チーフのホルスター入手〜古いホルスターの欠陥を知る〜メタルパーカーの使い道を試すの３本をお送りします

時々思い出したように昔愛用していたモデルガンなどを引っ張り出してくる…の第２５弾

チーフの…というよりJフレーム用のいいホルスターが欲しくなった。

それでイーストAのホルスターを入手した。

見た目が黒の牛革製で、パッと見た印象は警察が採用している私服警官用のホルスターに似ていなくもない。
実際には警察が使用しているのはサムブレークタイプで、イーストAはファーストフィンガーブレークというか、人差し指でストラップを解除するタイプだからかなり形は違う。

作りはかなりがっしりしていて合わせの皮の間に２枚も皮が挟まれていてそれが２重のがっしりした縫製で固定されているので実銃用といわれても信じてしまうような作りだ。

イーストAのJフレーム用ホルスターとチーフスペシャル
モデルガンのホルスターはハンマー側でストラップを止めるサムブレークタイプが多いが
Jフレームにはセンチニアルやボディガードなどいろいろな形があるので
その方式だと銃に合わせていろいろなサイズのホルスターを用意しないといけない
このトリガーガード側で止めるファーストフィンガーブレークならどのタイプも同じ形でいける

これならグリップアダプター付きでもそうでなくてもトリガーガードで止まるのでこれ一つで全部いける
色はブラウンと黒があるがチーフやセンチニアルには黒のイメージが合う気がする

このホルスターの感心したのは表と裏の合わせの縫い目に
２枚も皮を挟んで中のスペースの型を確保していること
ファーストフィンガーブレークのフラップも分厚い皮を
２枚合わせしてへたらないようにしている
まるで実銃用のようなしっかりした作りだ

チーフとホルスター

裏のベルトループにSW36と書いた適用銃表示
このベルトループがさっきのフラップと一体になっている作り
縫製もがっしりしている

ところでセンチニアルを導入してしばらくシリンダーに６箇所こんな傷が入っていることに気がついた

最初メカ的なものかと思ったが実は以前紹介したCMC製のホルスターの留め金の傷と判明した
今回手に入れたイーストAは留め金の裏をちゃんとフエルトで覆っている

CMCはこの留め金がちょうどシリンダーの上に来ていて
これを止めるたびに銃に傷をつけていることに気がついた
今まで気に留めていなかったがチーフも全く同じ場所に傷があることに気がついた

それで急遽合成皮革の古い財布を潰してホルスターの裏打ちにした
他にも銃に傷をつけるホルスターがあるかもしれない

次のチャレンジ…以前ここでインディのパーカーシールの
仕上げに使っていたメタルパーカーを単独で使ったらどうなるか試してみた
そのためにテストピースとして以前チラ見せしたボウリングピンガンの
スライド・バレルウエイトを1000番ペーパーとコンパウンドでピカピカに磨き上げた

ABSの地の黒だが顔が映るくらいテカテカにはなる

これにメタルパーカーを塗装して48時間乾燥後磨き上げてメタリックな黒を再現してみた

金属的なテカリは出たしパーカーシールよりは下地の黒の分だけ黒い色にはなる
メタルパーカーは半透明な塗料だから下地の黒の質で色目がかなり変わる
ただまだらに下地の色にムラができるのが気になったので一度はがして
ミッチャクロンを吹いてこれをアクリルカラーシンナーで拭いて伸ばして
その上からメタルパーカーを吹き直した結果一応均一なメタルの黒になった

バレルウエイトの色目がスライドとちょっと違うのは下塗りの黒の有無の違い

ABSの地肌を磨いたほうがテカリは強いが光の加減でABSの地肌と
バレるのでやはり黒塗装の上にメタルパーカーもテストしてみたい

ただいまバレルは別の塗料のテスト中なので仮組のバレルなしだがこんなイメージ

プラ地肌のCZ75やベレッタM92SBがあるのでこれを
艶のあるブルー仕上げにしたいのでいろいろテストしている
うまくいけばABS地肌のチーフもなんとかしたいと未だに思っている
これはそのテストだが銃Ⅱを塗って磨き上げた上から
メタルパーカーという組み合わせも使えるような気がしてきた
しかし塗装の試行錯誤にはまってから思うようにいかないことが多くてストレスになっている
テッポの塗装は暗黒面だ…これに落ちると抜け出られなくなる