した。
大抵の場合は、アンプだけでなくエコーチェンバー(テープ式のエコーマシン)と組み合わせて演奏される。

メロディーを正確に奏でるのは非常に困難だったが、当時は前衛音楽盛んな時代でそういうフィールドでこの楽器は人気を博した。

ロシアのテクノロジーの象徴としてレーニンも熱中したというテルミンは一度は廃れたが、意外なところで人気を博した。
1950年代のSF映画のオリジナルサウンドトラックにはなくてはならない楽器になった。
シンセサイザーのポリフォニー化、キーボード装備とともに再び廃れたが10年おきぐらいに何故かブームを繰り返すという不思議な楽器だ。


このアプリはそのテルミンをデスクトップで再現する。
ウインドウの青い部分をクリックするだけで、音が出る。
この微妙な音の揺れとエコー(フィードバック)の雰囲気だけでも、もう1950年代している。

音程や強弱のコントロールはクリックの後ドラッグすればいい。
上下が音程で左右が強弱。
付属のPDF 説明書に詳しく使い方が書いてあるから、参照のこと。
フィードバックのレベルやミックスも触れたりディレイのニュアンスも変えられたり、なかなか面白い。
結構遊べると思う。

やはりこういうものを持つと「禁断の惑星」したくなるというか、いろいろ細かいメロディーも弾いてみたくなるので、このウインドウの大きさもフルスクリーン化できるとなおよかった。
ドラッグの位置を音程に反映させるのにウインドウサイズを固定化する必要があったのかもしれないが。

テルミンって一体何者だ?
と思っている人は一度このアプリをいじってみるといい。
「ああ、あの音はこの楽器で出していたのか」
ときっと納得する筈だ。
そして50年代のバカパターンのSF映画を観たくなるに違いない。





DragNThereminの使い方はこんな感じ
とにかくいじり倒していくうちに音のニュアンスも分かってくると思う


2010 年 9 月 16 日




anchor

これが噂の日銀波動砲の威力か<訂正追記あり>

15日の朝に日銀が為替に介入した結果が話題になっている。

ここに来てまた景況判断が悪くなってきて景気が冷え込んでおり、株価も冴えない、その要因を為替に求めることが多いので、古館式ニュースのまとめで
「政府は見ていないで具体的なんとかして欲しいですね」
と巷の野球談義のように無責任に為替介入をいうのだけど、為替市場で一日に動く金額の大きさを聞くと、単独介入で国が一兆やそこらのお金を突っ込んだところで、返り討ちにあって逆効果になることも目に見えていた。

浜矩子のようなおばはんがいくら無責任なこといったって、ハイそうですかと簡単に介入できるほど市場というのは簡単なものじゃないということだったんだけど、今回の介入は絶妙のタイミングだった気がする。

民主党代表選の翌日なんで、このタイミングはないだろうという市場の空気を裏切ったし、大体市場も日本が単独介入しても返り討ちに遭うだけだからそういうことはしてこないだろうというなめきった空気もあったように思う。

介入はできるだけ驚きをもって受け止められるようなタイミングでやらなくてはいけない。
「やるぞやるぞ」と散々口先介入をしておいて、効果がいまひとつなので仕方なしに渋々介入するというのが最悪のやり方。
今回はサイレントにしかも油断しているタイミングでやった。
絶妙だ。
多分菅直人の発案ではない。
菅直人は「注意深く見守る」だけだ。

このタイミングを狙っていたのかなぁ。
そうだとすると達者な人がいるみたい。
財務大臣かな。

それで為替は120円から110円に来た時も随分話題になったけど、あれよあれよと100円、90円と割り込んでいって80円台の前半まで来て、このペースでいけばすぐに50円も割り込むだろうなんて妄言を吐くおばさんも出てくるくらい、すごいスピードで動いていた。
ところがこのペースはいくらなんでも速すぎで、円高に突っ込んできた連中もチキンレースのようになってきていたはずだ。
もう水準的にはヤバいところに来ている。
でも皆円を買い続けている。
だから止められない。
誰が最初にハンドルを切るかを皆注視している・・・
そんな状態だった時に突然の「日銀為替介入」のニュースだったので、冷や汗かいていた連中はびっくりして投げ売りしたに違いない。
それを見て、誰が先にハンドルを切るか見ていた連中も我先に投げた。
わずか1時間半で2円20銭も為替が下がった。
ピークは86円近くまで来た。

今日の夜ニュースを見ていたら、どこのチャンネルのコメンテータも
「一時的には驚きもあって効果があったが長期的には効果は疑問」
というコメントを判で押したようにしていた。
しかしそんなことはないと思う。
政府は必要とあらば強硬手段だって辞さないというメッセージを発した。
しかもチキンレースをしている連中にとって一番イヤなタイミングで突然それをやるという意思表示をした。
そのメッセージは充分伝わったと思うので、長期的にも十分な効果のある介入だったと思う。

