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今度はブルーイング風じゃなくて本当のブルーイングにチャレンジ
〜Colt 25 Autoニッケルメッキをらしくする

Blue25Auto

今度はブルーイング風じゃなくて本当のブルーイングにチャレンジ〜Colt 25 Autoニッケルメッキをらしくする

時々思い出したように昔愛用していたモデルガンなどを引っ張り出してくる…の第14弾

ニッケルメッキモデルにアルミブラックをかけて実銃と同じブルーイングをかけてみる

ブルーイング風の塗装、あるいはローバルで金属地肌を再現してブルーイングするという技法を試している話を前回書いたが、突然話題が変わるということはこれらの試みが全部失敗したことを意味する…わけではない…こともない…

というかブルーイングを久しぶりにやってみたら、ケースハードゥン風の仕上げはうまくいったがグロスブルーのような普通のブルーをムラなくするのが思いの外難しかったので何れにしてもこの問題を先に解決しないといけないと感じた。

というか、昔はブルーイング結構上手かったはずなんだけどなぁ…昔といっても30年も前のことなので、もう昔どうやっていたかすっかり忘れてしまっている。

アルミブラック液を筆塗りしていたのか、ウエスで塗り込んでいたのかどぶ漬けしていたのかすら思い出せない。

いろいろやっているうちにそのうち思い出すだろう。





前回紹介したローバルRスプレーで仕上げたColt 25 Autoのバレル
いろいろやってみた結果800番〜1000番くらいの水ペーパーでラフに表面を均して
ヘラがけするのが結局 一番金属光沢を引き出せることがわかった
ヘラがけは貴金属店なんかが使っている道具がいいのだが
ホームセンターで売っているケーキ用フォークもなかなか使える




しかしローバルはすぐに剥がれてしまうので相当仕上げが難しい
というかモデルガンの可動部品に使用するのは不可能だという気がしてきた
塗った後ガラスケースに入れて陳列するならこれもありだが普通のモデルガンの用途を考えると
(だいたい発火しなくてもテッポごっこに使用されるはずだ)この塗膜強度は厳しいものがある




このローバルにブルーをかけるつもりだったがそのことは一旦置いて
そもそもブルーイングがうまくいかないことに愕然とした
そこでちゃんとブルーをかけてみることにした
もともとニッケルメッキモデルだったマルシン工業の
Colt 25 Autoの剥げ切ったブルーを一旦はがしてブルーイングを掛け直すことにした




これにブルーをかける
バーチウッドのアルミニウムブラックを使用して
仕上げに光沢仕上げのコンパウンドを使用する




ブルーイングをかけてしばらく放置
しかしバレルのローバルはすでにハゲチョロケ




一応全体的にまあまあのブルーがかかった




が、ローバルのブルーは部品のすり合わせで半分以上剥げている




フレームはうまくいった
昔は全体的にこんなグレードでブルーができたはず




しかしスライドがどうしてもムラになる




バレルは黒塗り剥がれた金属パーツみたいになってしまった
一度剥がしてやり直すことに




ローバルは通常の塗料よりも塗膜がかなり厚いようなので
部品のクリアランスを大きく取ることにした
バレル全体をヤスリでガシガシ削ってスライドとギリギリの
寸法になっているのを余裕を開けることにした




スライドとフレームはアルミブラックでブルーイングしなおしたが
ムラなくブルーにはならなかった
ちょっとケースハードゥンっぽいムラになった




右側プロフィール
ローバルにブルーイングをかけるのはもう諦めた
なぜか墨で染めたような真っ黒になってしまう




使い込んだ古い銃みたいな感じ?




バレルはヘラがけしたローバル地肌で仕上げた




このバレルの金属感はこんな感じ




Colt 25 Autoはスペインのアストラという銃器メーカーのOEMで
小型拳銃のノウハウがないコルトのラインナップを埋めている
用途は25Auto Pocket Pistolというニックネームの通り背広のポケットに隠して
昔のデリンジャー拳銃のような護身用として使用されるのが本来
あるいは女性が化粧ポーチと一緒にハンドバッグに忍ばせておくのが用途となる
そういう使い方をしていればブルーイングも剥げてくるだろうからリアルと言えなくもない




Colt 25 Autoの分解法について
セーフティをかけた状態でスライドを引き切るとスライドにフックする




この状態でバレルを反時計回りに回転させる
およそ120度程度回転させるとバレルとフレームのロックが外れる




この状態でスライドグループが前に引き出せる




フィールドストリッピング状態まで分解した25 Auto




バレルのラグはフレームのラグと噛み合うようになっている
25 cal弾は弱装弾なのでショートリコイルロッキングのようなメカは搭載されていない
これは部品数を少なくして勝手に分解しないようロックするだけのラグ
固定に別部品を使わないことで故障を少なくしたいということのようだ




シンプル極まりないメカだが面白いのはマガジンセーフティがあること
マガジンを抜くとマガジンハウス内のこの部品がトリガーをロックして発砲できなくなる
マガジンが固定されていない状態でガンファイトを始めてしまうのは危険なことなので
マガジンがなければ発砲できないようにしたのかもしれない
意味はよくわからないがこんな小さな銃にもオーバーテクな安全装置を組み込んだのが面白い




バレルの映り込みの感じ




立った!クララが立った!…はともかくブルーイングにも若干課題が残ったが
逆にケースハードゥンは結構リアルにできることが判明した
例のチーフの仕上げについて多少方針変更はあるものの少しアイデアがまとまりつつある



2018年3月5日
















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