Sound Menu
(Freeware)
おすすめ度★★★
OS10.4Tiger対応
サウンドに関するコントロールをメニューからできるメニューエクストラ。
システムデフォルトのサウンドはシステム環境設定ペインにチェックを入れるとこで、メニューバーにスピーカーアイコンを表示してスピーカーの音量をコントロールできる。
しかしメニューバーが混み合ってきているので、これだけの単機能でメニューバーを占拠させるのはかねがねもったいないと思っていた。
このプラグインはメニューバーに常駐して、その代わりにスピーカーアイコンを表示する。
コントロールできる項目は、音量ではなくミュートで、実際にはこちらの方が実用的だ。
なぜなら音量はキーボードでコントロールできるようになっているからだ。
アイコンは「ミュートされているか、いないか」を表示してくれる方が良い。
またプルダウンで入力、出力先を選択することができる。
このコントロールをシステム環境設定ペインをいちいち呼び出さずにできるというのが実は一番便利な機能かもしれない。
もうひとつ便利な機能はシステム環境設定ペインの「サウンド」のペインを直接呼び出せること。
これがシステム標準のスピーカーアイコンについていなかったのがかねがね不満だったので、ここから一発で呼び出せるようになっているのはうれしい。
インストールはインストーラから。
アンインストールは
"~/Library/Bundles/"
というフォルダを削除して再ログインすれば良い。
Sound Menu はメニューエクストラのプラグイン
入力出力の選択切り替えがここからできる
また「Mute」にチェックを入れると・・・
スピーカーアイコンにバツが入ってスピーカーがミュートされていることが表示される
またここからシステム環境設定ペインのサウンドのページを直接呼び出せる
coconutWiFi
(Freeware)
おすすめ度★★★
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
WiFiというのは無線LAN向け規格のIEEE802.11a/802.11bを消費者に覚えてもらうための商品名。そのWiFiに今どんなネットワークが電波を飛ばしているか、つまり近くにどんな受信可能な無線LANネットワークがあるかを表示するメニューエクストラがこのcoconutWiFi ということになる。
表示されるのはメニューバーアイコンには今接続しているネットワークの種類を表示し、デフォルトでは緑が暗号化無しのオープンネットワーク、黄色がWEPなどの暗号化がかけられているネットワーク、赤いアイコンは接続できるネットワークが見当たらないことを示している。
アイコンは設定で変更できる。
暗号化には何が使われているかも表示される。
これでホットスポットのネットワークを探して接続するのに便利かも。
暗号化、認証がかかったネットワークか、オープンなネットワークかが一目で分かるのでシステムデフォルトのWiFiメニューよりも無駄な手間が省けるかもしれない。
coconutWiFi は現在受信できる無線LANのネットワークを表示するメニューエクストラ
オープンか暗号がかかったネットワークかが一目で分かる
ちなみに以前は暗号も何もかけないで無線LANを使う人が多かったが最近では
セキュリティがいわれるようなってさすがにWEP程度の暗号はかけるようになった
そのメニューバーアイコンはモノクロタイプに変更できる
音も付けることができるようだ
PTHCPUMonitor
(Freeware)
おすすめ度★★★
OS10.2Jaguar対応
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
先日取り上げたPTHPasteboard の作者さんのサイトを見ていたら昔愛用していたPTHClock など配布中止になっていたアプリがまた配布が再開されているのを見つけた。
この作者さんはなかなか良いメニューエクストラをたくさん作っておられた。
このPTHClock なんてアプリは結局メニューバークロック、カレンダーアプリでは今でも一番よかったと思っているのだが、作者さんが就職した会社でYou Control という製品版アプリに統合されてしまい、配布が中止になったのでオススメアプリの記事に入れていたのが心苦しかったのだ。
ところがこのPTHClock も配布が再開されているので、私も早速落として使い始めている。なぜか最終バージョンよりもナンバーが進んでいるような気がする。
このPTHCPUMonitor もなかなか良いアプリだから紹介しようかなと思った矢先に配布中止になってしまったので、このサイトでは取り上げずじまいになっていた。
今回配布再開ということなので急いで紹介する。
(サイトからは「契約上の問題でこのアプリの開発が続けられない」という一文がまだ削除されていない。だから、今後のこのアプリの配布や開発が続くのかどうかは全くなぞだ)