「なんで介入にこんなに時間がかかったのか」
という批判も当たらない。介入は早ければ良いというものではない。
というよりも、一番意外で一番イヤなタイミングを狙ってやらないといけないから、早いと逆にタイミングを外すこともある。
参院選挙前とかにやっていたら、それこそ返り討ちに遭っていた気がする。
財界の人達が「なんでもっと早く介入しなかったのか」と言っているが、どうなんだろう。

いろいろ面白いんじゃないかな。





為替にはずっと注目しているのだが久しぶりに生きのいいグラフを見た
介入発表後1時間半で2円20銭以上円安になり市場の恐怖心理を見事にあぶり出した
チキンレースやってた連中がびっくりして飛び出した格好だ


<訂正追記あり>
この記事いささか私の不勉強でした。
先日仙石官房長官が「82円が防衛ライン」とか宣言したとか。
民主党ってどうしてこうシロウトっぽいというか、しゃべりすぎるんだろうか。
今回の介入は事前の宣言もなく、予想されていないタイミングだったから効果があったので
「やるぞやるぞ」
と言っていてやると逆にいいカモにされるだけという気がする。
なのに「82円にまた届いたらやるぞ」と宣言することにどういう意味があるんだろうか。
やっぱり今回はたまたまのヒットで、基本的には民主政権は経済音痴という認識でいいのかなと思い始めている。

こういうのは何考えているのかよくわからない奴がやるから、威圧感があるので思惑が手にとるようにわかる奴はかかわっちゃいけないと思うんだけど、どうなのかなぁ。


anchor

iOS SDK入れてみましたけどどんなんでしょう

ふと思い立つことがあって、AppleのサイトからiOS SDKをダウンロードしてインストールしてみた。

iOS SDKとはiPhoneアプリ、iPadアプリを開発するキットのことで、最近では中学生もこれでメタボ診断アプリを作って結構な小遣い稼ぎをしたりと話題になっている。
私自身もアプリ開発まで踏み込むかどうかともかくとして、その仕組みを知りたくなったのでいじって見ることにした。

手順はあちこちにまとめられているが、簡単に注意点だけ。
ダウンロードに先立って「Appleデベロッパー」に登録しないといけない。
そのアカウントはAppleIDでもいいのだが、登録フォームが(当然かもしれないが)日本語に対応していないために、iTunes Storeの登録のままだと日本語情報が皆文字化けしている。

名前は修正できないのでしかたないが、住所などは英数文字での再入力を求められる。
それでAppleデベロッパーに登録したら後がダウンロードしてインストールするだけなので、特に難しくはない。
問題はインストールした後のことだろうと思うが、それは後々悩むことにする。

さて何に使うかが問題だ。





ダウンロードに先立って「Appleデベロッパー」に登録
「お前をApple開発者に登録した」の文字がなんとなくこそばゆい
iTunes StoreのAppleIDは日本語が通るために住所などを日本語で登録していたので
直せるところは英数文字で再入力をしないといけないくらいが注意点だ




SDKはXcodeとセットになっていてダウンロードサイズは
2.9GBとシステムディスクイメージなみにデカイ
ダウンロードは腰を据えてじっくりと




インストーラもXcodeとiOS SDKセットになっているので同意書も2枚見せられる




インストールするセットはこんな感じでインストール後のサイズは8GB以上要求される




インストールの時間も一時間以上求められる
こちらもじっくりやろう




インストールされた先はルートボリュームの第一階層に生成された「Developer」というフォルダ
その中に収められている様は以前からあったデベロッパーツールズと似たような光景
Xcodeで動くのも同じ雰囲気だ




そして起動してみたInterface Builder
ここまでの手順は初心者でも問題なくできる
問題はここからだがそれはこれからおいおい研究してみる
誰かが教えてくれると嬉しいが


2010 年 9 月 15 日




anchor

TinkerTool
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

Macの隠し機能も含めた各種設定をいじるツールアプリ。

このアプリの機能は基本的には設定を変更するだけで、システムに何かを付け足すとか何かをハックするというような動きは一切しない。
最初にアプリを起動した時に出てくるスプラッシュにそういう意味合いのことが書いてある。

中身を見ていると各種アプリのデバッグ(開発)メニューなどで、今までも一部表示されてきたような隠し機能の集大成で、機能別にタブをまとめてあって使いやすいかもしれない。

このアプリはMacの定番中の定番アプリでありながら今までここで取り上げたことがなかった。
けども結構歴史も古いし、ヘビーユーザなら大体アプリケーションフォルダに入っているんじゃないかと思う。
そして「SnowLeopard」なんてタブもあるように、今でも開発は進められている。
この手のツールで、起動すると設定が変わってしまい後でそれを元に戻すのに苦労するツールもあったように思うが、このTinkerToolはそういうところにもちゃんと配慮してあって、
「標準に戻す」
というボタンの他に
TinkerTool以前の状態に戻す」
という機能ボタンもあって、いろいろ変更してみて不具合が出たり問題が起きたらこのアプリによって変更された設定をワンクリックで全部元に戻すこともできる。
これはニクい配慮だと思う。

この手のアプリは問題が起きたらアンインストールすれば元に戻るというものではないので、このボタンがあることで安心して試せる。





初回に起動すると出てくる画面に「システムのどんな部分も変更したり、
追加したり、実行することはない」
と書いてある
元々ある設定項目をいじるだけのツールということだ




そしてこれがTinkerToolを安心して試せる担保
システムデフォルトの状態に戻せるだけでなくTinkerTool導入時の状態にもワンクリックで戻せる
使っていて問題が起きたり調子が悪くなってきたらこれでいつでもリセットできる




Finder関係の設定
不可視ファイルを表示したり「終了」メニューを追加したり等私は他の
アプリで実現しているがこれ一つで管理できるのが面白い
制限付きFnderなんてオープンなMacの管理者には便利な機能じゃないだろうか




こちらはDock関連の設定
「隠れているアプリのアイコンを透明にする」とか「最近使った項目のスタックを追加する」とか
地道にやってきたTipsがこのアプリ一つで簡単に実現するのが便利なような面白くないような・・・




注目なのはこの「SnowLeopard」タブ
名の通り「SnowLeopard」で導入されたAPIをいじる項目なのでユーザは注目スベシ
私は最新のAPIを殆ど活用していないがiTunesのファイル名に
トラック番号がついているのは気がつかなかった




そしてSafariの隠し機能はdebugメニューにもないものばかり
履歴メニューの表示数をスクリーンの大きさに合わせて調整できるのが面白い


2010 年 9 月 14 日




anchor

DesktopChanger
(Freeware)
OS10.4Tiger対応 OS10.5Leopard対応 OS10.6SnowLeopard対応

デスクトップを「擬似的に」切り替えるアプリ。

そういう目的ではシステムデフォルトでSpacesという機能があるが、Spacesが起動しているアプリのウインドウなどを切り替えるのに対して、このDesktopChangerはデスクトップのスペース、つまりスクリーン上にならんだファイルやフォルダなどのアイコンの組み合わせを一瞬で変える。

デスクトップを隠してスクリーンキャプチャの時に散らかったショットにならないように、Desktoppleというアプリを使っているが、このDesktopChangerはそれとも違って、新しいデスクトップにファイルを置いたりできるし、そのデスクトップに並べたアイコンの組み合わせをまた切り替えたりできる。
さらにDesktoppleのようにデスクトップにフローティングで表示されているステータスアプリの表示を消さない。文字通り散らかったアイコンを隠すだけなので、Desktoppleより便利な場合もある。

これの仕組みは最初に起動した時にに指定した場所に
DesktopChanger's Stock folders
というディレクトリを作りその中に指定した数の
Stock folder 数字
というフォルダを作る。デフォルトの設定ではホームフォルダの中の階層に作りここに隠すファイルやフォルダを一時的に移動させて「Desktop」フォルダの中身をどんどん入れ替える。
そうすることで、デスクトップを切り替える。
作者の「わかば」さんが「擬似的に」という言葉を使っていたのもそういう意味だ。

よくできてるなと思ったのは、デスクトップから別のフォルダに移動されたファイルが、また元のデスクトップに戻ってきた時に、元々置いてあった位置を憶えていてその通りに並ぶことだ。
このアイコンの並び順の情報は、.DS_Storeに書き込まれている筈だからそれを参照して並べ変えていることになる。
デスクトップを切り替えた時に、アイコンが自分の場所を探すようにピョコピョコ移動するのがちょっと魅力的な動きだ。





最初に起動した時にこういう表示が出る
最初にチョットした設定をする必要があるからだ




その時にGrowlに登録されたというGrowl表示も出る
これも使い勝手上大切なことだ




ダイアログでデスクトップのファイルを格納するフォルダをどこに置くかを訊かれる
デフォルトはホームフォルダ(自分の名前のフォルダ)の最初の階層だ




(擬似的な)デスクトップを何個作るかを次に訊かれる
最大10個まで作れるようだが実用的なのは3〜4個だと思われる




最後のステップでここまでの設定項目の確認が表示される
「Run」ボタンをクリックすると早速デスクトップのファイルが消えてゆく




消えたファイルやフォルダはどこに行ったかというと先ほどの設定で新設された
~/DesktopChanger's Stock folders/Stock folder 1の中に移動しているのが分かる




デスクトップを切り替えるたびにGrowl
何番のデスクトップに切り替わったか表示してくれる




こういう感じの散らかったデスクトップも・・・




切り替え一発でこの通り
この時にTemperatureMonitorの温度表示やPath Finder
ゴミ箱表示などフローティング表示が消えないことに注目
勿論まっさらのデスクトップにファイルをドロップすることもできる
文字通りデスクトップが何倍にも広くなった気がするだろう
「わかば」さんσ(^-^)グッジョブ!