このPTHCPUMonitor はずばりCPUがどれくらい占拠されているかを見るメニューエクストラで、そういう目的ではmenumeter を愛用しているが、このアプリの良いところは起動中のアプリのリストやプロセスなどをアクティビティモニタ を起動せずに見ることができるということだ。
古いタイプのメニューエクストラなので、メニューアイコンから終了はできない。
終了させたい時にはアクティビティモニタ で終了させるか、一度ログアウトするしかない。
<後日註>
この終了法に関してはBBSに「E-WA」さんと「OTE」さんから情報をいただいた。
1) メニューバー上の PTHCPUMonitor のアイコン(バー)をクリック
2) コマンド+“,”を押すと環境設定ウインドウが開く(開かない場合は再度 1 へ)
3) この状態でコマンド+Q を押す
これで設定画面を呼び出せるし、この状態で終了させることができるそうだ。
またメニューアイコンをクリックしてウィンドウを表示した状態でコマンド+Qでも終了できるとのことでどちらもそういう操作が可能だということを確認した。
情報ありがとうございました。
PTHCPUMonitor はメニューエクストラの小さなバーグラフでCPU稼働率を示す
またメニューアイコンクリックでCPUやメモリの使用率の推移を示すこともできる
また起動中のアプリを示すこともできる
これの良いところはバックヤードで起動している見えないアプリも表示される点だ
そしてプロセスのリストも表示できる
これで異常にCPUやメモリを喰われている時に犯人探しができる
こういう機能はシステムデフォルトでもあるがこちらの方が起動が速い
CPU Speed Menu
(Shareware)
おすすめ度★★★★
OS10.3Panther対応
OS10.4Tiger対応
CPUのスピードを切り替えられるメニューエクストラ。
といってもアクセラレータのようなものではなくシステム環境設定ペインの省エネルギー設定に元々あるCPUスピードの切り替えを、環境設定ペインを開かなくてもできるお手軽系のアプリだ。
これを使うメリットは、デスクトップにはあまりないだろう。
デスクトップは常にCPUスピードは最高で使えばいいと思う。
問題はPowerBookやiBookなどのモバイルの場合だ。
モバイルは出先ではバッテリで駆動しないといけない関係上、バッテリ保持時間の限界近くの3〜4時間は電源が取れない場合できるだけ省エネルギーの設定で使わざるを得ない。
モバイルにインストールした場合の
「標準」
という省エネルギー設定では、バッテリ駆動の場合CPUはスペックよりもおおよそ3分の2程度にスピードを落として駆動される。
そうすればバッテリは長持ちするわけだが、出先でメールを読んだりメモを書いたりするだけだったらそれでもいいがたまにグラフィックやムービー系の大きなリソースを必要とするアプリで作業をしないといけない場合もある。
そういう場合は省エネルギー設定を開いて
「バフォーマンス最大」
に設定変更すれば良いわけだが、そのままだとバッテリの持ち時間が短くなってしまう。
なのでその作業が終わったらまた設定を
「パフォーマンス低」
か
「自動」
に戻さないといけない。
こういう切り替えが頻繁にあると結構めんどうだし、その度に環境設定ペインを起動しないといけないのは非効率だ。だったらメニューバーでその切り替えをワンクリックでできれば便利だ。
CPU Speed Menu を起動すると現れるメニューバーのアイコンをクリックするとロータリースイッチのように、「パフォーマンス最高」「自動」「パフォーマンス低」に順番に切り替わっていく。
これは出先でモバイルのスピードに不満を持っている人にはお奨めできるなじゃないだろうか。
また設定でロータリースイッチは「パフォーマンス最高」「自動」だけに絞るということもできる。
こちらの方が現実的かも。
設定画面に入る時にはoptionキーを押しながらメニューアイコンをクリックすることで現れるプルダウンから入る。
シェアウエア登録しないと5分で落ちる。
CPU Speed Menu を最初に起動すると
「このメニューエクストラは管理者認証を必要とする」という注意書きが現れる
なおセキュリティ上の事情から最初の起動の後にアプリ本体の場所を動かすと
機能しない場合があるという注意書きも見えるので注意が必要だ
「アイコンをクリックしてロータリー式にCPUパフォーマンスが切り替えられる」
「操作メニューに入りたい時にはoptionキーを押しながらクリックせよ」等の注意が続く
ここからパフォーマンスを切り替えることもできるし設定画面も呼び出せる
終了もここから
アイコンの切り替えや「パフォーマンス低」を選択に入れるかの設定が可能だ
ログイン項目追加もここからできる