デスクトップの切り替えの操作だが「わかば」さんお薦めの通りドックに
アプリを登録してドックアイコンをクリックするのがシンプルでいいと思う




ところで本体機能とは関係ないが「わかば」さんの作るアイコンも
いつものことながらいいセンスだ
こちらもσ(^-^)グッジョブ!







2010 年 9 月 11 日




anchor

先日の連続トラブルの一つの原因が分かった

先日、
原因不明の不調3連発〜たぶん原因は個別の問題でたまたま固まって出たのかもしれないけど
こういう記事を書いたが、このうちclamavのトラブルは原因が分かった。
clamavのエンジンのアップデートが出ていて、そのアップデートをかけていないとああいう表が出るということらしい。

単純なバージョン不適合の問題だった。
でも今日は「アップデートがある」というアラートを出して知らせてくれたのに、なぜ先日はClamXavを起動した時にアップデートの警告をしてくれなかったのかは不明。
よくわからないが、GUIのClamXavとclamavのエンジンのバージョンを挙げたらエラーのアラートが消えた。

同じ問題が起きた方はアップデートをチェックしてもらえれば治ると思う。





今日はClamXavをを起動するとアップデートがあるというアラートが出たので
本体をアップデート、起動するとエンジンもインストールし直せという警告が出る
これが先日のエラー表示の原因だったらしい




するとこの通りTerminalから定義ファイルアップデートしてもエラーが出なくなった

anchor

Briefcase Lite for iPhone, iPod touch, and iPad
(Freeware, via App Store)

MacとiPhone、iPod TouchあるいはiPadの間で無線でファイルを共有しようというiPhoneアプリ。

これのいいところはMac側に特に何かをインストールしなくても、Bonjourで相手を認識してファイルを共有できてしまうところだ。
設定も至極簡単で環境設定に入って「共有」の「リモートログイン」にチェックを入れるだけでいい。

これでBriefcaseを起動すればもう相手が見えている筈なので、ルートからあるいはホームディレクトリから必要なパスを通ってファイルを開いたりコピーができる。
開く場合のサポートしているファイルはPages, Numbers, Keynote, Word, Excel, MP3, M4V, PDF、テキストファイル、html他いろいろ見ることができる。

無線でMacとファイルのやり取りができるが、それは無線ネットワークがルータのDNSサービスでIPアドレスを割り当てられている時だけで、出先で直接無線LANでつないでファイルのやり取りをすることは難しいようだ。





Briefcaseをは知らせる前にMacの側のシステム環境設定に入って
「共有」「リモートログイン」のチェックを入れておく




そしてiPhone側でBriefcaseを立ち上げると
もうリストにMacのホストが見えている




接続したいホストをタップするとログインアカウント名とパスワードを要求される
通常のログインIDとパスワードで接続できる




接続が完了するとこのようにスーツケースのアイコンが表示される
接続しているホストのアイコンからMacのディレクトリを覗ける




これはiPhoneからMacのホームディレクトリを覗いているところ
それぞれのフォルダアイコンをタップすればどこでも望むデイレクトリに行ける




「サイト」フォルダの中身を覗いている
弊サイトの素材のhtmlファイルがこういうアイコンで見えている




ファイルをタップするとそのファイルがiPhoneの内部にコピーされる




開くとこの通り、画像を動かしていないので画像は脱落するが
htmlはちゃんとテキストとして表示される




ホームディレクトリ以外の領域にも移動できる
ボリュームの方のボタンをタップするとルートボリュームに移動できる




例えばWordファイルを直接メールで転送することはできないが開いて表示はできる
その表示をコピーペーストも可能なのでそうやってメールに貼りつけて送ることはできる
Webの接続が制限されている環境でこの機能は役に立ちそうだ




長大なWordファイルはこんな感じでスライドが
表示されるのでどんどん手繰っていける
コピペも広い領域で可能




これをメールに貼って送って見た
どう見えるだろうか




残念ながらメールで送った先にはやはり画像は転送されなかった
テキストなら問題ない




しかしiPhoneでメールを受信するとちゃんと画像が表示されている
これはたまたまインターナルな画像がハマって見えているのか
iPhone同士なら画像を転送できるのか検証してみたい現象だ




Previous  Index  Next



site statistics



青木さやか